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「すごい量ですね…」
「うん。流石、赤哉っていう感じ…」
私と葵は揃って口をあんぐりと開けて、事務所のロビーに山と積まれた目の前の手紙やプレゼントを凝視する。
今日は赤哉の誕生日。
それを知るファンの人が、事務所にプレゼントを送ってくれたのだ。
「よう。俺へのプレゼントに驚いてんのか?」
振り返ると、赤哉は笑いながらこちらに近付いて来た。
「赤哉ってこんなにモテるんだ」
「嫉妬か、唯」
「…別に」
少し拗ねた風に言うと、赤哉と葵に笑われた。
赤哉は椅子に座って、ダンボールに入ったプレゼントを漁りだす。
すると、葵が私に向かって喋りだした。
「一条、良いんですか?渡さなくて」
「…自分のタイミングで渡そうと思ったのに、今言われたら今渡すしか」
「ん、何かあるのか?」
微笑みながら言う葵にモゴモゴと言い訳を話していると、赤哉が顔を上げて会話に入って来る。
「一条が火野坂に渡したい物があるみたいですよ」
「葵…」
「僕が言わなかったら、きっとタイミングを逃していたでしょう」
「…っ。赤哉、ちょっと待ってて」
言って私は部屋に行く。
ラッピングされた小さな箱を持ち、ロビーへと戻って赤哉にそれを手渡した。
「改めて、誕生日おめでとう、赤哉!」
「…サンキュ。開けて良いか?」
「うん。ファンの子の方が、良い物プレゼントしてるかも…だけど」
そう言った途端、赤哉のデコピンをくらった。
普通に痛い…。
「お前の俺への愛は、ファンより強いんだろ?自虐的になんなよ」
そう言って椅子から立ち上がったかと思うと、私を思い切り抱き締めた。
***********
Happy birthday!!
***********
「ぎゃっ!急にお姫様抱っことか!助けて葵ぃぃ!」
「騒ぐな落ちるぞ。誕生日くらい抱かせろ」
「いつも抱いてるじゃんかー!」
「二人共、恥ずかしくないんですか…」
─ END ─
【あとがき】
書いてる間に日付が変わってしまいました\(^o^)/
昨日は赤哉の誕生日でした。
おめでとう!
俺スタ!は動きが無いですねぇ…。
2014/03/22
「うん。流石、赤哉っていう感じ…」
私と葵は揃って口をあんぐりと開けて、事務所のロビーに山と積まれた目の前の手紙やプレゼントを凝視する。
今日は赤哉の誕生日。
それを知るファンの人が、事務所にプレゼントを送ってくれたのだ。
「よう。俺へのプレゼントに驚いてんのか?」
振り返ると、赤哉は笑いながらこちらに近付いて来た。
「赤哉ってこんなにモテるんだ」
「嫉妬か、唯」
「…別に」
少し拗ねた風に言うと、赤哉と葵に笑われた。
赤哉は椅子に座って、ダンボールに入ったプレゼントを漁りだす。
すると、葵が私に向かって喋りだした。
「一条、良いんですか?渡さなくて」
「…自分のタイミングで渡そうと思ったのに、今言われたら今渡すしか」
「ん、何かあるのか?」
微笑みながら言う葵にモゴモゴと言い訳を話していると、赤哉が顔を上げて会話に入って来る。
「一条が火野坂に渡したい物があるみたいですよ」
「葵…」
「僕が言わなかったら、きっとタイミングを逃していたでしょう」
「…っ。赤哉、ちょっと待ってて」
言って私は部屋に行く。
ラッピングされた小さな箱を持ち、ロビーへと戻って赤哉にそれを手渡した。
「改めて、誕生日おめでとう、赤哉!」
「…サンキュ。開けて良いか?」
「うん。ファンの子の方が、良い物プレゼントしてるかも…だけど」
そう言った途端、赤哉のデコピンをくらった。
普通に痛い…。
「お前の俺への愛は、ファンより強いんだろ?自虐的になんなよ」
そう言って椅子から立ち上がったかと思うと、私を思い切り抱き締めた。
***********
Happy birthday!!
***********
「ぎゃっ!急にお姫様抱っことか!助けて葵ぃぃ!」
「騒ぐな落ちるぞ。誕生日くらい抱かせろ」
「いつも抱いてるじゃんかー!」
「二人共、恥ずかしくないんですか…」
─ END ─
【あとがき】
書いてる間に日付が変わってしまいました\(^o^)/
昨日は赤哉の誕生日でした。
おめでとう!
俺スタ!は動きが無いですねぇ…。
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