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「唯、いい加減退けろ」
「いーや。座り心地良いもん」
私は今、生徒会室のいつもの場所に座る環の膝の上に座っている。
最初は私の頭を撫でたりしていた環だけれど、仕事を再開しようとしても退けない私に対する若干の怒りが見えて来た。
「仕事が出来ねぇだろうが」
「私と仕事、どっちが大事なのよ!」
「めんどくせぇ事聞くなバカ」
「バカ!?流石に酷いです、環なんか嫌い!」
「ほう。ならば退けろ」
「退けない!何故ならば本当は好きだから!」
私の背後で、環ははぁと短い溜め息を吐いた。
瞬間、首筋に熱く濡れた感触が触れる。
「ちょっ、と…環ッ」
軽く歯を立てきつく吸われたそこを、環は舌先で舐めあげた。
「んぅ…」
「ほら、お前が大事だっていう証拠だ」
環は自身の下唇を舐めながら言った。
その色っぽい仕草に、私の身体は熱くなる。
「ていうか、隠せないじゃんコレ…」
「わざわざ隠す必要なんか無いだろ?」
「いや、恥ずかしいし!」
そう抗議するも、環は面白そうに笑って私の頭をポンと軽く叩く。
「嫌なら仕事の邪魔するな。姫ゲーム増やすぞ?」
「それだけは勘弁してください」
─ END ─
【あとがき】
2014/04/16
「いーや。座り心地良いもん」
私は今、生徒会室のいつもの場所に座る環の膝の上に座っている。
最初は私の頭を撫でたりしていた環だけれど、仕事を再開しようとしても退けない私に対する若干の怒りが見えて来た。
「仕事が出来ねぇだろうが」
「私と仕事、どっちが大事なのよ!」
「めんどくせぇ事聞くなバカ」
「バカ!?流石に酷いです、環なんか嫌い!」
「ほう。ならば退けろ」
「退けない!何故ならば本当は好きだから!」
私の背後で、環ははぁと短い溜め息を吐いた。
瞬間、首筋に熱く濡れた感触が触れる。
「ちょっ、と…環ッ」
軽く歯を立てきつく吸われたそこを、環は舌先で舐めあげた。
「んぅ…」
「ほら、お前が大事だっていう証拠だ」
環は自身の下唇を舐めながら言った。
その色っぽい仕草に、私の身体は熱くなる。
「ていうか、隠せないじゃんコレ…」
「わざわざ隠す必要なんか無いだろ?」
「いや、恥ずかしいし!」
そう抗議するも、環は面白そうに笑って私の頭をポンと軽く叩く。
「嫌なら仕事の邪魔するな。姫ゲーム増やすぞ?」
「それだけは勘弁してください」
─ END ─
【あとがき】
2014/04/16
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