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久々のオフ。
俺は気ままに街をぶらついていた。
1日休みなんていつ振りだろうか。
次はどこに行こうか、なんて考えていると、メールの通知を知らせる着信音が鳴った。
「葵?」
差出人は葵だった。
珍しいなと思いつつ文面を開く。
From 速水葵
唯が梨をご所望です。
帰りに買って来てください。
「はぁ?」
突然メールを寄越して来たと思ったら、この俺様に梨を買って来いだと?
「あ、赤哉くんおかえり~」
事務所の寮へ帰り談話室に立ち寄ると、唯と葵が居た。
俺は簡易キッチンに居た葵に買って来た梨を渡す。
「買って来てくれたんですね。ありがとうございます」
「唯が食べたいっつってんなら買って来るしかねーだろ」
ペットボトルのコーヒーをコップに注いでソファに座る。
しばらくすると、葵が切った梨をのせた皿を持って来た。
「どうぞ召し上がれ」
「梨だ!!」
そんなに梨好きだったのか?
ともかく、唯の嬉しそうな顔が見られたから買って来た甲斐があるってもんだな。
「ありがとう葵くん!」
「どういたしまして」
「おい、買って来たのは俺様だぞ!?」
─ END ─
【あとがき】
「梨食べよう」のサイドストーリー的な奴です。
赤哉は葵の事をどう呼んでいたか忘れてしまった…。
2015/12/15
俺は気ままに街をぶらついていた。
1日休みなんていつ振りだろうか。
次はどこに行こうか、なんて考えていると、メールの通知を知らせる着信音が鳴った。
「葵?」
差出人は葵だった。
珍しいなと思いつつ文面を開く。
From 速水葵
唯が梨をご所望です。
帰りに買って来てください。
「はぁ?」
突然メールを寄越して来たと思ったら、この俺様に梨を買って来いだと?
「あ、赤哉くんおかえり~」
事務所の寮へ帰り談話室に立ち寄ると、唯と葵が居た。
俺は簡易キッチンに居た葵に買って来た梨を渡す。
「買って来てくれたんですね。ありがとうございます」
「唯が食べたいっつってんなら買って来るしかねーだろ」
ペットボトルのコーヒーをコップに注いでソファに座る。
しばらくすると、葵が切った梨をのせた皿を持って来た。
「どうぞ召し上がれ」
「梨だ!!」
そんなに梨好きだったのか?
ともかく、唯の嬉しそうな顔が見られたから買って来た甲斐があるってもんだな。
「ありがとう葵くん!」
「どういたしまして」
「おい、買って来たのは俺様だぞ!?」
─ END ─
【あとがき】
「梨食べよう」のサイドストーリー的な奴です。
赤哉は葵の事をどう呼んでいたか忘れてしまった…。
2015/12/15
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