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とある休日。
私はある物を持って、染谷先輩の部屋を訪ねた。
ノックをすると、先輩はすぐに顔を出す。
「なんだ、唯か」
「こんにちは、先輩。…入っても良いですか?」
「ああ」
部屋に入ると、ミケが出迎えてくれた。
ミケにも挨拶すると、足元に擦り寄って来る。
「可愛いなぁ、お前は!よしよし」
「そういえば唯。何持ってんだ?」
ミケと遊んでいると、飲み物を用意してくれている染谷先輩にそう訊かれた。
「ケーキです。中学時代の友達と遊んだ時に、美味しいお店教えてもらったんですよ!」
そう言ってケーキが入った箱を差し出すと、先輩は僅かに目を輝かせる。
「…ありがとな」
先輩は箱を受け取ると、嬉しそうに笑った。
つられて私も一緒に笑った。
そのまま先輩の目をじっと見つめると、先輩は大きな手で頬を優しく包んでくれる。
「唯……」
「…染谷先輩」
見つめ合って、一瞬だけ触れた熱。
それはどんなスイーツよりも甘く溶けていった。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「ルネの青に溺れる鳥」様よりお借りしました。
スイーツ好きな染谷先輩可愛いです。
本編ではそんな描写はあまり無いですが、イベントでは必ずスイーツ食べてる気がする(笑)
2014/03/24
私はある物を持って、染谷先輩の部屋を訪ねた。
ノックをすると、先輩はすぐに顔を出す。
「なんだ、唯か」
「こんにちは、先輩。…入っても良いですか?」
「ああ」
部屋に入ると、ミケが出迎えてくれた。
ミケにも挨拶すると、足元に擦り寄って来る。
「可愛いなぁ、お前は!よしよし」
「そういえば唯。何持ってんだ?」
ミケと遊んでいると、飲み物を用意してくれている染谷先輩にそう訊かれた。
「ケーキです。中学時代の友達と遊んだ時に、美味しいお店教えてもらったんですよ!」
そう言ってケーキが入った箱を差し出すと、先輩は僅かに目を輝かせる。
「…ありがとな」
先輩は箱を受け取ると、嬉しそうに笑った。
つられて私も一緒に笑った。
そのまま先輩の目をじっと見つめると、先輩は大きな手で頬を優しく包んでくれる。
「唯……」
「…染谷先輩」
見つめ合って、一瞬だけ触れた熱。
それはどんなスイーツよりも甘く溶けていった。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「ルネの青に溺れる鳥」様よりお借りしました。
スイーツ好きな染谷先輩可愛いです。
本編ではそんな描写はあまり無いですが、イベントでは必ずスイーツ食べてる気がする(笑)
2014/03/24
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