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とある休日。
私は目一杯のお洒落をして、彼との待ち合わせ場所へと向かった。
待ち合わせの時間までまだ15分もある。
ゆっくり歩いていると、彼の姿が目に入った。
「執間先生!すみません、待たせちゃって…」
私は軽く走って執間先生のもとへ行く。
「さっき来たばかりだよ。それに…」
にこりと笑って続ける。
「女性を待つのは、男の役割だからね」
そう言うと、執間先生は私の頭を優しく撫でた。
「さて、行こうか」
ぎゅっと手を繋がれる。
指と指を絡める恋人繋ぎ。
「何処に行くんですか?」
「決めてない。行きたい所あったら遠慮無く言って?」
相変わらずだ。
きっとプランを決めるのが面倒だとか、そんな理由だろう。
執間先生らしい。
他愛もない話をしながら、ただ街を歩く。
それだけでも先生となら楽しく感じる。
「あ、ここのケーキ、すごく美味しいらしいんですよ!」
「じゃあ入ろうか。」
「ん~美味しい!」
「女の子って甘いの好きだよねぇ」
執間先生は笑いながら私を眺める。
「執間先生は甘いもの食べないんですか?」
「あんまり食べないね」
「へぇ…美味しいのに」
言って私は思い付いた。
チョコケーキの先をフォークで切って刺す。
それを執間先生の口元へ運ぶ。
「あーん」
執間先生は少し驚いた顔をしつつ、私が差し出したケーキを食べてくれた。
「うん、美味しいね」
そう言うと、執間先生は私からフォークをすっと取り、ケーキを切って刺した。
「はい、あーん」
にっこりと笑いケーキを差し出す。
照れながらも、私はそれを口に含んだ。
執間先生に食べさせてもらったケーキは、さっき自分で食べたものよりひどく甘く感じた。
─ END ─
【あとがき】
名前変換が無い/(^o^)\
もとから少ないのにスミマセン…
2013/10/01
私は目一杯のお洒落をして、彼との待ち合わせ場所へと向かった。
待ち合わせの時間までまだ15分もある。
ゆっくり歩いていると、彼の姿が目に入った。
「執間先生!すみません、待たせちゃって…」
私は軽く走って執間先生のもとへ行く。
「さっき来たばかりだよ。それに…」
にこりと笑って続ける。
「女性を待つのは、男の役割だからね」
そう言うと、執間先生は私の頭を優しく撫でた。
「さて、行こうか」
ぎゅっと手を繋がれる。
指と指を絡める恋人繋ぎ。
「何処に行くんですか?」
「決めてない。行きたい所あったら遠慮無く言って?」
相変わらずだ。
きっとプランを決めるのが面倒だとか、そんな理由だろう。
執間先生らしい。
他愛もない話をしながら、ただ街を歩く。
それだけでも先生となら楽しく感じる。
「あ、ここのケーキ、すごく美味しいらしいんですよ!」
「じゃあ入ろうか。」
「ん~美味しい!」
「女の子って甘いの好きだよねぇ」
執間先生は笑いながら私を眺める。
「執間先生は甘いもの食べないんですか?」
「あんまり食べないね」
「へぇ…美味しいのに」
言って私は思い付いた。
チョコケーキの先をフォークで切って刺す。
それを執間先生の口元へ運ぶ。
「あーん」
執間先生は少し驚いた顔をしつつ、私が差し出したケーキを食べてくれた。
「うん、美味しいね」
そう言うと、執間先生は私からフォークをすっと取り、ケーキを切って刺した。
「はい、あーん」
にっこりと笑いケーキを差し出す。
照れながらも、私はそれを口に含んだ。
執間先生に食べさせてもらったケーキは、さっき自分で食べたものよりひどく甘く感じた。
─ END ─
【あとがき】
名前変換が無い/(^o^)\
もとから少ないのにスミマセン…
2013/10/01
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