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眠れない。
頭まで隠すように布団に潜っても、なかなか睡魔は現れない。
もちろん頭の中で羊を数えたりもしたが、全くダメだった。
「はぁ…修次くんまだ起きてるかな」
時刻は12時。
私は携帯電話を耳にあてた。
3コール目が響いた瞬間、聞き慣れた声が耳を撫でる。
『唯?どうしたの?』
「なかなか寝れなくて…ごめん、起こしちゃった?」
『大丈夫だよ、そろそろ寝ようかなって思ってた所で』
「そうなんだ、なおさらごめん…」
私がまた謝ると、修次くんはフフッと笑った。
『生憎、俺も眠気はまだ無いんだ。唯が眠くなるまで付き合うよ』
それから私達は、今日あった事など他愛の無い話をした。
時計がそろそろ1時をさそうとする頃、私のもとに睡魔が訪れた。
『眠くなってきた?』
「うん…でももう1時になっちゃうね。こんな時間までごめん…」
『また謝った。気にしないでよ、唯から電話来てすごく嬉しかったのに』
「私も、そう言われるとすごく嬉しい」
『眠れない時はまた電話してよ、いくらでも付き合うから』
「ふふ、うん、また電話するね。おやすみなさい」
『おやすみなさい』
通話を終えてすぐさまベッドに横になる。
修次くんの声がまだ耳に残っているうちに、私は瞼を閉じて眠りについたのだった。
─ END ─
【あとがき】
本家では主人公と修次は同室ですが、異性設定と言う事で主人公は一人部屋なのです。
2013/10/17
頭まで隠すように布団に潜っても、なかなか睡魔は現れない。
もちろん頭の中で羊を数えたりもしたが、全くダメだった。
「はぁ…修次くんまだ起きてるかな」
時刻は12時。
私は携帯電話を耳にあてた。
3コール目が響いた瞬間、聞き慣れた声が耳を撫でる。
『唯?どうしたの?』
「なかなか寝れなくて…ごめん、起こしちゃった?」
『大丈夫だよ、そろそろ寝ようかなって思ってた所で』
「そうなんだ、なおさらごめん…」
私がまた謝ると、修次くんはフフッと笑った。
『生憎、俺も眠気はまだ無いんだ。唯が眠くなるまで付き合うよ』
それから私達は、今日あった事など他愛の無い話をした。
時計がそろそろ1時をさそうとする頃、私のもとに睡魔が訪れた。
『眠くなってきた?』
「うん…でももう1時になっちゃうね。こんな時間までごめん…」
『また謝った。気にしないでよ、唯から電話来てすごく嬉しかったのに』
「私も、そう言われるとすごく嬉しい」
『眠れない時はまた電話してよ、いくらでも付き合うから』
「ふふ、うん、また電話するね。おやすみなさい」
『おやすみなさい』
通話を終えてすぐさまベッドに横になる。
修次くんの声がまだ耳に残っているうちに、私は瞼を閉じて眠りについたのだった。
─ END ─
【あとがき】
本家では主人公と修次は同室ですが、異性設定と言う事で主人公は一人部屋なのです。
2013/10/17
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