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姫になって数ヶ月。
ようやく私は、王国民からの逃げ方や生徒会からの無理難題への対応の仕方が身に付いて来た。
けれど。
宍戸先輩への対応の仕方は、未だに分からない。
「君が一条?へぇ。環ってば、こ~んな地味な子選んだんだ」
初対面にも関わらず明らかに私を見下した発言に、内心「この先輩とは上手くやって行けないな」と感じたのは、仕方の無い事だろう。
しかし、前年度の姫であった為か生徒会室などで顔を合わせている内に、何故か気に入られてしまった様で…。
「一条。はい、あ~ん♪」
今ではお昼を共にするまでに仲良くなった。
元から一緒にお昼を食べていた彰くんと修次くんは、この光景を苦笑しながら見ている。
更に放課後は、一緒に寮まで帰っている。
ちなみに会話の内容は、至って普通。
宍戸先輩は私の事が好きなんじゃないだろうか。
…なんて自意識過剰な事を何度も思うけれど、きっと私は可愛い後輩止まりだろう。
逆に、宍戸先輩の事が好きなのか?と問われると、返事に戸惑う訳だけど。
「ちょっと、一条!ボクの話聞いてる?」
「あ、すみません。考え事してました。えーっと、何ですか?」
とりあえず。
頬を膨らませて少し拗ねた様な表情が、年上ながらも可愛いな、と思った。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「花曇」様よりお借りしました。
宍戸先輩は本編配信されてないから、なかなか作りにくい…。
どうしても恋人同士というより、友達とかになってしまうorz
2013/12/16
ようやく私は、王国民からの逃げ方や生徒会からの無理難題への対応の仕方が身に付いて来た。
けれど。
宍戸先輩への対応の仕方は、未だに分からない。
「君が一条?へぇ。環ってば、こ~んな地味な子選んだんだ」
初対面にも関わらず明らかに私を見下した発言に、内心「この先輩とは上手くやって行けないな」と感じたのは、仕方の無い事だろう。
しかし、前年度の姫であった為か生徒会室などで顔を合わせている内に、何故か気に入られてしまった様で…。
「一条。はい、あ~ん♪」
今ではお昼を共にするまでに仲良くなった。
元から一緒にお昼を食べていた彰くんと修次くんは、この光景を苦笑しながら見ている。
更に放課後は、一緒に寮まで帰っている。
ちなみに会話の内容は、至って普通。
宍戸先輩は私の事が好きなんじゃないだろうか。
…なんて自意識過剰な事を何度も思うけれど、きっと私は可愛い後輩止まりだろう。
逆に、宍戸先輩の事が好きなのか?と問われると、返事に戸惑う訳だけど。
「ちょっと、一条!ボクの話聞いてる?」
「あ、すみません。考え事してました。えーっと、何ですか?」
とりあえず。
頬を膨らませて少し拗ねた様な表情が、年上ながらも可愛いな、と思った。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「花曇」様よりお借りしました。
宍戸先輩は本編配信されてないから、なかなか作りにくい…。
どうしても恋人同士というより、友達とかになってしまうorz
2013/12/16
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