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「プリンセス、雨弱くなって来たよ」
「んー」
さっきまでは正にバケツをひっくり返した様な雨模様で、暇を持て余した私は零司くんの部屋に来て、彼の髪を結んで遊んでいた。
窓の外を眺めながら私に髪を遊ばれている零司くん曰わく、雨は弱くなって来たらしい。
チラリと外を見てみると、先程より幾分マシにはなったが土砂降りには変わりなかった。
「よしっ、完成!」
長い金髪を、耳より高い位置で2つに結んでみた。
所謂、ツインテール。
私は零司くんに手鏡を渡し、感想を聞く。
「ん、悪くないね」
「ふふ。なんか似合ってるもん」
「でもこの髪型は、プリンセスの方が似合うと思うよ」
零司くんはニコリと笑って言った。
その言葉を私は、またまた~と軽く流して彼の髪をほどく。
「次はどんな髪型にしようかなぁ」
そんな事を呟きながら、櫛でサラサラと髪を梳く。
「完成ー!」
今度は彼の髪をひとつに纏め、高い位置で結んだ。
「うん、なんかスッキリした感じがするよ」
手鏡を渡すと、零司くんは色々な角度から眺めてそう感想を述べる。
「気に入ってもらえたみたいで嬉しいよ」
「流石プリンセス!…あ、雨止んだみたいだね」
「ほんとだ」
零司くんは、長いポニーテールを揺らして振り向いた。
「折角だし、何処か出掛けようか。プリンセス」
窓から見える空には、綺麗な虹が架かっていた。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「ルネの青に溺れる鳥」様よりお借りしました。
零司かわいいよ零司。
ハイテンション王子かわいいよ。
2014/01/29
「んー」
さっきまでは正にバケツをひっくり返した様な雨模様で、暇を持て余した私は零司くんの部屋に来て、彼の髪を結んで遊んでいた。
窓の外を眺めながら私に髪を遊ばれている零司くん曰わく、雨は弱くなって来たらしい。
チラリと外を見てみると、先程より幾分マシにはなったが土砂降りには変わりなかった。
「よしっ、完成!」
長い金髪を、耳より高い位置で2つに結んでみた。
所謂、ツインテール。
私は零司くんに手鏡を渡し、感想を聞く。
「ん、悪くないね」
「ふふ。なんか似合ってるもん」
「でもこの髪型は、プリンセスの方が似合うと思うよ」
零司くんはニコリと笑って言った。
その言葉を私は、またまた~と軽く流して彼の髪をほどく。
「次はどんな髪型にしようかなぁ」
そんな事を呟きながら、櫛でサラサラと髪を梳く。
「完成ー!」
今度は彼の髪をひとつに纏め、高い位置で結んだ。
「うん、なんかスッキリした感じがするよ」
手鏡を渡すと、零司くんは色々な角度から眺めてそう感想を述べる。
「気に入ってもらえたみたいで嬉しいよ」
「流石プリンセス!…あ、雨止んだみたいだね」
「ほんとだ」
零司くんは、長いポニーテールを揺らして振り向いた。
「折角だし、何処か出掛けようか。プリンセス」
窓から見える空には、綺麗な虹が架かっていた。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「ルネの青に溺れる鳥」様よりお借りしました。
零司かわいいよ零司。
ハイテンション王子かわいいよ。
2014/01/29
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