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生徒会室に入ると、ソファに寝そべる2つの影。
狭いソファの上で抱き合う形で寝ていたのは、一条と陸だった。
「ったく、寝るなら自分の部屋行けよ」
そう言いつつも、眠る2人にタオルケットを掛けてやる。
そして向かい側のソファに腰をおろし、特に急ぎで片付ける用事が無い俺は2人をじっと観察する。
姉妹と言われたら信じてしまいそうな程そっくりな寝顔。
こいつらは日に日に言動や見た目が似てきている気がする。
写真でも撮ってやろうかと携帯のカメラ機能を開いたところで、陸がゆっくりと瞼を開いた。
「あれ、環…?ボクら寝ちゃってたんだ」
陸は抱き付いている一条の腕を優しくほどき、上体を起こした。
「なに?環。もしかして、唯の寝顔見て変な事しようなんて思ってないよね?」
「俺様がそんな事する訳ねぇだろ」
俺は携帯をポケットに仕舞った。
陸は一条の頭を撫でながらにこにこ笑っている。
「ふふ。ボクの唯、可愛いでしょ。羨ましい?」
全く面倒臭い奴だ。
俺はソファから立ち上がり、仕事を片付ける事にした。
─ END ─
【あとがき】
2015/05/04
狭いソファの上で抱き合う形で寝ていたのは、一条と陸だった。
「ったく、寝るなら自分の部屋行けよ」
そう言いつつも、眠る2人にタオルケットを掛けてやる。
そして向かい側のソファに腰をおろし、特に急ぎで片付ける用事が無い俺は2人をじっと観察する。
姉妹と言われたら信じてしまいそうな程そっくりな寝顔。
こいつらは日に日に言動や見た目が似てきている気がする。
写真でも撮ってやろうかと携帯のカメラ機能を開いたところで、陸がゆっくりと瞼を開いた。
「あれ、環…?ボクら寝ちゃってたんだ」
陸は抱き付いている一条の腕を優しくほどき、上体を起こした。
「なに?環。もしかして、唯の寝顔見て変な事しようなんて思ってないよね?」
「俺様がそんな事する訳ねぇだろ」
俺は携帯をポケットに仕舞った。
陸は一条の頭を撫でながらにこにこ笑っている。
「ふふ。ボクの唯、可愛いでしょ。羨ましい?」
全く面倒臭い奴だ。
俺はソファから立ち上がり、仕事を片付ける事にした。
─ END ─
【あとがき】
2015/05/04
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