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一条唯は、月城学院のお姫さんでもあり俺の彼女でもある。
そして俺だけが知っているもうひとつの顔。
──それは、彼女が腐女子であるという事。
これは付き合ってからカクカクシカジカで知った事なんやけど、まさかこない身近に腐女子が居るとは思う訳無いやろ。
当然、口外はしてへん。
一応言うとくけど、偏見とかそういうんは一切無いで。
ちょっと驚いただけや。
「浮気は当然ダメだけど、会長とだったら許す!むしろ今すぐ告白して来たら嬉しい。超私得」
こんな発言を真顔でされた時は、流石に思考が停止したけどな。
「会長は絶対受け!俺様受け!そして悟史は攻め!鬼畜攻めかな!口では強がりながらも悟史の攻めには素直に感じちゃうの」
「あーあー、何も聞こえへーん」
知り合いで組み合わせる妄想カップリングを熱く語ってくるんは慣れたんやけど、それに俺を出されるのは未だに慣れへん。
慣れたくも無いけど。
「悟史聞いて!今日ふと思ったんだけど、修次×悟史の年下攻め下剋上もベタだけど素敵!」
俺に腐女子という事がバレてから、開き直ったかのように笑顔を咲かせて饒舌に語り出す唯を見る事が今の俺の幸せやなんて。
この世界はどうかしてるな。
─ END ─
【あとがき】
2014/03/28
そして俺だけが知っているもうひとつの顔。
──それは、彼女が腐女子であるという事。
これは付き合ってからカクカクシカジカで知った事なんやけど、まさかこない身近に腐女子が居るとは思う訳無いやろ。
当然、口外はしてへん。
一応言うとくけど、偏見とかそういうんは一切無いで。
ちょっと驚いただけや。
「浮気は当然ダメだけど、会長とだったら許す!むしろ今すぐ告白して来たら嬉しい。超私得」
こんな発言を真顔でされた時は、流石に思考が停止したけどな。
「会長は絶対受け!俺様受け!そして悟史は攻め!鬼畜攻めかな!口では強がりながらも悟史の攻めには素直に感じちゃうの」
「あーあー、何も聞こえへーん」
知り合いで組み合わせる妄想カップリングを熱く語ってくるんは慣れたんやけど、それに俺を出されるのは未だに慣れへん。
慣れたくも無いけど。
「悟史聞いて!今日ふと思ったんだけど、修次×悟史の年下攻め下剋上もベタだけど素敵!」
俺に腐女子という事がバレてから、開き直ったかのように笑顔を咲かせて饒舌に語り出す唯を見る事が今の俺の幸せやなんて。
この世界はどうかしてるな。
─ END ─
【あとがき】
2014/03/28
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