○○の秋
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◆藤吾悟史
放課後。
私は頭に疑問符をいくつも浮かべながら、生徒会室の扉の前まで来ていた。
昼休み。
廊下で偶然藤吾先輩に会った時、放課後に生徒会室へ来てくれと頼まれた。
珍しいなと思いながらも了承し、現在に至る。
「失礼します」
生徒会室の扉を開けると、会長が優雅にティータイムを楽しんでいた。
「会長…藤吾先輩は何処ですか?」
「悟史なら何やら材料を取りに行くと言って消えたが…。悟史に用か?」
「用というか、先輩に呼ばれて来たんで…」
会長は珍しいなという目をした後、私にソファに座るようすすめた。
会長の言葉に甘え座ろうとした時、生徒会室の扉が開かれた。
「お姫さん、もう来てたんか」
台詞に反して藤吾先輩の表情は無。
「いえ、さっき来たばかりです。ってかそのダンボールは?」
「ああ、気にせんでええよ。ただの材料やし」
先輩が言うと余計気になってしまう。
「話変わるけど、秋ってええ季節やと思わんか?お姫さん」
本当に話題が変わって私が不思議がる表情をしても、先輩はさほど気にせず話を続ける。
「暑くもなく寒くもなく。ファッションを楽しむのにピッタリや思うんよ。ちゅー訳で」
先輩は私にさっと近付くと、妖しく微笑み言った。
「脱いで?お姫さん」
「…え?話が全く繋がってませんよ?何がどうして脱がなきゃダメなんですか!?」
言っている間にブレザーは剥ぎ取られていた。
これ以上脱がされてたまるかと、シャツのボタンを守るよう腕を前でクロスさせた。
すると先輩はわざとらしく溜め息を零し言った。
「本当は何も着てへん上から測るんが一番やけど、しゃーない。その上から測るから、大人しくしてや?」
先輩は制服のポケットからメジャーを取り出した。
「突然頭にいくつものアイデアが下りて来てな、はよ形にしたいねん、協力して?」
もしかして、と私は質問した。
「服作り、ですか?」
「それ以外何があんねん」
秋も私は藤吾先輩の着せかえ人形となるらしい。
というか、服作るならそうと最初から言って欲しかった。
「胸のサイズ変化なし…。つまらんな、一回揉んであげよか?」
「変態ッ!!」
藤吾悟史は裁縫の秋。
→二階堂修次
放課後。
私は頭に疑問符をいくつも浮かべながら、生徒会室の扉の前まで来ていた。
昼休み。
廊下で偶然藤吾先輩に会った時、放課後に生徒会室へ来てくれと頼まれた。
珍しいなと思いながらも了承し、現在に至る。
「失礼します」
生徒会室の扉を開けると、会長が優雅にティータイムを楽しんでいた。
「会長…藤吾先輩は何処ですか?」
「悟史なら何やら材料を取りに行くと言って消えたが…。悟史に用か?」
「用というか、先輩に呼ばれて来たんで…」
会長は珍しいなという目をした後、私にソファに座るようすすめた。
会長の言葉に甘え座ろうとした時、生徒会室の扉が開かれた。
「お姫さん、もう来てたんか」
台詞に反して藤吾先輩の表情は無。
「いえ、さっき来たばかりです。ってかそのダンボールは?」
「ああ、気にせんでええよ。ただの材料やし」
先輩が言うと余計気になってしまう。
「話変わるけど、秋ってええ季節やと思わんか?お姫さん」
本当に話題が変わって私が不思議がる表情をしても、先輩はさほど気にせず話を続ける。
「暑くもなく寒くもなく。ファッションを楽しむのにピッタリや思うんよ。ちゅー訳で」
先輩は私にさっと近付くと、妖しく微笑み言った。
「脱いで?お姫さん」
「…え?話が全く繋がってませんよ?何がどうして脱がなきゃダメなんですか!?」
言っている間にブレザーは剥ぎ取られていた。
これ以上脱がされてたまるかと、シャツのボタンを守るよう腕を前でクロスさせた。
すると先輩はわざとらしく溜め息を零し言った。
「本当は何も着てへん上から測るんが一番やけど、しゃーない。その上から測るから、大人しくしてや?」
先輩は制服のポケットからメジャーを取り出した。
「突然頭にいくつものアイデアが下りて来てな、はよ形にしたいねん、協力して?」
もしかして、と私は質問した。
「服作り、ですか?」
「それ以外何があんねん」
秋も私は藤吾先輩の着せかえ人形となるらしい。
というか、服作るならそうと最初から言って欲しかった。
「胸のサイズ変化なし…。つまらんな、一回揉んであげよか?」
「変態ッ!!」
藤吾悟史は裁縫の秋。
→二階堂修次