複数人
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「やれ三成、なまえへのほわいとでーの返礼とやらは決めたのか?」
______今日はちょうどホワイトデー1週間前。
今生徒会室になまえが不在だからなのか、刑部さんは三成様にこの話題を振った。
「あぁ……婚約指輪を贈ろうと思ったのだが私たちはまだ学生だからな……」
「学生じゃなくても婚約指輪はちょっとアレです三成様。重いです!すっげー重いです!」
三成様からいきなりトンデモ回答をいただいてしまった。
……ちなみに言っておくと俺たちが貰ったのは義理チョコ兼友チョコみたいなものだ。
「え?婚約指輪って重い……?そうかな?」
疑問を呈したのは半兵衛様。
笑顔なのが逆に怖い!
「……まァ、賢人もなかなかのものよな。そして生徒会の銀髪はなにゆえ斯様に重いのか。謎よ、謎」
……よかった。刑部さんはマトモな感覚っぽい。そして確かに生徒会の銀髪、ちょっと重いかも?
「ふふ、永遠の謎ということにしておこうかな。ところで秀吉はなまえに何を送るんだい?きっと僕たちが考えつかないようなすごいものを贈るんだろうね」
は、半兵衛様、しれっとハードル上げてねぇ……!?
「秀吉様の贈答品……!ぜひ参考にさせていただきますッ!」
み、三成様ーーーーーーーッ!!!
この人無意識にハードルを最大まで上げた!もうハードルどころじゃない!高跳びっすよ!
「うむ……なまえへの贈答品か……ここはひとつ豪勢なものを……」
さ、流石秀吉様!いつもどっしり構えてるけど、半兵衛様と三成様にハードルを最大限まで上げられてもまるで動じてない!
いっ、いったいどんなものを贈るつもりなんだ……!?
「________土地よ!」
…………土地?
え、いや……土地!?
「やっぱり君には敵わないな秀吉……!」
「流石です秀吉様……!」
「……われには理解できぬ感性よなァ」
……俺と刑部さんは『いやマジで?』みたいな顔してるけど、三成様と半兵衛様はベタ褒めだ。
「いや流石にスケールデカすぎますって!!なまえも受け取れないです!」
「何を言う左近!受け取れないとはどういう了見だッ」
ギロっと俺を睨む三成様。
こ、これはマズくねぇ!?
「ヒィイすんません!マジすんません……ってなんで俺が謝ってるんすか!刑部さんからもなんかフォローお願いしますよぉ……」
「……はぁ、太閤よ。今のなまえにはちと規模が大きすぎるゆえ。豪勢なものを贈るとしても百貨店の菓子あたりが相場であろ」
「む、成程……ならば近々百貨店に寄るか」
……よ、よかった。とりあえずなまえに土地が贈られるのは免れた。
秀吉様、なまえに対しては孫に甘いおじいちゃんみたいになっちゃうの、なんでなんだろうな。
「そうだね秀吉。百貨店なら婚約指輪も買えそうな気がするよ」
「いや婚約指輪は買う気なんすね!!?」
______今日はちょうどホワイトデー1週間前。
今生徒会室になまえが不在だからなのか、刑部さんは三成様にこの話題を振った。
「あぁ……婚約指輪を贈ろうと思ったのだが私たちはまだ学生だからな……」
「学生じゃなくても婚約指輪はちょっとアレです三成様。重いです!すっげー重いです!」
三成様からいきなりトンデモ回答をいただいてしまった。
……ちなみに言っておくと俺たちが貰ったのは義理チョコ兼友チョコみたいなものだ。
「え?婚約指輪って重い……?そうかな?」
疑問を呈したのは半兵衛様。
笑顔なのが逆に怖い!
「……まァ、賢人もなかなかのものよな。そして生徒会の銀髪はなにゆえ斯様に重いのか。謎よ、謎」
……よかった。刑部さんはマトモな感覚っぽい。そして確かに生徒会の銀髪、ちょっと重いかも?
「ふふ、永遠の謎ということにしておこうかな。ところで秀吉はなまえに何を送るんだい?きっと僕たちが考えつかないようなすごいものを贈るんだろうね」
は、半兵衛様、しれっとハードル上げてねぇ……!?
「秀吉様の贈答品……!ぜひ参考にさせていただきますッ!」
み、三成様ーーーーーーーッ!!!
この人無意識にハードルを最大まで上げた!もうハードルどころじゃない!高跳びっすよ!
「うむ……なまえへの贈答品か……ここはひとつ豪勢なものを……」
さ、流石秀吉様!いつもどっしり構えてるけど、半兵衛様と三成様にハードルを最大限まで上げられてもまるで動じてない!
いっ、いったいどんなものを贈るつもりなんだ……!?
「________土地よ!」
…………土地?
え、いや……土地!?
「やっぱり君には敵わないな秀吉……!」
「流石です秀吉様……!」
「……われには理解できぬ感性よなァ」
……俺と刑部さんは『いやマジで?』みたいな顔してるけど、三成様と半兵衛様はベタ褒めだ。
「いや流石にスケールデカすぎますって!!なまえも受け取れないです!」
「何を言う左近!受け取れないとはどういう了見だッ」
ギロっと俺を睨む三成様。
こ、これはマズくねぇ!?
「ヒィイすんません!マジすんません……ってなんで俺が謝ってるんすか!刑部さんからもなんかフォローお願いしますよぉ……」
「……はぁ、太閤よ。今のなまえにはちと規模が大きすぎるゆえ。豪勢なものを贈るとしても百貨店の菓子あたりが相場であろ」
「む、成程……ならば近々百貨店に寄るか」
……よ、よかった。とりあえずなまえに土地が贈られるのは免れた。
秀吉様、なまえに対しては孫に甘いおじいちゃんみたいになっちゃうの、なんでなんだろうな。
「そうだね秀吉。百貨店なら婚約指輪も買えそうな気がするよ」
「いや婚約指輪は買う気なんすね!!?」
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