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会長に呼び出しをされて行った生徒会室の帰り道。
自分の教室を目指して歩いていると、突然後ろから誰かにギュッと抱き締められた。
驚いて大声を出そうとした瞬間、聞き覚えのある声が私の耳を通る。
「唯!こんな所で何してるの?」
「音無さん…!」
私を背後から抱き締めた人の正体は音無さんだった。
見ると、末尋さんと零司くんも一緒だ。
「ちょっと会長に呼ばれてたんです」
「キョウちゃんずるいよ!僕もプリンセスを…ぅう」
「零司、行くぞ」
私に近付いて来た零司くんの首根っこを掴んで、末尋さんはスタスタと歩いて行った。
「……良いんですか?」
「何が?」
音無さんは私から離れる様子は無い。
抱き付いたまま聞いてくる。
「2人とも、行っちゃいましたよ…?」
「大丈夫大丈夫」
音無さんは、まるで猫のように私に頬擦りをした後、そのまま頬にキスを落とした。
突然の事に口をパクパクさせていると、
「ふふ。やっぱり唯って可愛い!」
満面の笑みを見せて、音無さんは更に私を強く抱き締めた。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「ルネの青に溺れる鳥」様よりお借りしました。
2014/02/19
自分の教室を目指して歩いていると、突然後ろから誰かにギュッと抱き締められた。
驚いて大声を出そうとした瞬間、聞き覚えのある声が私の耳を通る。
「唯!こんな所で何してるの?」
「音無さん…!」
私を背後から抱き締めた人の正体は音無さんだった。
見ると、末尋さんと零司くんも一緒だ。
「ちょっと会長に呼ばれてたんです」
「キョウちゃんずるいよ!僕もプリンセスを…ぅう」
「零司、行くぞ」
私に近付いて来た零司くんの首根っこを掴んで、末尋さんはスタスタと歩いて行った。
「……良いんですか?」
「何が?」
音無さんは私から離れる様子は無い。
抱き付いたまま聞いてくる。
「2人とも、行っちゃいましたよ…?」
「大丈夫大丈夫」
音無さんは、まるで猫のように私に頬擦りをした後、そのまま頬にキスを落とした。
突然の事に口をパクパクさせていると、
「ふふ。やっぱり唯って可愛い!」
満面の笑みを見せて、音無さんは更に私を強く抱き締めた。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「ルネの青に溺れる鳥」様よりお借りしました。
2014/02/19
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