Who is my lover?
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【島左近編】
「ちょ、なまえさんどうしたんスか!?……大胆すぎません!?」
「い、色々と理由があって……!!」
ザビー教からは何としても逃げないといけない!と思って全力でダッシュした結果、廊下を歩いていた左近くんに正面から抱きつくような形になってしまった。
「ご、ごめんねほんと……」
とりあえず、左近くんからすぐに離れる。
「もうちょっとくっついててもよかったのに……そしたら、俺もアンタと噂になれたかもしれねーし」
「う、噂?」
「なんで俺、なまえさんと噂になってねーのかな?俺もなまえさんの彼氏候補……っていうか彼氏になりたいんスけど!」
ま、またサラッと告白のようなものを……!!
「そ、そっか。うーん……」
なんだか、色々と大変なことになっている気がする。私はいったい、何人に告白のお返事をすればよいのでしょうか。律儀にひとりひとりちゃんとお返事をするとなると……
「あ〜っ!!もう!困ってるなまえさんも可愛いですけど!なんすかそのビミョーなお返事はっ」
「あっ、いや……今日似たようなことたくさん言われてるからさあ。どうしようかな〜……みたいな」
「似たようなことってなん……え!?も、もしかして俺以外にも告白されたってこと!?」
「うん……まぁそうだね。告白……うん、告白だよなあ〜みんな……」
「えぇ!?どういう状況なんすかそれ!?」
「私が聞きたいよ!ねえこれどういう状況なの!?」
「とりあえず、俺はなまえさんの彼氏になりたいって言いました!」
「ぐっ……」
「なんでダメージ受けてるんすか……そんな反応されるとこっちは倍でダメージ食らうんすよ……」
「いや、ごめんね左近くん……一日に何回も何回も告白されるとね……なんかこう、たくさんの人にお断りをしなくちゃいけないんだな〜とか、何回も断るの辛いな〜……って思うわけで」
「えっ……じゃあ一気に返事しちゃえばよくね!?」
……え?
「校庭に生徒集めて、屋上から叫べばいいんすよ!"島左近くんが大好きなのでみなさんとはお付き合いできませーーーーん!!!"って!」
「か、画期的なアイデア……ていうか私が左近くんのこと大好きなのが前提!?」
「なんだかんだなまえさん、俺のこと好きっしょ?」
「ゔ……」
「屋上で叫ぶなまえさんの隣で、俺はドヤ顔するんで。任せてください」
「任せられないよ!左近くんの命が危ない!!」
三成くんや半兵衛さんがあの様子だったのに、これ以上火に油を注ぐような真似なんてしたら左近くんの命が危ない!!
「……覚悟してます。散る所存ってヤツです」
「なんで!?嫌だよ!!散らないでよ!」
「じゃあ散りません!俺と一生一緒にいてください、なまえさん!」
「それはそれで重いよ!!」
つ、ツッコミが止まらない!ていうかめちゃくちゃテンポがいいのはなんなの!?漫才なの!?
「……なまえさん、いつもの勢い戻ってきましたねっ!ちょっとは元気になりました?」
「え?……あ」
もしかして左近くん、私が元気なさそうだったから、ちょっと冗談めいたことを言ってくれたのかな……。
い、今考えると私、すごく失礼な態度をとったのでは……。曖昧な返事をするわ、似たようなことをたくさん言われたとか言うわで……!
「あ、あの、ごめんね左近くん!!私、左近くんにすごく失礼なことを言って……」
「えっ?あー……確かにまぁまぁショック受けましたけどっ!でもまぁ俺もタイミング悪かったみたいだし?お互い様っしよ!」
「左近くん……ありがとう」
「へへっ……でもなまえさん、なんかいっぱい告られて、色んな人に似たようなことたくさん言われてるみたいなんでっ」
そう言った左近くんは、私に顔を近づけた。
ちゅっ。
「へ……?」
明らかに、頬に感触があった。え、い、今……
「これくらいしないと他のヤツらに負けちゃいそうなんで……許してくださいねっ」
ほっぺに……キス、され、た……?
「へへっ、あーもう恥ずかしっ!……他のヤツらに何言われたかわかんないけど、今からは俺のことだけ考えてくださいね!?絶対っスよ!?」
か、顔が熱い。
ぶつかって左近くんに抱きついてしまった時に"大胆"とか言われたけど、大胆なのは左近くんだって……!!
