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「唯、どうした?」
生徒会の仕事に励む環の事をじっと見ていたら、プリントから顔を上げた彼にそう聞かれた。
「んー。どうして環は私と付き合ってるんだろうと不思議に思って」
「はあ?」
ふと思った事をぽつりと零すと、環はぽかんとした表情をした。
「近くに立派な女子校あるし、そもそも環だったら相手候補はいくらでも居ただろうし。どうして私なのかなぁって」
「お前の全てに惚れたからに決まってんだろ」
さらっと言ってのける環に、こっちが恥ずかしくなる。
「…じゃあ私より素敵な人が居たら?」
「愚問だな」
環は椅子に背を預け続けた。
「どんなに素敵な人が現れたとしても、この俺様に見合うのは唯だけだからな」
「言い寄られても浮気しない?」
「する訳無いだろ」
「私に飽きたりする事は?」
「それも当然無いな」
即答してくれる環に、思わず嬉しくなる。
私はソファに体育座りをして、ニヤケた顔を隠す様に膝に額をつけた。
すると環が、書類をトンと揃えて言った。
「そう言うお前はどうなんだよ?」
顔を上げて環を見ると、視線が合う。
彼は意地悪そうな顔をして私の答えを待っていた。
「言わなくても分かるでしょ」
「お前もそうだろうに、俺に答えを求めただろ」
「…意地悪」
「なんとでも言え。俺はお前の口から直接気持ちを知りたい」
私は環の目を見つめて、それから目線を少し下げて深呼吸。
また目線を上げるも、恥ずかしくなって棚の方に視線をやって、ようやく彼の質問に答えた。
─ END ─
【あとがき】
うーん、中途半端!
続きは皆様の想像に任せます!
2014/06/22
生徒会の仕事に励む環の事をじっと見ていたら、プリントから顔を上げた彼にそう聞かれた。
「んー。どうして環は私と付き合ってるんだろうと不思議に思って」
「はあ?」
ふと思った事をぽつりと零すと、環はぽかんとした表情をした。
「近くに立派な女子校あるし、そもそも環だったら相手候補はいくらでも居ただろうし。どうして私なのかなぁって」
「お前の全てに惚れたからに決まってんだろ」
さらっと言ってのける環に、こっちが恥ずかしくなる。
「…じゃあ私より素敵な人が居たら?」
「愚問だな」
環は椅子に背を預け続けた。
「どんなに素敵な人が現れたとしても、この俺様に見合うのは唯だけだからな」
「言い寄られても浮気しない?」
「する訳無いだろ」
「私に飽きたりする事は?」
「それも当然無いな」
即答してくれる環に、思わず嬉しくなる。
私はソファに体育座りをして、ニヤケた顔を隠す様に膝に額をつけた。
すると環が、書類をトンと揃えて言った。
「そう言うお前はどうなんだよ?」
顔を上げて環を見ると、視線が合う。
彼は意地悪そうな顔をして私の答えを待っていた。
「言わなくても分かるでしょ」
「お前もそうだろうに、俺に答えを求めただろ」
「…意地悪」
「なんとでも言え。俺はお前の口から直接気持ちを知りたい」
私は環の目を見つめて、それから目線を少し下げて深呼吸。
また目線を上げるも、恥ずかしくなって棚の方に視線をやって、ようやく彼の質問に答えた。
─ END ─
【あとがき】
うーん、中途半端!
続きは皆様の想像に任せます!
2014/06/22
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