酔った貴方も良いけれど。
Name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
◆大参彰
放課後。
私は貰ったお土産を手に、彰くんの部屋を訪れていた。
今日は部活が無かったらしく、ノックをするとすぐに彰くんは顔を出した。
「会長から海外旅行のお土産貰ったの。一緒に食べよ!」
「あの会長のお土産なら、きっと美味いんだろうなあ!」
彰くんは、嬉しそうに二人分のコップにジュースを注いでくれる。
「わぁ~、形もお洒落で可愛い!」
「いただきまーす!」
私達は揃ってチョコレートを口に入れる。
口内には甘みと苦みがふんわりと広がり、微かに香るワインのような匂いに酔いしれる。
……って、ワイン?
ハッとして、私はチョコレートが入っていたパッケージを見る。
すると、アルコールが含まれているとの注意書きがしっかりと書かれていた。
「彰くん、これアルコール入ってるって。大丈夫だった?」
心配になり彰くんに問い掛けると、こてん。
私の肩にほどよい重さが加わった。
少し驚いて肩を見ると、彰くんがスヤスヤと寝息を立てて眠っていた。
「……彰くんは、酔うと寝ちゃうんだ……」
彰くんの寝顔を見るのは初めてな気がして、私は思わず頬を軽く指でつついた。
▶四之森環
▶藤吾悟史
▶二階堂修次
▶宍戸陸
▶執間和虎
▶あとがき
放課後。
私は貰ったお土産を手に、彰くんの部屋を訪れていた。
今日は部活が無かったらしく、ノックをするとすぐに彰くんは顔を出した。
「会長から海外旅行のお土産貰ったの。一緒に食べよ!」
「あの会長のお土産なら、きっと美味いんだろうなあ!」
彰くんは、嬉しそうに二人分のコップにジュースを注いでくれる。
「わぁ~、形もお洒落で可愛い!」
「いただきまーす!」
私達は揃ってチョコレートを口に入れる。
口内には甘みと苦みがふんわりと広がり、微かに香るワインのような匂いに酔いしれる。
……って、ワイン?
ハッとして、私はチョコレートが入っていたパッケージを見る。
すると、アルコールが含まれているとの注意書きがしっかりと書かれていた。
「彰くん、これアルコール入ってるって。大丈夫だった?」
心配になり彰くんに問い掛けると、こてん。
私の肩にほどよい重さが加わった。
少し驚いて肩を見ると、彰くんがスヤスヤと寝息を立てて眠っていた。
「……彰くんは、酔うと寝ちゃうんだ……」
彰くんの寝顔を見るのは初めてな気がして、私は思わず頬を軽く指でつついた。
▶四之森環
▶藤吾悟史
▶二階堂修次
▶宍戸陸
▶執間和虎
▶あとがき