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街へデートの予定が生憎の悪天候。
予定変更で俺の部屋でのんびり2人で過ごす事になった。
そうだ、と唯をゲームに誘ったが、見てる方が好きだと返され1人コントローラーを握る。
「あ、このゲーム知ってる」
俺が選んだのは、敵を倒して経験値などを上げていくRPG。
ビジュアルも凝っていて見ているだけでも楽しく、今回プレイするにはうってつけだ。
「彰くん頑張ってね!」
「もちろんだぜ!」
可愛い彼女に応援されて、いつもよりやる気が上がる。
敵を倒しては広いステージを走り回り新たな敵を探す。
隣を見ると、飽きる事なく画面を見つめる唯が。
時折彼女は悔しそうに、または驚いた表情を見せ、俺と同様にゲームを楽しんでいる事がうかがえる。
「わぁ、おっきい…!」
これは唯が最初のステージのボスを見た時の反応。
「あぁー!敵!向こう行っちゃうよ!早く!行っちゃうって!あぁ奥、奥!」
これは敵を倒してすぐに新たな敵が出て来たが、逃げられてしまうところでの彼女の反応。
なんていうか…先程から唯の台詞がいちいち別の意味で捉えられてしまい、正直ギリギリである。
彼女はあくまでもゲームを見て思った事を実況しているだけなのだろうが、思春期真っ盛りの男子高校生をナメてもらっては困る。
「ん、どうしたの彰くん?」
ゲームをプレイする手が止まっていた様で、唯が心配そうに俺の顔を覗いて来た。
「あ、いや、さっきから唯が言ってる事がなーんかエロくて」
って何言ってんだ俺!!
唯もほっぺ赤くして固まっちゃってるし可愛いさすが俺の嫁!
じゃねーや、引かれたかなこれ!
「ごめん、変な事言って!俺の脳内がピンクなばっかりに…」
「あはは、びっくりしたけど、彰くんのそういう正直なところ好きだよ」
さすが俺の天使…!
俺のヨコシマな思考も好きの一言で優しく包み込みフォローするとは!
「あっ、ほら、また敵逃げちゃうよ」
「おわぁ、やばいやばい」
尚も笑顔で楽しむ唯に心から癒された一日だった。
─ END ─
【あとがき】
彰くん誕生日おめでとう!
2016/03/01
予定変更で俺の部屋でのんびり2人で過ごす事になった。
そうだ、と唯をゲームに誘ったが、見てる方が好きだと返され1人コントローラーを握る。
「あ、このゲーム知ってる」
俺が選んだのは、敵を倒して経験値などを上げていくRPG。
ビジュアルも凝っていて見ているだけでも楽しく、今回プレイするにはうってつけだ。
「彰くん頑張ってね!」
「もちろんだぜ!」
可愛い彼女に応援されて、いつもよりやる気が上がる。
敵を倒しては広いステージを走り回り新たな敵を探す。
隣を見ると、飽きる事なく画面を見つめる唯が。
時折彼女は悔しそうに、または驚いた表情を見せ、俺と同様にゲームを楽しんでいる事がうかがえる。
「わぁ、おっきい…!」
これは唯が最初のステージのボスを見た時の反応。
「あぁー!敵!向こう行っちゃうよ!早く!行っちゃうって!あぁ奥、奥!」
これは敵を倒してすぐに新たな敵が出て来たが、逃げられてしまうところでの彼女の反応。
なんていうか…先程から唯の台詞がいちいち別の意味で捉えられてしまい、正直ギリギリである。
彼女はあくまでもゲームを見て思った事を実況しているだけなのだろうが、思春期真っ盛りの男子高校生をナメてもらっては困る。
「ん、どうしたの彰くん?」
ゲームをプレイする手が止まっていた様で、唯が心配そうに俺の顔を覗いて来た。
「あ、いや、さっきから唯が言ってる事がなーんかエロくて」
って何言ってんだ俺!!
唯もほっぺ赤くして固まっちゃってるし可愛いさすが俺の嫁!
じゃねーや、引かれたかなこれ!
「ごめん、変な事言って!俺の脳内がピンクなばっかりに…」
「あはは、びっくりしたけど、彰くんのそういう正直なところ好きだよ」
さすが俺の天使…!
俺のヨコシマな思考も好きの一言で優しく包み込みフォローするとは!
「あっ、ほら、また敵逃げちゃうよ」
「おわぁ、やばいやばい」
尚も笑顔で楽しむ唯に心から癒された一日だった。
─ END ─
【あとがき】
彰くん誕生日おめでとう!
2016/03/01
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