竹中半兵衛
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「え、あ、あの~……困ります」
「困る?僕のことは嫌いかい?」
「そういう問題じゃないんです!恥ずかしいんですってば!!」
「僕は君と恥ずかしいことをしたいんだよ!」
「したいんだよ!じゃないですよ!!」
半兵衛さんから告白された学園祭から、早数ヶ月。
日に日に半兵衛さんの主張が激しくなってきているような気がしてならない。
「なんでそう恥ずかしがるかなあ」
「半兵衛さんの恥じらいがなさすぎるんです……」
……半兵衛さんは私とキス以上のことがしたいらしい。
いや、その、まあ。半兵衛さんに告白されてから今日まで、そういうことをしてこなかったわけではないんだけど。
一度だけ、まあ、その……ね。
とにかく、すごかった。もうとにかく恥ずかしかった。
(……どうして?かわいいのに)
(君とこんなことができるなんてね……僕が想像していたよりもずっといい)
(これからももっと、こういうことをするつもりだけど?)
……とか!!
それはもう恥ずかしいセリフの雨を浴びせられて。
こんなことを、また言われるのかと思うと……!!
「そ、そのうち!そのうち、その……心の準備はするので」
いや、正直心の準備なんていつまでたってもできる気なんてしないんだけど……
そのうち、ってごまかしておくしかない。
「その心の準備とやらはいつできるのかな?君にそう言われ続けてずっと待っているんだけど」
にっこりと黒い笑みを浮かべる半兵衛さん。
これがほんとの暗黒微笑ってやつ?
……半兵衛さん、彼女に向かってする顔じゃないですよ。
「だって……無理ですよ!前の、その……恥ずかしかったんですよ!?」
「うーん、僕としては実践を重ねて早く慣れてもらいたいんだけどな。最初は恥ずかしいかもしれないけど」
「実践て……あとたぶん一生慣れないです」
「……なら慣れなくてもいいよ。僕としては君の恥ずかしがる姿を見たいし、ね?」
「なっ……」
なんなんだもう。なんなんだこの人。
なんでこんな恥ずかしい台詞をなんの躊躇いもなく言えるんだろ……。
「うーん、たまには強引に迫ることも必要なのかな」
「え?」
「よし、僕はいま君に強引に迫ることに決めたよ」
「え、いや……え??」
…………そんなこと勝手に決めないでください!!
「と、いうわけで失礼するね」
「え、本当に失礼しちゃうんですか!?」
どうやら本当に失礼しちゃうらしい。腰に手が回ってきている。
「…………なんだい?嫌なのかい?」
むっとする半兵衛さん。ちょっとかわいい……じゃなくて!
「あー……そういうんじゃ、ないですけど!じゅ、十秒だけ待ってください!十秒で心の準備をします!!」
「わかったよ……あ、やっぱりだめだ。強引に迫るって決めたからね」
「ええ……強引にとかできるんですか?」
「とりあえず、実践してみようと思うんだけど」
「あっ」
まずい。すでに近いのに顔がどんどん近づいてくる。
これはなんか変なスイッチ入れちゃった?
もしかしてこれはあれなんじゃないか。キス的なことをされるのではないのだろうか。
…………いや無理!!!!!!!色々と保てない!!!
「……ふふっ、そんなにおびえることないのに」
「ご、ごめんなさい……!」
なんでこの人はこんなに余裕なのかなあ……!!
そんなにおびえることないのに~じゃないですよまったく。おびえさせてるのは半兵衛さんなんですけど!?
「……あーもう!かわいいなあ」
半兵衛さんがガバッと抱きついてきた。……い、今の勢いすごかったな。
「かわいい、なんでこんなに可愛いんだろう……はあ、ずるいよ君は。自覚はあるのかな?」
「ええと……??それは、どういう……」
「君が僕を惑わせている、ということだよ」
「は、ハイ……?」
このひとのスイッチが色々とわからない。ほんとうにわからない。
そして、強引に迫るのは……一応、やめてくれたのかな?
