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私は、染谷先輩が暇潰しにと作ったケーキを頬張る。
とても素晴らしい、休日の午後3時。
「暇潰しにケーキ作っちゃうなんて、さすがですね!すっごい美味しいです!」
「それにしてもタイミング良すぎだろお前。完成と同時に部屋のチャイム鳴らすとは…」
そう。
私も暇だったから、染谷先輩の部屋をいきなり訪ねたのだ。
部屋の扉を開いた染谷先輩が、私と確認するなりなんとなく驚いた表情を見せていたのを思い出す。
「でも私が来なくても、お菓子作ったらいつも呼んでくれますよね。私の事好きですもんね」
「ばか、ひとりで食べたら味気無ぇだろ」
「そういう事にしといてあげます」
私は再びケーキを口へと運ぶ。
「あ」
生クリームがたっぷりのった、ふわふわのケーキ。
口の端に、クリームがついてしまった。
「唯、動くな」
瞬間、染谷先輩は私の口の端をペロリと舐めた。
くすぐったくて肩を揺らすと、先輩は妖しく笑う。
「え、先輩、ちょっ、くすぐったいです…ッ」
唇をなぞる様に舌を這わされ、もどかしくなる。
少し唇を開くと、染谷先輩は舌を割り入れ私の舌を絡め取る。
「ん、甘ぇ」
暫く口内を堪能した後、先輩は見せ付けるかのように自分の唇を舐めた。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「花曇」様よりお借りしました。
2015/08/01
とても素晴らしい、休日の午後3時。
「暇潰しにケーキ作っちゃうなんて、さすがですね!すっごい美味しいです!」
「それにしてもタイミング良すぎだろお前。完成と同時に部屋のチャイム鳴らすとは…」
そう。
私も暇だったから、染谷先輩の部屋をいきなり訪ねたのだ。
部屋の扉を開いた染谷先輩が、私と確認するなりなんとなく驚いた表情を見せていたのを思い出す。
「でも私が来なくても、お菓子作ったらいつも呼んでくれますよね。私の事好きですもんね」
「ばか、ひとりで食べたら味気無ぇだろ」
「そういう事にしといてあげます」
私は再びケーキを口へと運ぶ。
「あ」
生クリームがたっぷりのった、ふわふわのケーキ。
口の端に、クリームがついてしまった。
「唯、動くな」
瞬間、染谷先輩は私の口の端をペロリと舐めた。
くすぐったくて肩を揺らすと、先輩は妖しく笑う。
「え、先輩、ちょっ、くすぐったいです…ッ」
唇をなぞる様に舌を這わされ、もどかしくなる。
少し唇を開くと、染谷先輩は舌を割り入れ私の舌を絡め取る。
「ん、甘ぇ」
暫く口内を堪能した後、先輩は見せ付けるかのように自分の唇を舐めた。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「花曇」様よりお借りしました。
2015/08/01
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