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天城からの交流生である音無さんとは、一度も会話をした事が無い。
末尋さんは会う度イヤミを言って来たり、零司くんは会う度笑顔で手を振って来たり。
だけど音無さんは、廊下などで会っても挨拶もそこそこにすぐ去ってしまう。目なんて合った事も無い。
そんなに忙しいのだろうか?もしかしたら嫌われているのだろうか?
そんな不安がよぎり、末尋さんに相談してみた事がある。
すると音無さんは、どうやら女性恐怖症らしい。
なるほど、それを聞いて合点がいった。
「音無さんの女性恐怖症を治すにはどうしたら良いんだろう…」
そんな事を考えながら廊下を歩いていると、曲がり角で誰かにぶつかってしまった。
「うわっ…とと、すみません!」
「こちらこそごめんね、って一条さん……!」
ぶつかった相手はなんと音無さん。彼を見ると、血の気の引いた顔を引きつらせている。
そんな音無さんを見て思わず私は、彼の手をぎゅっと握って宣言した。
「音無さん!末尋さんから聞きました。私が音無さんの女性恐怖症を治してみせます!」
「一条さん……」
私の宣言に驚き目を丸くする音無さん。
しかしその後……。
「音無さん!?」
音無さんがばったりとその場に倒れてしまった。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「花曇」様よりお借りしました。
久々過ぎてまた書き方忘れてます_(:3 」∠)_
2017/03/04
末尋さんは会う度イヤミを言って来たり、零司くんは会う度笑顔で手を振って来たり。
だけど音無さんは、廊下などで会っても挨拶もそこそこにすぐ去ってしまう。目なんて合った事も無い。
そんなに忙しいのだろうか?もしかしたら嫌われているのだろうか?
そんな不安がよぎり、末尋さんに相談してみた事がある。
すると音無さんは、どうやら女性恐怖症らしい。
なるほど、それを聞いて合点がいった。
「音無さんの女性恐怖症を治すにはどうしたら良いんだろう…」
そんな事を考えながら廊下を歩いていると、曲がり角で誰かにぶつかってしまった。
「うわっ…とと、すみません!」
「こちらこそごめんね、って一条さん……!」
ぶつかった相手はなんと音無さん。彼を見ると、血の気の引いた顔を引きつらせている。
そんな音無さんを見て思わず私は、彼の手をぎゅっと握って宣言した。
「音無さん!末尋さんから聞きました。私が音無さんの女性恐怖症を治してみせます!」
「一条さん……」
私の宣言に驚き目を丸くする音無さん。
しかしその後……。
「音無さん!?」
音無さんがばったりとその場に倒れてしまった。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「花曇」様よりお借りしました。
久々過ぎてまた書き方忘れてます_(:3 」∠)_
2017/03/04
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