___とか、左近くんに言いたかったんですけど。照れすぎて、何も言えませんでした。
「ちょ、なまえさんどうしたんスか!?……大胆すぎません!?」
「い、色々と理由があって……!!」
ザビー教からは何としても逃げないといけない!と思って全力でダッシュした結果、廊下を歩いていた左近くんに正面から抱きつくような形になってしまった。
「ご、ごめんねほんと……」
とりあえず、左近くんからすぐに離れる。
「もうちょっとくっついててもよかったのに……そしたら、俺もアンタと噂になれたかもしれねーし」
「う、噂?」
「なんで俺、なまえさんと噂になってねーのかな?俺もなまえさんの彼氏候補……っていうか彼氏になりたいんスけど!」
ま、またサラッと告白のようなものを……!!
「そ、そっか。うーん……」
なんだか、色々と大変なことになっている気がする。私はいったい、何人に告白のお返事をすればよいのでしょうか。律儀にひとりひとりちゃんとお返事をするとなると……
「あ〜っ!!もう!困ってるなまえさんも可愛いですけど!なんすかそのビミョーなお返事はっ」
「あっ、いや……今日似たようなことたくさん言われてるからさあ。どうしようかな〜……みたいな」
「似たようなことってなん……え!?も、もしかして俺以外にも告白されたってこと!?」
「うん……まぁそうだね。告白……うん、告白だよなあ〜みんな……」
「えぇ!?どういう状況なんすかそれ!?」
「私が聞きたいよ!ねえこれどういう状況なの!?」
「とりあえず、俺はなまえさんの彼氏になりたいって言いました!」
「ぐっ……」
「なんでダメージ受けてるんすか……そんな反応されるとこっちは倍でダメージ食らうんすよ……」
「いや、ごめんね左近くん……一日に何回も何回も告白されるとね……なんかこう、たくさんの人にお断りをしなくちゃいけないんだな〜とか、何回も断るの辛いな〜……って思うわけで」
「えっ……じゃあ一気に返事しちゃえばよくね!?」
……え?
「校庭に生徒集めて、屋上から叫べばいいんすよ!"島左近くんが大好きなのでみなさんとはお付き合いできませーーーーん!!!"って!」
「か、画期的なアイデア……ていうか私が左近くんのこと大好きなのが前提!?」
「なんだかんだなまえさん、俺のこと好きっしょ?」
「ゔ……」
「屋上で叫ぶなまえさんの隣で、俺はドヤ顔するんで。任せてください」
「任せられないよ!左近くんの命が危ない!!」
三成くんや半兵衛さんがあの様子だったのに、これ以上火に油を注ぐような真似なんてしたら左近くんの命が危ない!!
「……覚悟してます。散る所存ってヤツです」
「なんで!?嫌だよ!!散らないでよ!」
「じゃあ散りません!俺と一生一緒にいてください、なまえさん!」
「それはそれで重いよ!!」
つ、ツッコミが止まらない!ていうかめちゃくちゃテンポがいいのはなんなの!?漫才なの!?
「……なまえさん、いつもの勢い戻ってきましたねっ!ちょっとは元気になりました?」
「え?……あ」
もしかして左近くん、私が元気なさそうだったから、ちょっと冗談めいたことを言ってくれたのかな……。
い、今考えると私、すごく失礼な態度をとったのでは……。曖昧な返事をするわ、似たようなことをたくさん言われたとか言うわで……!
「あ、あの、ごめんね左近くん!!私、左近くんにすごく失礼なことを言って……」
「えっ?あー……確かにまぁまぁショック受けましたけどっ!でもまぁ俺もタイミング悪かったみたいだし?お互い様っしよ!」
「左近くん……ありがとう」
「へへっ……でもなまえさん、なんかいっぱい告られて、色んな人に似たようなことたくさん言われてるみたいなんでっ」
そう言った左近くんは、私に顔を近づけた。
ちゅっ。
「へ……?」
明らかに、頬に感触があった。え、い、今……
「これくらいしないと他のヤツらに負けちゃいそうなんで……許してくださいねっ」
ほっぺに……キス、され、た……?
「へへっ、あーもう恥ずかしっ!……他のヤツらに何言われたかわかんないけど、今からは俺のことだけ考えてくださいね!?絶対っスよ!?」
か、顔が熱い。
ぶつかって左近くんに抱きついてしまった時に"大胆"とか言われたけど、大胆なのは左近くんだって……!!
___とか、左近くんに言いたかったんですけど。照れすぎて、何も言えませんでした。