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生徒会室からの帰り、霜月先生が歩いているのが見えた。
折角なので声を掛けようとするも、先生はすぐに近くの教室へ入ってしまい挨拶するタイミングを失ってしまった。
仕方無いのでそのまま寮へ帰ろうと、先ほど霜月先生が入っていった教室の前を通る。
「じゃあ霜月くん、お願い出来るかな?」
「はい!…んッ、ちょっとキツい、ですね」
「はは、無理しなくて大丈夫だよ」
中からは霜月先生、それと執間先生の声が聞こえた。
それに時折、霜月先生の喘ぎ声のようなものも聞こえる。
私は思わず息を潜め、扉の向こうの音を盗み聞きしていた。
「ん…ふぅ」
「じゃあ俺はそろそろ会議あるから。悪いが暫くひとりでやっててくれ」
「あっ、はい」
ひとりでヤっててくれ…?
私の脳は危ない変換と妄想をしてしまう。
にやける口元を手で押さえていると、教室の扉が開いて執間先生が姿を見せる。
「あれ、一条?どうした、こんな所で」
「えっ、あ、先生こそ!誰も居ないからってその…」
「俺は会議行くから、暇なら一条も教室の片付け手伝ってやってくれ」
そう言って執間先生は、通りすがりに私の頭をぽんと叩く。
教室を覗くと、霜月先生が重そうな段ボール箱を移動させては中を整理していっている。
「なんだ、私の勘違いでしたか…」
良かったような、残念なような。
「一条さん、もしかして手伝ってくれるのかな?」
「私で良ければ喜んで」
邪な考えは捨て、私は霜月先生の手伝いに精を出すのだった。
─ END ─
【あとがき】
霜月先生可愛いですよね(笑)
2014/11/25
折角なので声を掛けようとするも、先生はすぐに近くの教室へ入ってしまい挨拶するタイミングを失ってしまった。
仕方無いのでそのまま寮へ帰ろうと、先ほど霜月先生が入っていった教室の前を通る。
「じゃあ霜月くん、お願い出来るかな?」
「はい!…んッ、ちょっとキツい、ですね」
「はは、無理しなくて大丈夫だよ」
中からは霜月先生、それと執間先生の声が聞こえた。
それに時折、霜月先生の喘ぎ声のようなものも聞こえる。
私は思わず息を潜め、扉の向こうの音を盗み聞きしていた。
「ん…ふぅ」
「じゃあ俺はそろそろ会議あるから。悪いが暫くひとりでやっててくれ」
「あっ、はい」
ひとりでヤっててくれ…?
私の脳は危ない変換と妄想をしてしまう。
にやける口元を手で押さえていると、教室の扉が開いて執間先生が姿を見せる。
「あれ、一条?どうした、こんな所で」
「えっ、あ、先生こそ!誰も居ないからってその…」
「俺は会議行くから、暇なら一条も教室の片付け手伝ってやってくれ」
そう言って執間先生は、通りすがりに私の頭をぽんと叩く。
教室を覗くと、霜月先生が重そうな段ボール箱を移動させては中を整理していっている。
「なんだ、私の勘違いでしたか…」
良かったような、残念なような。
「一条さん、もしかして手伝ってくれるのかな?」
「私で良ければ喜んで」
邪な考えは捨て、私は霜月先生の手伝いに精を出すのだった。
─ END ─
【あとがき】
霜月先生可愛いですよね(笑)
2014/11/25
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