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「あー暑い!あーつーいー」
団扇片手に生徒会室のソファで横になりそう叫ぶ。
最近急に気温が上がり、まさしく夏と言った感じだ。
「悟史くんは暑くないの?」
パソコンに向かう悟史くんに声を掛ける。
彼はどこかだるそうな顔をして私を見た。
「暑いに決まっとるやろ。仕事も全っ然捗らんわ」
「涼し気な顔してるから、暑いの平気だと思ってた。悟史くんも人の子なんだね」
「訳分からんわ」
一段落したのか、パソコンを閉じて頬杖をつく彼。
「時に唯」
「なんですか?」
「最近スカートの丈が更に短くなったんとちゃう?」
「だって暑いし。…それがどうかした?」
首を傾げて悟史くんを見ると、彼は溜息混じりに言った。
「ココからやと中、丸見えやで」
「嘘!早く言ってくださいよ!」
私は勢いよくスカートの裾を押さえる。
悟史くんは澄ました顔でプリントの整理を始めた。
「明日からスカート長くして穿き」
「うーん、でも暑いんだよ」
「……はぁ。気付けよ、お姫さん」
「ん?何か言いました?」
「なんでもあらへん」
彼が寂しそうな目をした様に見えたけど、その目はすぐプリントに落とされて見えなくなった。
─ END ─
【あとがき】
彼女のスカートが短くて密かに心配している先輩です。
ほんとは中見えてません。うん、きっと。
言おうとしたけどなかなか言えずに変態発言した感じですね。
2014/07/16
団扇片手に生徒会室のソファで横になりそう叫ぶ。
最近急に気温が上がり、まさしく夏と言った感じだ。
「悟史くんは暑くないの?」
パソコンに向かう悟史くんに声を掛ける。
彼はどこかだるそうな顔をして私を見た。
「暑いに決まっとるやろ。仕事も全っ然捗らんわ」
「涼し気な顔してるから、暑いの平気だと思ってた。悟史くんも人の子なんだね」
「訳分からんわ」
一段落したのか、パソコンを閉じて頬杖をつく彼。
「時に唯」
「なんですか?」
「最近スカートの丈が更に短くなったんとちゃう?」
「だって暑いし。…それがどうかした?」
首を傾げて悟史くんを見ると、彼は溜息混じりに言った。
「ココからやと中、丸見えやで」
「嘘!早く言ってくださいよ!」
私は勢いよくスカートの裾を押さえる。
悟史くんは澄ました顔でプリントの整理を始めた。
「明日からスカート長くして穿き」
「うーん、でも暑いんだよ」
「……はぁ。気付けよ、お姫さん」
「ん?何か言いました?」
「なんでもあらへん」
彼が寂しそうな目をした様に見えたけど、その目はすぐプリントに落とされて見えなくなった。
─ END ─
【あとがき】
彼女のスカートが短くて密かに心配している先輩です。
ほんとは中見えてません。うん、きっと。
言おうとしたけどなかなか言えずに変態発言した感じですね。
2014/07/16
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