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「陸ちゃん!今日もウルトラキュートですね!」
「当たり前でしょ?僕はこの学園で一番可愛いんだから」
そんなやりとりを展開させる放課後の生徒会室。
「ったく、ノロケなら他でやれよ」
会長が若干イラついた声で訴える。
そんな会長に私は陸ちゃんに頬ずりしながら言う。
「会長には陸ちゃんの可愛さが分からないんですか?」
「ああ、分からねぇな。とにかく、俺様は仕事中だから静かにしていろ」
「環ってばヒドいなぁ~。去年は僕に惚れ込んでた癖に」
会長の冷たい答えに、私は溜め息を零す。
「藤吾先輩はどうですか?陸ちゃん可愛いですよね?」
「いや、全く理解出来ひんわ」
「そうですよね~可愛いですよね~!…え?」
藤吾先輩はプリントをまとめながら、私達を見ている。
「てか2人見てると、どっちが彼氏なんか区別つかれへんな」
藤吾先輩が笑いながら言う。
残念ながら、それは今までいろんな人から言われてきた言葉だ。
「仕方ないですよ。陸ちゃんは私の天使ですから」
そう言うと、陸ちゃんは照れたようにニコッと笑った。
ああもう…
まさしく天使の笑顔だ。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「花曇」様よりお借りしました。
2013/10/11
「当たり前でしょ?僕はこの学園で一番可愛いんだから」
そんなやりとりを展開させる放課後の生徒会室。
「ったく、ノロケなら他でやれよ」
会長が若干イラついた声で訴える。
そんな会長に私は陸ちゃんに頬ずりしながら言う。
「会長には陸ちゃんの可愛さが分からないんですか?」
「ああ、分からねぇな。とにかく、俺様は仕事中だから静かにしていろ」
「環ってばヒドいなぁ~。去年は僕に惚れ込んでた癖に」
会長の冷たい答えに、私は溜め息を零す。
「藤吾先輩はどうですか?陸ちゃん可愛いですよね?」
「いや、全く理解出来ひんわ」
「そうですよね~可愛いですよね~!…え?」
藤吾先輩はプリントをまとめながら、私達を見ている。
「てか2人見てると、どっちが彼氏なんか区別つかれへんな」
藤吾先輩が笑いながら言う。
残念ながら、それは今までいろんな人から言われてきた言葉だ。
「仕方ないですよ。陸ちゃんは私の天使ですから」
そう言うと、陸ちゃんは照れたようにニコッと笑った。
ああもう…
まさしく天使の笑顔だ。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「花曇」様よりお借りしました。
2013/10/11
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