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「……ん?」
隣を歩いていたはずの唯が視界から消えていた。
後ろを見ると、ペットショップの前で足を止めていた彼女が目に入る。
通路側に仔犬や仔猫が見える配置になっていて、店に入らずとも眺める事が出来る。
唯はそこでしゃがみ込み、可愛いと連呼しながら仔犬や仔猫に手を振っていた。
「唯」
「あ、染谷先輩。すみません、何も言わず止まっちゃって」
「別に良いけど…なにか気に入ったのか?」
そう聞くと、唯は目を輝かせて言った。
「この子!可愛くないですか?」
彼女が指を指したのは、隅のスペースに居たグレーの仔猫。
仔猫にしてはやけに目がギラついている様で、可愛いというより格好良いが似合う顔立ちである。
「染谷先輩に似てません?目とかそっくりです」
「はあ?」
ふふふ、と笑いながら猫を見る唯に、何も言えなくなった事は許して欲しい。
─ END ─
【あとがき】
2016/02/29
隣を歩いていたはずの唯が視界から消えていた。
後ろを見ると、ペットショップの前で足を止めていた彼女が目に入る。
通路側に仔犬や仔猫が見える配置になっていて、店に入らずとも眺める事が出来る。
唯はそこでしゃがみ込み、可愛いと連呼しながら仔犬や仔猫に手を振っていた。
「唯」
「あ、染谷先輩。すみません、何も言わず止まっちゃって」
「別に良いけど…なにか気に入ったのか?」
そう聞くと、唯は目を輝かせて言った。
「この子!可愛くないですか?」
彼女が指を指したのは、隅のスペースに居たグレーの仔猫。
仔猫にしてはやけに目がギラついている様で、可愛いというより格好良いが似合う顔立ちである。
「染谷先輩に似てません?目とかそっくりです」
「はあ?」
ふふふ、と笑いながら猫を見る唯に、何も言えなくなった事は許して欲しい。
─ END ─
【あとがき】
2016/02/29
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