酔った貴方も良いけれど。
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◆宍戸陸
宍戸先輩から『どうせ暇でしょ?ボクの部屋に来てね♪』と失礼だが図星なメールが来たので、先輩の部屋の扉をノックした。
中から「はーい」と高い声が応答し、扉が開く。
「ようこそ、一条!」
「こんにちは、宍戸先輩」
「ふふっ!環からお土産貰ったから、一緒に食べようと思って♪入って入って~」
「お邪魔しまーす」
ソファに座ると、宍戸先輩のとりまき達が飲み物を用意してくれた。
次いでチョコレートを乗せた皿を持った宍戸先輩がやって来て、私の隣に座る。
「さ、食べて食べて。環が選んだ奴だから、きっと美味しいよ」
私はいただきますと呟いて、一口大のチョコレートを摘んで口に入れた。
「深みのある味わいって感じで美味しいです!」
宍戸先輩に感想を求められたのでそう応えると、先輩はにっこり笑って「美味しいんだ。じゃあボクも食べよ~♪」なんて言って、チョコレートに手を伸ばす。
私は毒見役だったのか。
そんな事を思いながら飲み物を飲む。
すると、急に誰かに抱き付かれ、飲み物を吹き出しかけた。
見ると宍戸先輩が私の腰にギュッと腕を回している。
「り、陸様!?」
「どうされましたか!?」
とりまき達が口々に心配の言葉を掛ける。
しかし宍戸先輩はフフフと笑うと、呂律の回らない口調で何やら喋っている。
「大変だ!このチョコレートはアルコールが含まれているみたいだぞ!」
「何だって!?」
「陸様は酔ってらっしゃるのか?」
「酔っている陸様も可愛らしい…!」
とりまき達が何やら騒いでいたが、聞き耳立てると、宍戸先輩は酔ってしまったらしい。
「会長に知らせに行くぞ!」
「はっ!」
ドタドタと部屋を出て行くとりまき達。
部屋には、宍戸先輩と2人きりになってしまった。
「先輩、大丈夫ですか?」
「んふふ~、一条が居るから大丈夫だよぉ」
「…大丈夫じゃなさそうですね」
→執間和虎
宍戸先輩から『どうせ暇でしょ?ボクの部屋に来てね♪』と失礼だが図星なメールが来たので、先輩の部屋の扉をノックした。
中から「はーい」と高い声が応答し、扉が開く。
「ようこそ、一条!」
「こんにちは、宍戸先輩」
「ふふっ!環からお土産貰ったから、一緒に食べようと思って♪入って入って~」
「お邪魔しまーす」
ソファに座ると、宍戸先輩のとりまき達が飲み物を用意してくれた。
次いでチョコレートを乗せた皿を持った宍戸先輩がやって来て、私の隣に座る。
「さ、食べて食べて。環が選んだ奴だから、きっと美味しいよ」
私はいただきますと呟いて、一口大のチョコレートを摘んで口に入れた。
「深みのある味わいって感じで美味しいです!」
宍戸先輩に感想を求められたのでそう応えると、先輩はにっこり笑って「美味しいんだ。じゃあボクも食べよ~♪」なんて言って、チョコレートに手を伸ばす。
私は毒見役だったのか。
そんな事を思いながら飲み物を飲む。
すると、急に誰かに抱き付かれ、飲み物を吹き出しかけた。
見ると宍戸先輩が私の腰にギュッと腕を回している。
「り、陸様!?」
「どうされましたか!?」
とりまき達が口々に心配の言葉を掛ける。
しかし宍戸先輩はフフフと笑うと、呂律の回らない口調で何やら喋っている。
「大変だ!このチョコレートはアルコールが含まれているみたいだぞ!」
「何だって!?」
「陸様は酔ってらっしゃるのか?」
「酔っている陸様も可愛らしい…!」
とりまき達が何やら騒いでいたが、聞き耳立てると、宍戸先輩は酔ってしまったらしい。
「会長に知らせに行くぞ!」
「はっ!」
ドタドタと部屋を出て行くとりまき達。
部屋には、宍戸先輩と2人きりになってしまった。
「先輩、大丈夫ですか?」
「んふふ~、一条が居るから大丈夫だよぉ」
「…大丈夫じゃなさそうですね」
→執間和虎