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嫉妬 ジェシ北

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家まではお互い無言のまま




玄関に入って先に沈黙を破ったのは北斗だった

「ジェシー、どういうこと?なんか怒ってる?」

少し上目遣いで尋ねてくる
そんな姿にさえクラっときてしまう俺はどこまで北斗に惚れているのだろうか

でもそんなことどうでもいいんだ、今は

「自分に心当たりないの?俺いまものすごく怒ってる」

少し低い声で聞くと北斗の顔が少し青ざめた
正直もうそこまで怒ってない
でも北斗のリアクションが見たいしもうちょっと意地悪したくなっちゃった


「俺、ジェシーになにかした?お、俺何もしてないよ…」


北斗の声がだんだんと小さくなっていく
やばい、可愛いすぎる

俺のS心がふつふつと湧いてきた


「へえ、自分で何をやったかわからないんだ。俺めっちゃ怒ってるのになぁ」


もう、可哀想なくらいにビクビクする北斗
普段俺が怒ることなんてないもんね


「ごめんなさい、なんでもするから許して。ね、ジェシー?」


「なんでもするんだね?いいよ、許してあげる」


「ほんと?よかった。」

北斗は安心したみたいだけど簡単には許さないよ

「北斗、」
「ん?なに??」

「さっきなんでもするって言ったよね?」
「え?」

「許してあげるから、俺の言うこと聞いてね」



さてと、今日の楽しみが1つ増えましたよ






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