酔った貴方も良いけれど。
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◆大参彰
放課後。
私は貰ったお土産を手に、彰くんの部屋を訪れていた。
今日は部活が無かったらしく、ノックをするとすぐに彰くんは顔を出した。
「会長から海外旅行のお土産貰ったの。一緒に食べよ!」
「あの会長のお土産なら、きっと美味いんだろうなあ!」
彰くんは、嬉しそうに2人分のコップにジュースを注いでくれる。
「わぁ~、形もお洒落で可愛い!」
「いただきまーす!」
私達は揃ってチョコレートを口に入れる。
口内には甘みと苦みがふんわりと広がり、微かに香るワインのような匂いに酔いしれる。
…って、ワイン?
ハッとして、私はチョコレートが入っていたパッケージを見る。
すると、アルコールが含まれているとの注意書きがしっかりと書かれていた。
「彰くん、これアルコール入ってるって。大丈夫だった?」
心配になり彰くんに問い掛けると、こてん。
私の肩にほどよい重さが加わった。
少し驚いて肩を見ると、彰くんがスヤスヤと寝息を立てて眠っていた。
「…彰くんは、酔うと寝ちゃうんだ…」
彰くんの寝顔を見るのは初めてな気がして、私は思わず頬を軽く指でつついた。
→宍戸陸
放課後。
私は貰ったお土産を手に、彰くんの部屋を訪れていた。
今日は部活が無かったらしく、ノックをするとすぐに彰くんは顔を出した。
「会長から海外旅行のお土産貰ったの。一緒に食べよ!」
「あの会長のお土産なら、きっと美味いんだろうなあ!」
彰くんは、嬉しそうに2人分のコップにジュースを注いでくれる。
「わぁ~、形もお洒落で可愛い!」
「いただきまーす!」
私達は揃ってチョコレートを口に入れる。
口内には甘みと苦みがふんわりと広がり、微かに香るワインのような匂いに酔いしれる。
…って、ワイン?
ハッとして、私はチョコレートが入っていたパッケージを見る。
すると、アルコールが含まれているとの注意書きがしっかりと書かれていた。
「彰くん、これアルコール入ってるって。大丈夫だった?」
心配になり彰くんに問い掛けると、こてん。
私の肩にほどよい重さが加わった。
少し驚いて肩を見ると、彰くんがスヤスヤと寝息を立てて眠っていた。
「…彰くんは、酔うと寝ちゃうんだ…」
彰くんの寝顔を見るのは初めてな気がして、私は思わず頬を軽く指でつついた。
→宍戸陸