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「環ー」
私は、生徒会室のソファに横たわって恋人の名を呼ぶ。
環は見ていたプリントから顔を上げて何だ、と答えた。
「寒いです」
「暖房上げるか?」
「そうじゃないー!」
叫びながら私は上体を起こす。
「冬ですよ?人恋しいんです!心が寒いんです!」
「唯もそんな事思うんだな」
「なかなか失礼ですね」
私がそう言うと、環に鼻で笑われた。
私が再び失礼ですねと言おうとした時、環が隣に座ってきた。
「甘えたいなら素直に言え。ただし俺様だけにな?」
すっと環の顔が近付いてお互いの唇が触れ合う。
「…環のそういう所ずるい」
ぎゅっと環に抱き付いて、私は密かに口元を緩ませた。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「ルネの青に溺れる鳥」様よりお借りしました。
2013/11/27
私は、生徒会室のソファに横たわって恋人の名を呼ぶ。
環は見ていたプリントから顔を上げて何だ、と答えた。
「寒いです」
「暖房上げるか?」
「そうじゃないー!」
叫びながら私は上体を起こす。
「冬ですよ?人恋しいんです!心が寒いんです!」
「唯もそんな事思うんだな」
「なかなか失礼ですね」
私がそう言うと、環に鼻で笑われた。
私が再び失礼ですねと言おうとした時、環が隣に座ってきた。
「甘えたいなら素直に言え。ただし俺様だけにな?」
すっと環の顔が近付いてお互いの唇が触れ合う。
「…環のそういう所ずるい」
ぎゅっと環に抱き付いて、私は密かに口元を緩ませた。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「ルネの青に溺れる鳥」様よりお借りしました。
2013/11/27
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