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本日。
月城学院に、教育実習の先生が来るらしい。
朝の教室はいつもより騒がしく、その話題で持ち切りだった。
自分で言うのもなんだが、私も青春真っ盛りの華の女子高生。
新しく来る先生に、少なからず期待を寄せる事だってあるのだ。
講堂に移動すると、教育実習に来た先生の紹介がされた。
「今日から我が校に教育実習でやって来た、霜月敦士先生です。では霜月先生、自己紹介を」
校長から紹介を受けた霜月先生が、ステージに上がって行った。
「月城の皆さん、こんにちは!霜月敦士です」
ニッコリと爽やかに笑う霜月先生を見て、私は胸を打たれた感覚がした。
思わず、隣に居る彰くんの腕をバシバシ叩く。
「いたッ!痛いって唯!」
「霜月先生!イケメンだね!格好良いね!」
「げぇ、唯ってあんなんが好きなのかよ?」
「好きって言うか…格好良いじゃない?」
「んー、まぁ格好良いけどさ」
なんて事を言い合っていると、
「では生徒代表の挨拶。一条唯さん、登壇してください」
「えっ、私!?」
こういうのって、生徒会長がやるんじゃない?
そもそも、事前にやると伝えるもんじゃないの?
焦りながらも登壇し、受け取ったマイクを握りながら霜月先生の前に立った 。
気の利いた挨拶も浮かばず、ベタな事を言い終えペコリとお辞儀し挨拶を締める。
頭を上げると、霜月先生と目が合った。
「お姫様、だよね?これからよろしく」
こんな間近で爽やかスマイルを見ると、心臓に悪いとしか言い様が無かった。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「ルネの青に溺れる鳥」様よりお借りしました。
今日から霜月先生が本編配信されましたね!
霜月先生はミニシナリオもあまり持ってないので、これから勉強して当サイトで出番を増やせるよう頑張ります!
2014/02/20
月城学院に、教育実習の先生が来るらしい。
朝の教室はいつもより騒がしく、その話題で持ち切りだった。
自分で言うのもなんだが、私も青春真っ盛りの華の女子高生。
新しく来る先生に、少なからず期待を寄せる事だってあるのだ。
講堂に移動すると、教育実習に来た先生の紹介がされた。
「今日から我が校に教育実習でやって来た、霜月敦士先生です。では霜月先生、自己紹介を」
校長から紹介を受けた霜月先生が、ステージに上がって行った。
「月城の皆さん、こんにちは!霜月敦士です」
ニッコリと爽やかに笑う霜月先生を見て、私は胸を打たれた感覚がした。
思わず、隣に居る彰くんの腕をバシバシ叩く。
「いたッ!痛いって唯!」
「霜月先生!イケメンだね!格好良いね!」
「げぇ、唯ってあんなんが好きなのかよ?」
「好きって言うか…格好良いじゃない?」
「んー、まぁ格好良いけどさ」
なんて事を言い合っていると、
「では生徒代表の挨拶。一条唯さん、登壇してください」
「えっ、私!?」
こういうのって、生徒会長がやるんじゃない?
そもそも、事前にやると伝えるもんじゃないの?
焦りながらも登壇し、受け取ったマイクを握りながら霜月先生の前に立った 。
気の利いた挨拶も浮かばず、ベタな事を言い終えペコリとお辞儀し挨拶を締める。
頭を上げると、霜月先生と目が合った。
「お姫様、だよね?これからよろしく」
こんな間近で爽やかスマイルを見ると、心臓に悪いとしか言い様が無かった。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「ルネの青に溺れる鳥」様よりお借りしました。
今日から霜月先生が本編配信されましたね!
霜月先生はミニシナリオもあまり持ってないので、これから勉強して当サイトで出番を増やせるよう頑張ります!
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