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「我が王子、環様ー!」
放課後。
私は生徒会室の扉をノックし、そんな事を叫びながら扉を開いた。
すると、いつもの席に座り仕事をこなす環が目に入る。
「どうした?我がプリンセス唯」
「ノってくれた!」
「ノるも何も、本当の事だろ」
「ふふ。まあね」
私は自分で紅茶を淹れ、ソファに腰掛けた。
「そういえば藤吾先輩は?」
「悟史なら息抜きして来ると言って出て行ったから、書庫にでも居るんじゃないか?」
「そうなんですか」
「なんだ?急に来たと思ったら悟史に用があったのか?」
環の機嫌があからさまに悪くなった。
キングの機嫌を直すのは少々難しい。
私はソファから立ち上がり、環に近寄った。
「もしかして嫉妬?」
「…ふん」
そっぽを向いた彼にぎゅっと抱き付く。
「環に会いに来たに決まってるでしょ?珍しく先輩が居ないから、今日はこのまま環と2人きりなのかなぁ…って」
耳元でそう囁けば。
「……っ!貴様、そこで喋るな…ッ」
「感じちゃうから?」
ビクッと肩を震わせた環を、ニヤニヤと見下ろす。
彼は私を見上げ睨み付けるも、潤んだ瞳では何も怖くはない。
「誕生日おめでと、環」
わざと再び耳元で言ってキスを落とす。
小さく喘ぐ環が可愛くて、首筋に顔を埋めた。
「プレゼントと言ったらなんだけど、今日は焦らしは無しにしてあげる」
「はっ、特に嬉しくはねぇプレゼントだな」
「強がっちゃって可愛い」
「俺様に可愛いなど言うなッ」
顔を赤くして抗議する環を適当に宥めて、椅子から立つよう促した。
「先輩が来ないうちに続きしちゃいますか?」
「馬鹿か…」
環の肩に手を置き、背伸びして軽いキスをする。
彼の照れたような表情を見て、やはり可愛いと思った。
***********
Happy birthday!!
***********
「…そろそろええか?」
「うわ!藤吾先輩!」
「悟史、いつの間に!?」
「お姫さんが環に抱き付いとる所からやな」
「と言う事は先輩……」
「環はお姫さんに焦らされるんが好きなんやなぁ」
「…!!」
─ END ─
【あとがき】
環誕生日おめでとうございます!
俺様受は可愛いと思います(笑)
バースデー壁紙もGET出来ましたよ~!
カッコ良いです(´∀`)
2014/08/25
放課後。
私は生徒会室の扉をノックし、そんな事を叫びながら扉を開いた。
すると、いつもの席に座り仕事をこなす環が目に入る。
「どうした?我がプリンセス唯」
「ノってくれた!」
「ノるも何も、本当の事だろ」
「ふふ。まあね」
私は自分で紅茶を淹れ、ソファに腰掛けた。
「そういえば藤吾先輩は?」
「悟史なら息抜きして来ると言って出て行ったから、書庫にでも居るんじゃないか?」
「そうなんですか」
「なんだ?急に来たと思ったら悟史に用があったのか?」
環の機嫌があからさまに悪くなった。
キングの機嫌を直すのは少々難しい。
私はソファから立ち上がり、環に近寄った。
「もしかして嫉妬?」
「…ふん」
そっぽを向いた彼にぎゅっと抱き付く。
「環に会いに来たに決まってるでしょ?珍しく先輩が居ないから、今日はこのまま環と2人きりなのかなぁ…って」
耳元でそう囁けば。
「……っ!貴様、そこで喋るな…ッ」
「感じちゃうから?」
ビクッと肩を震わせた環を、ニヤニヤと見下ろす。
彼は私を見上げ睨み付けるも、潤んだ瞳では何も怖くはない。
「誕生日おめでと、環」
わざと再び耳元で言ってキスを落とす。
小さく喘ぐ環が可愛くて、首筋に顔を埋めた。
「プレゼントと言ったらなんだけど、今日は焦らしは無しにしてあげる」
「はっ、特に嬉しくはねぇプレゼントだな」
「強がっちゃって可愛い」
「俺様に可愛いなど言うなッ」
顔を赤くして抗議する環を適当に宥めて、椅子から立つよう促した。
「先輩が来ないうちに続きしちゃいますか?」
「馬鹿か…」
環の肩に手を置き、背伸びして軽いキスをする。
彼の照れたような表情を見て、やはり可愛いと思った。
***********
Happy birthday!!
***********
「…そろそろええか?」
「うわ!藤吾先輩!」
「悟史、いつの間に!?」
「お姫さんが環に抱き付いとる所からやな」
「と言う事は先輩……」
「環はお姫さんに焦らされるんが好きなんやなぁ」
「…!!」
─ END ─
【あとがき】
環誕生日おめでとうございます!
俺様受は可愛いと思います(笑)
バースデー壁紙もGET出来ましたよ~!
カッコ良いです(´∀`)
2014/08/25
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