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「機嫌悪いな、プリンセス」
廊下を歩いていると、明らかに不機嫌そうな顔をして歩いている唯を見つけた。
「あ、環!」
俺が声を掛けると先程までの表情は一変、唯はキラキラと目を輝かせた。
「聞いてよ環。今朝の星座占い、最下位だったの!」
「ほう、それで膨れた顔を晒していた訳か」
「そう!でも環に会えたから大丈夫」
そう言って唯はにこりと笑う。
愛しい彼女に笑顔でそんな事を言われると、やはり嬉しいものだ。
「ラッキーパーソンがね、派手な人だったの!朝一でラッキーパーソンに当てはまる人に会えるなんて思わなくて」
「12位のショックが俺様に会えた嬉しさで消え、は?ラッキーパーソンだと?」
「うん、今言ったでしょ?」
「俺様の顔見て嬉しそうな顔したのはその為か」
素直に喜んでしまった自分が恨めしい。
俺は思わず舌打ちをしてしまう。
「なので今日は授業以外、一緒に居てもらいますから!」
ギュッと手を繋がれ、今度は思わず溜め息が漏れた。
─ END ─
【あとがき】
2014/03/23
廊下を歩いていると、明らかに不機嫌そうな顔をして歩いている唯を見つけた。
「あ、環!」
俺が声を掛けると先程までの表情は一変、唯はキラキラと目を輝かせた。
「聞いてよ環。今朝の星座占い、最下位だったの!」
「ほう、それで膨れた顔を晒していた訳か」
「そう!でも環に会えたから大丈夫」
そう言って唯はにこりと笑う。
愛しい彼女に笑顔でそんな事を言われると、やはり嬉しいものだ。
「ラッキーパーソンがね、派手な人だったの!朝一でラッキーパーソンに当てはまる人に会えるなんて思わなくて」
「12位のショックが俺様に会えた嬉しさで消え、は?ラッキーパーソンだと?」
「うん、今言ったでしょ?」
「俺様の顔見て嬉しそうな顔したのはその為か」
素直に喜んでしまった自分が恨めしい。
俺は思わず舌打ちをしてしまう。
「なので今日は授業以外、一緒に居てもらいますから!」
ギュッと手を繋がれ、今度は思わず溜め息が漏れた。
─ END ─
【あとがき】
2014/03/23
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