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『唯~。人恋しくて眠れねーんだけど…』
夜遅くの電話に出てみると、彰が絶望的な声で訴えて来た。
「え、私にどうしろと」
『今から唯の部屋行って良いか…?』
「……下心は?」
『ある!いや、今のはノリっつーか』
「ふふ、分かったよ。待ってるね」
通話を終えて数分。
控えめなノックと彰の声が聞こえた。
「あ~。さみーさみー」
「最近急に気温下がったもんねぇ」
「早く布団入ろうぜ」
プリンセスにと用意された天蓋付きの広いベッド。
2人で寝るには丁度良い。
「彰…そんなに抱き締められたら眠れないんだけど…」
彰に背を向ける形でうとうとしていると、彰はぎゅっと私を抱き締めて来た。
「だってあったけーんだもん」
「はぁ…」
背中がぽかぽか温かい。
人恋しい冬の始まり。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「ルネの青に溺れる鳥」様よりお借りしました。
2013/11/11
夜遅くの電話に出てみると、彰が絶望的な声で訴えて来た。
「え、私にどうしろと」
『今から唯の部屋行って良いか…?』
「……下心は?」
『ある!いや、今のはノリっつーか』
「ふふ、分かったよ。待ってるね」
通話を終えて数分。
控えめなノックと彰の声が聞こえた。
「あ~。さみーさみー」
「最近急に気温下がったもんねぇ」
「早く布団入ろうぜ」
プリンセスにと用意された天蓋付きの広いベッド。
2人で寝るには丁度良い。
「彰…そんなに抱き締められたら眠れないんだけど…」
彰に背を向ける形でうとうとしていると、彰はぎゅっと私を抱き締めて来た。
「だってあったけーんだもん」
「はぁ…」
背中がぽかぽか温かい。
人恋しい冬の始まり。
─ END ─
【あとがき】
タイトルは「ルネの青に溺れる鳥」様よりお借りしました。
2013/11/11
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