酔った貴方も良いけれど。
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◆藤吾悟史
「このチョコレート美味しそうですねぇ!」
私は、皿に盛り付けたチョコレートを眺めながら言った。
「俺もまだ食べてないんだが、きっと美味しいはずだ。なんたってこの俺様が選んだんだからな!」
「あー、ハイ…」
会長の言葉を適当に流していると、藤吾先輩が生徒会室に入って来た。
「…ソレが環のお土産っちゅーチョコレート?」
「ああ。是非食べてくれ」
「じゃ、遠慮なく」
藤吾先輩はひょいとチョコレートを一粒口に入れると、ソファに座った。
「では私は飲み物用意しますね。会長も座っててください」
私は皿をテーブルに置いて、簡易キッチンへと足を運ぶ。
「お待たせしました~」
お盆に乗せたカップを先輩達の前へ置く。
私は残ったカップを持って、藤吾先輩の隣に腰を下ろした。
「先輩、チョコの味はいかがで──」
──したか。
そう口に出す前に、柔らかく温かい感触が唇に当たった。
「悟史…!?」
会長が驚いた声を上げる。無理もない。
藤吾先輩は今、私に口付けをしているのだから。
逃げる隙を無くした私に、先輩は何度も何度もキスをしてくる。
戸惑う私に、これまた戸惑う会長の声が届いた。
「…一条、すまない。このチョコレート、アルコールが入ってるようだ」
→二階堂修次
「このチョコレート美味しそうですねぇ!」
私は、皿に盛り付けたチョコレートを眺めながら言った。
「俺もまだ食べてないんだが、きっと美味しいはずだ。なんたってこの俺様が選んだんだからな!」
「あー、ハイ…」
会長の言葉を適当に流していると、藤吾先輩が生徒会室に入って来た。
「…ソレが環のお土産っちゅーチョコレート?」
「ああ。是非食べてくれ」
「じゃ、遠慮なく」
藤吾先輩はひょいとチョコレートを一粒口に入れると、ソファに座った。
「では私は飲み物用意しますね。会長も座っててください」
私は皿をテーブルに置いて、簡易キッチンへと足を運ぶ。
「お待たせしました~」
お盆に乗せたカップを先輩達の前へ置く。
私は残ったカップを持って、藤吾先輩の隣に腰を下ろした。
「先輩、チョコの味はいかがで──」
──したか。
そう口に出す前に、柔らかく温かい感触が唇に当たった。
「悟史…!?」
会長が驚いた声を上げる。無理もない。
藤吾先輩は今、私に口付けをしているのだから。
逃げる隙を無くした私に、先輩は何度も何度もキスをしてくる。
戸惑う私に、これまた戸惑う会長の声が届いた。
「…一条、すまない。このチョコレート、アルコールが入ってるようだ」
→二階堂修次