俺プリ!・Cross!①
Name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
。*゚+──こんな彼はいかがですか
悟史くんと付き合ってから数ヶ月。
最近ついに、私が漫画やアニメが大好きな、所謂オタクだという事がバレてしまった。
そりゃあいつかは知られると思ってたし、別に隠していた訳でも無いのでそこは困らなかった。
問題なのは、こんなオタク女を悟史くんはどう思ったのだろうか、という所だ。
まあ結果を言ってしまえば、特に変わりなく私の趣味を理解して受け入れてくれたのだけれど。
どうやら悟史くんの方がハマってしまったらしい。
「悟史くん、最近その作品熱心に見てるよね」
「ん。……コレ、しばらく借りてもええか?」
「良いよ良いよ! あ、画集とかもあるよ?」
「ほな、それも借りるわ」
そう言うと、漫画三冊、画集二冊を持って、悟史くんは私の部屋から早々に出て行ってしまった。
悟史くんはああいう作品が好きなんだ……ふむふむ。
それから一週間後。
部屋の扉がノックされ、開けるとそこには悟史くんが居た。
「唯、これありがとうな」
「どう致しまして~。……そっちの紙袋は?」
「服、作ってみたんやけど」
「服?」
悟史くんは紙袋をガサガサと漁って、その中身を取り出した。
「わっ! ……え? コレ、悟史くんが作ったの?」
悟史くんが取り出した物は、貸した作品の主人公が着ている可愛らしい衣装。
「見た時可愛かったから、唯が着たら似合うやろなぁ思って……」
「すごい! 後ろのココとか超細かいのにちゃんと再現されてる! 裏地も漫画と同じだ! うわぁ、クォリティ高い!」
「……気に入ってくれたようで良かったわ」
「待って、若干引いてない?」
「そんな事あらへんよ」
流石にテンションが上がり過ぎたかな。
悟史くんも口ではそう言ってるけど絶対引いたよ。
「そう? いやぁ~、私コスプレとかしてみたかったんだよね。ありがとう悟史くん!」
「言ってくれればまた作ったるで」
「やったー! あ、でも大変じゃない?」
「趣味みたいなもんやから。心配せんでもええよ」
「じゃあお言葉に甘えて。こうなったらウィッグとかも揃えないとなぁ……!」
「生徒会室に行けばそんくらいありそうやけどな」
悟史くんがぽつりと呟いた。改めて生徒会室は謎である。
「あ! そういえば、悟史くんにそっくりなキャラクターが居るの! ぜひ悟史くんに、その衣装着て欲しいなぁ~なんて」
チラチラと悟史くんを見ながら言うと、
「自分の為に作っても全然楽しないわ」
なんて返された。似合うと思ったのに……。
「早速、着てみてくれへん?」
「うん、待ってて!」
私は悟史くんから受け取った服を抱きしめながら答えた。
─ END ─
【あとがき】
今年も当サイトを宜しくお願いします。
2014/01/01
悟史くんと付き合ってから数ヶ月。
最近ついに、私が漫画やアニメが大好きな、所謂オタクだという事がバレてしまった。
そりゃあいつかは知られると思ってたし、別に隠していた訳でも無いのでそこは困らなかった。
問題なのは、こんなオタク女を悟史くんはどう思ったのだろうか、という所だ。
まあ結果を言ってしまえば、特に変わりなく私の趣味を理解して受け入れてくれたのだけれど。
どうやら悟史くんの方がハマってしまったらしい。
「悟史くん、最近その作品熱心に見てるよね」
「ん。……コレ、しばらく借りてもええか?」
「良いよ良いよ! あ、画集とかもあるよ?」
「ほな、それも借りるわ」
そう言うと、漫画三冊、画集二冊を持って、悟史くんは私の部屋から早々に出て行ってしまった。
悟史くんはああいう作品が好きなんだ……ふむふむ。
それから一週間後。
部屋の扉がノックされ、開けるとそこには悟史くんが居た。
「唯、これありがとうな」
「どう致しまして~。……そっちの紙袋は?」
「服、作ってみたんやけど」
「服?」
悟史くんは紙袋をガサガサと漁って、その中身を取り出した。
「わっ! ……え? コレ、悟史くんが作ったの?」
悟史くんが取り出した物は、貸した作品の主人公が着ている可愛らしい衣装。
「見た時可愛かったから、唯が着たら似合うやろなぁ思って……」
「すごい! 後ろのココとか超細かいのにちゃんと再現されてる! 裏地も漫画と同じだ! うわぁ、クォリティ高い!」
「……気に入ってくれたようで良かったわ」
「待って、若干引いてない?」
「そんな事あらへんよ」
流石にテンションが上がり過ぎたかな。
悟史くんも口ではそう言ってるけど絶対引いたよ。
「そう? いやぁ~、私コスプレとかしてみたかったんだよね。ありがとう悟史くん!」
「言ってくれればまた作ったるで」
「やったー! あ、でも大変じゃない?」
「趣味みたいなもんやから。心配せんでもええよ」
「じゃあお言葉に甘えて。こうなったらウィッグとかも揃えないとなぁ……!」
「生徒会室に行けばそんくらいありそうやけどな」
悟史くんがぽつりと呟いた。改めて生徒会室は謎である。
「あ! そういえば、悟史くんにそっくりなキャラクターが居るの! ぜひ悟史くんに、その衣装着て欲しいなぁ~なんて」
チラチラと悟史くんを見ながら言うと、
「自分の為に作っても全然楽しないわ」
なんて返された。似合うと思ったのに……。
「早速、着てみてくれへん?」
「うん、待ってて!」
私は悟史くんから受け取った服を抱きしめながら答えた。
─ END ─
【あとがき】
今年も当サイトを宜しくお願いします。
2014/01/01