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ある一件でアヤメの私に対する態度が劇的に変わった。
それまでのツンケンしたものとは一変、まるで飼い主に忠実な犬の様…。
「お嬢~~!」
「あ、アヤメ。お帰りなさい」
「ただいまッス!」
学校から帰って来たらしいアヤメが、笑顔で私に手を振りながら駆けて来た。
そんな彼の顔をじっと見る。
「どうしましたお嬢?俺の顔に何か…?」
「アヤメ、お手」
そして私は、掌を差し出してみた。
「お嬢?」
彼は首を傾げ不思議そうな顔をするも、手はしっかりと私の掌の上に置いていた。
ちょっと嬉しくなり続いておかわり、と言ってみると、アヤメはもう片手を私の掌に置く。
「アヤメ可愛い!!!偉いね!!」
わしわしと彼の頭を撫でる。まさか、2度に渡り無茶振りに応えてくれるとは。
アヤメは顔を赤くして私に撫でられている。
「お嬢!俺は可愛くなんて…っていうか本当にどうしたんですかお嬢ッ!」
「アヤメちゃんはお嬢様の前だと本当に犬みたいだよねぇ~☆」
「そうそう、犬みたいだなぁと思ってつい…って、沖田さん。こんにちは」
声が聞こえた方を見ると、蒼麗会の沖田さんが立っていた。
にやにやとからかう様な表情でアヤメを見ている。
「ちゃん付けして呼ぶな沖田」
アヤメはグルル…と唸り声でも聞こえてきそうな顔で沖田さんを睨んでいる。
そんな沖田さんは特に気にしていない様子で、私達の横を通り去って行く。
「何しに来たんだ、あいつ」
「アヤメちゃん、そんな怖い顔しないの」
「アヤメちゃ…お嬢に呼ばれるなら、良いですけど」
「ふふ、やっぱり可愛い」
─ END ─
【あとがき】
初のごくメン!キャラ執筆!
これからも頑張ります!
2017/07/17
それまでのツンケンしたものとは一変、まるで飼い主に忠実な犬の様…。
「お嬢~~!」
「あ、アヤメ。お帰りなさい」
「ただいまッス!」
学校から帰って来たらしいアヤメが、笑顔で私に手を振りながら駆けて来た。
そんな彼の顔をじっと見る。
「どうしましたお嬢?俺の顔に何か…?」
「アヤメ、お手」
そして私は、掌を差し出してみた。
「お嬢?」
彼は首を傾げ不思議そうな顔をするも、手はしっかりと私の掌の上に置いていた。
ちょっと嬉しくなり続いておかわり、と言ってみると、アヤメはもう片手を私の掌に置く。
「アヤメ可愛い!!!偉いね!!」
わしわしと彼の頭を撫でる。まさか、2度に渡り無茶振りに応えてくれるとは。
アヤメは顔を赤くして私に撫でられている。
「お嬢!俺は可愛くなんて…っていうか本当にどうしたんですかお嬢ッ!」
「アヤメちゃんはお嬢様の前だと本当に犬みたいだよねぇ~☆」
「そうそう、犬みたいだなぁと思ってつい…って、沖田さん。こんにちは」
声が聞こえた方を見ると、蒼麗会の沖田さんが立っていた。
にやにやとからかう様な表情でアヤメを見ている。
「ちゃん付けして呼ぶな沖田」
アヤメはグルル…と唸り声でも聞こえてきそうな顔で沖田さんを睨んでいる。
そんな沖田さんは特に気にしていない様子で、私達の横を通り去って行く。
「何しに来たんだ、あいつ」
「アヤメちゃん、そんな怖い顔しないの」
「アヤメちゃ…お嬢に呼ばれるなら、良いですけど」
「ふふ、やっぱり可愛い」
─ END ─
【あとがき】
初のごくメン!キャラ執筆!
これからも頑張ります!
2017/07/17
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