Short
Name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
唯と手を繋いで校門をくぐる。
目立つ事の苦手な唯の戸惑う顔が見たくて手を繋ぎたいと言うと、案の定彼女は皆に見られるし恥ずかしいから嫌だと拒否をした。
しかしそんなに強く拒否されると、俺の中の何かのスイッチがオンになり、半ば無理矢理手を繋いだ。
「あれって姫と副会長?」
「朝から見せ付けてくれるなぁ」
やはり、生徒全員の視線を奪っている。
唯を見ると、顔を赤くして下を向いていた。
「すごい見られてますよ…やっぱ学校で手繋ぐのはやめましょう?」
「なら首輪に鎖になるけど、それでもええか?」
「いや、良くないですよ!全くええ訳無いです!」
「…冗談や」
70パーセントは本気やけど。
そんな会話をしてるうちに玄関に着き、彼女は自分の教室へ向かってしまう。
下校の時は手を繋いでくれるだろうか、唯の後ろ姿を見てそんな事を思うのだった。
─ END ─
【あとがき】
2016/03/30
目立つ事の苦手な唯の戸惑う顔が見たくて手を繋ぎたいと言うと、案の定彼女は皆に見られるし恥ずかしいから嫌だと拒否をした。
しかしそんなに強く拒否されると、俺の中の何かのスイッチがオンになり、半ば無理矢理手を繋いだ。
「あれって姫と副会長?」
「朝から見せ付けてくれるなぁ」
やはり、生徒全員の視線を奪っている。
唯を見ると、顔を赤くして下を向いていた。
「すごい見られてますよ…やっぱ学校で手繋ぐのはやめましょう?」
「なら首輪に鎖になるけど、それでもええか?」
「いや、良くないですよ!全くええ訳無いです!」
「…冗談や」
70パーセントは本気やけど。
そんな会話をしてるうちに玄関に着き、彼女は自分の教室へ向かってしまう。
下校の時は手を繋いでくれるだろうか、唯の後ろ姿を見てそんな事を思うのだった。
─ END ─
【あとがき】
2016/03/30
130/139ページ