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執間先生が仕事を終えて帰路につくと思われる時間に、寮を抜け出して職員玄関で待ち伏せをする。
もう帰った後だろうかと不安になったが、10分程経つと執間先生が玄関から出て来た。
「先生、お疲れ様です!」
「唯。どうした?そろそろ門限だぞ」
驚いた表情を見せるも、すぐにいつもの優しい笑顔で私の頭を撫でる。
「今から先生の家に行っても良いですか?外泊届なら昨日出しましたよ」
「親戚の所に行くとか書いてた気がしたけど」
「本当の事なんて書ける訳ないじゃないですか」
「まぁ、それもそうか」
そう言って先生は歩き出す。
追い掛けて隣に並ぶと、ギュッと手を握られた。
先生の自宅は久しぶりに来たが、相変わらずシンプルな内装だ。
ソファに座ると、先生がコーヒーの入ったカップを持って隣に腰掛ける。
「久しぶりですね、ゆっくり2人で過ごすの」
「そうだね。…それにしても、どうして急に来たんだ?」
先生はそう言いながらコーヒーを啜る。
私は驚いて、思わず彼の顔を見た。
「え、今日は先生の誕生日ですよ」
「あ…そうだっけ?」
「せっかく甘い雰囲気の中でおめでとうって言おうと思ってたのにぃ」
わざとらしく頬を膨らませると、むにっと頬を摘まれた。
「膨れっ面の唯も可愛い」
「…無理矢理甘くしないでくださいよ」
「ふふ。照れてるの?」
「もー!誕生日おめでとっ」
先生の頬に軽いキスをして、照れ隠しに彼の胸に顔を埋めた。
***********
Happy birthday!!
***********
「今日はケーキより甘い唯を食べたいな」
「明日も学校なんだから駄目ですよ」
「今日誕生日なんだけどなぁ」
「忘れてたくせに!」
「はいはい、いただきまーす」
─ END ─
【あとがき】
執間先生誕生日おめでとう!
壁紙とても可愛かったです♪
2014/06/04
もう帰った後だろうかと不安になったが、10分程経つと執間先生が玄関から出て来た。
「先生、お疲れ様です!」
「唯。どうした?そろそろ門限だぞ」
驚いた表情を見せるも、すぐにいつもの優しい笑顔で私の頭を撫でる。
「今から先生の家に行っても良いですか?外泊届なら昨日出しましたよ」
「親戚の所に行くとか書いてた気がしたけど」
「本当の事なんて書ける訳ないじゃないですか」
「まぁ、それもそうか」
そう言って先生は歩き出す。
追い掛けて隣に並ぶと、ギュッと手を握られた。
先生の自宅は久しぶりに来たが、相変わらずシンプルな内装だ。
ソファに座ると、先生がコーヒーの入ったカップを持って隣に腰掛ける。
「久しぶりですね、ゆっくり2人で過ごすの」
「そうだね。…それにしても、どうして急に来たんだ?」
先生はそう言いながらコーヒーを啜る。
私は驚いて、思わず彼の顔を見た。
「え、今日は先生の誕生日ですよ」
「あ…そうだっけ?」
「せっかく甘い雰囲気の中でおめでとうって言おうと思ってたのにぃ」
わざとらしく頬を膨らませると、むにっと頬を摘まれた。
「膨れっ面の唯も可愛い」
「…無理矢理甘くしないでくださいよ」
「ふふ。照れてるの?」
「もー!誕生日おめでとっ」
先生の頬に軽いキスをして、照れ隠しに彼の胸に顔を埋めた。
***********
Happy birthday!!
***********
「今日はケーキより甘い唯を食べたいな」
「明日も学校なんだから駄目ですよ」
「今日誕生日なんだけどなぁ」
「忘れてたくせに!」
「はいはい、いただきまーす」
─ END ─
【あとがき】
執間先生誕生日おめでとう!
壁紙とても可愛かったです♪
2014/06/04
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