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ホームルームが終わってすぐ、私は生徒会室に来ていた。
幸い、まだ誰も来ていない。
私は小さなケーキを机にセットし、ソファに座って悟史を待つ。
5分程経った頃、漸く生徒会室の扉が開いた。
見ると、会長と悟史が鞄を片手にやや驚いた顔で私を凝視していた。
「プリンセスか。俺達より早く此処に居るなんて、何かあったのか?」
「ケーキなんか用意して、唯主催のパーティーでもやるんか」
「悟史!」
私は悟史に駆け寄り、思い切り抱き付いた。
悟史は少し後ろによろけたものの、すぐに態勢を戻し私をしっかりと抱き締めた。
「唯、デレ期?」
悟史の顔を見上げると、微かに頬が赤い。
思えば、私から悟史に抱き付くなんてあまり無かったなぁ。
「悟史、誕生日おめでとう」
「…上目遣いは反則やな……」
悟史は真っ赤になった顔を隠すように、私の首元に顔を近付ける。
「悟史もデレ期?」
「…誕生日くらい、甘えても罰当たらんやろ」
「ふふ。私としては毎日甘えて欲しいんですけど」
「アホか」
***********
Happy birthday!!
***********
「ケーキ食べましょ!」
「俺甘いの苦手なんやけど…」
「はい、あーんっ」
「むぐっ……ん、美味い…かな」
─ END ─
【あとがき】
この2人の様子を温かく見守る会長であった。
みたいなね!
藤吾先輩、誕生日おめでとうございます!
2013/11/17
幸い、まだ誰も来ていない。
私は小さなケーキを机にセットし、ソファに座って悟史を待つ。
5分程経った頃、漸く生徒会室の扉が開いた。
見ると、会長と悟史が鞄を片手にやや驚いた顔で私を凝視していた。
「プリンセスか。俺達より早く此処に居るなんて、何かあったのか?」
「ケーキなんか用意して、唯主催のパーティーでもやるんか」
「悟史!」
私は悟史に駆け寄り、思い切り抱き付いた。
悟史は少し後ろによろけたものの、すぐに態勢を戻し私をしっかりと抱き締めた。
「唯、デレ期?」
悟史の顔を見上げると、微かに頬が赤い。
思えば、私から悟史に抱き付くなんてあまり無かったなぁ。
「悟史、誕生日おめでとう」
「…上目遣いは反則やな……」
悟史は真っ赤になった顔を隠すように、私の首元に顔を近付ける。
「悟史もデレ期?」
「…誕生日くらい、甘えても罰当たらんやろ」
「ふふ。私としては毎日甘えて欲しいんですけど」
「アホか」
***********
Happy birthday!!
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「ケーキ食べましょ!」
「俺甘いの苦手なんやけど…」
「はい、あーんっ」
「むぐっ……ん、美味い…かな」
─ END ─
【あとがき】
この2人の様子を温かく見守る会長であった。
みたいなね!
藤吾先輩、誕生日おめでとうございます!
2013/11/17
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