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「は~、収録終わったぁ!」
楽屋で唯は、手を組んで思い切り伸びをする。
「葵くんは、この後バラエティの収録だっけ?」
「はい。新しく始まる番組らしいのですが…」
「レギュラーかぁ、私まだ1本しか無いからなぁ」
そう嘆きながらも、唯はいそいそと帰り支度を済ませる。
「この後何かあるんですか?」
「えっ?あぁ、まあね。ちょっと用事が」
そういえば、火野坂も収録が終わるなりまっすぐ帰ってしまった。
皆忙しいのだろうと、僕も帰り支度を済ませ次の番組の楽屋へ向かった。
スタッフさんから番組の概要などを説明され、スタジオに移動する。
すると、突然何かが弾ける音が絶え間なく鳴り響いた。
「誕生日おめでとう、葵くん!」
「唯に…火野坂まで!2人共帰ったんじゃ…」
「バーカ。メンバーの誕生日を祝わない程、俺様は薄情じゃねぇよ」
「ふふっ、ありがとうございます」
祝ってくれた唯と火野坂に礼を言ってから、本来の自分の目的を思い出した。
「そういえば、新番組の収録は…?」
すると、唯が奥からキャスターが付いたテーブルを押してやって来た。
「じゃん!」
見ると、テーブルの上にはたくさんのフルーツで飾られたケーキが。
その中央に陣取るチョコのプレートに目を遣れば…。
「ドッキリだったんですか!?」
恐らく唯が書いたであろう『ドッキリ大成功』の文字と、可愛らしいハートのイラスト。
唯が笑顔で僕を抱き締める。
抱き締め返すと、唯は上目遣いで僕を見て、そっとキスをした。
***********
Happy birthday!!
***********
「コレ、ドッキリ番組で全国放送だぞお前ら」
「私達の愛はそんな障害たやすく越えてみせる!ね、葵くん!」
「流石に最後のキスはカットでお願いします…」
「照れんなリア充」
「こらこら、怒らないの俺様」
─ END ─
【あとがき】
葵誕生日おめでとう!
2014/05/03
楽屋で唯は、手を組んで思い切り伸びをする。
「葵くんは、この後バラエティの収録だっけ?」
「はい。新しく始まる番組らしいのですが…」
「レギュラーかぁ、私まだ1本しか無いからなぁ」
そう嘆きながらも、唯はいそいそと帰り支度を済ませる。
「この後何かあるんですか?」
「えっ?あぁ、まあね。ちょっと用事が」
そういえば、火野坂も収録が終わるなりまっすぐ帰ってしまった。
皆忙しいのだろうと、僕も帰り支度を済ませ次の番組の楽屋へ向かった。
スタッフさんから番組の概要などを説明され、スタジオに移動する。
すると、突然何かが弾ける音が絶え間なく鳴り響いた。
「誕生日おめでとう、葵くん!」
「唯に…火野坂まで!2人共帰ったんじゃ…」
「バーカ。メンバーの誕生日を祝わない程、俺様は薄情じゃねぇよ」
「ふふっ、ありがとうございます」
祝ってくれた唯と火野坂に礼を言ってから、本来の自分の目的を思い出した。
「そういえば、新番組の収録は…?」
すると、唯が奥からキャスターが付いたテーブルを押してやって来た。
「じゃん!」
見ると、テーブルの上にはたくさんのフルーツで飾られたケーキが。
その中央に陣取るチョコのプレートに目を遣れば…。
「ドッキリだったんですか!?」
恐らく唯が書いたであろう『ドッキリ大成功』の文字と、可愛らしいハートのイラスト。
唯が笑顔で僕を抱き締める。
抱き締め返すと、唯は上目遣いで僕を見て、そっとキスをした。
***********
Happy birthday!!
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「コレ、ドッキリ番組で全国放送だぞお前ら」
「私達の愛はそんな障害たやすく越えてみせる!ね、葵くん!」
「流石に最後のキスはカットでお願いします…」
「照れんなリア充」
「こらこら、怒らないの俺様」
─ END ─
【あとがき】
葵誕生日おめでとう!
2014/05/03
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