「じゃあ、まずはキスからはじめようか」
『まずは』キスから……か。
……私、どうなっちゃうんだろう。
「困る?僕のことは嫌いかい?」
「そういう問題じゃないんです!恥ずかしいんですってば!!」
「僕は君と恥ずかしいことをしたいんだよ!」
「したいんだよ!じゃないですよ!!」
半兵衛さんから告白された学園祭から、早数ヶ月。
日に日に半兵衛さんの主張が激しくなってきているような気がしてならない。
「なんでそう恥ずかしがるかなあ」
「半兵衛さんの恥じらいがなさすぎるんです……」
……半兵衛さんは私とキス以上のことがしたいらしい。
いや、その、まあ。半兵衛さんに告白されてから今日まで、そういうことをしてこなかったわけではないんだけど。
一度だけ、まあ、その……ね。
とにかく、すごかった。もうとにかく恥ずかしかった。
(……どうして?かわいいのに)
(君とこんなことができるなんてね……僕が想像していたよりもずっといい)
(これからももっと、こういうことをするつもりだけど?)
……とか!!
それはもう恥ずかしいセリフの雨を浴びせられて。
こんなことを、また言われるのかと思うと……!!
「そ、そのうち!そのうち、その……心の準備はするので」
いや、正直心の準備なんていつまでたってもできる気なんてしないんだけど……
そのうち、ってごまかしておくしかない。
「その心の準備とやらはいつできるのかな?君にそう言われ続けてずっと待っているんだけど」
にっこりと黒い笑みを浮かべる半兵衛さん。
これがほんとの暗黒微笑ってやつ?
……半兵衛さん、彼女に向かってする顔じゃないですよ。
「だって……無理ですよ!前の、その……恥ずかしかったんですよ!?」
「うーん、僕としては実践を重ねて早く慣れてもらいたいんだけどな。最初は恥ずかしいかもしれないけど」
「実践て……あとたぶん一生慣れないです」
「……なら慣れなくてもいいよ。僕としては君の恥ずかしがる姿を見たいし、ね?」
「なっ……」
なんなんだもう。なんなんだこの人。
なんでこんな恥ずかしい台詞をなんの躊躇いもなく言えるんだろ……。
「うーん、たまには強引に迫ることも必要なのかな」
「え?」
「よし、僕はいま君に強引に迫ることに決めたよ」
「え、いや……え??」
…………そんなこと勝手に決めないでください!!
「と、いうわけで失礼するね」
「え、本当に失礼しちゃうんですか!?」
どうやら本当に失礼しちゃうらしい。腰に手が回ってきている。
「…………なんだい?嫌なのかい?」
むっとする半兵衛さん。ちょっとかわいい……じゃなくて!
「あー……そういうんじゃ、ないですけど!じゅ、十秒だけ待ってください!十秒で心の準備をします!!」
「わかったよ……あ、やっぱりだめだ。強引に迫るって決めたからね」
「ええ……強引にとかできるんですか?」
「とりあえず、実践してみようと思うんだけど」
「あっ」
まずい。すでに近いのに顔がどんどん近づいてくる。
これはなんか変なスイッチ入れちゃった?
もしかしてこれはあれなんじゃないか。キス的なことをされるのではないのだろうか。
…………いや無理!!!!!!!色々と保てない!!!
「……ふふっ、そんなにおびえることないのに」
「ご、ごめんなさい……!」
なんでこの人はこんなに余裕なのかなあ……!!
そんなにおびえることないのに~じゃないですよまったく。おびえさせてるのは半兵衛さんなんですけど!?
「……あーもう!かわいいなあ」
半兵衛さんがガバッと抱きついてきた。……い、今の勢いすごかったな。
「かわいい、なんでこんなに可愛いんだろう……はあ、ずるいよ君は。自覚はあるのかな?」
「ええと……??それは、どういう……」
「君が僕を惑わせている、ということだよ」
「は、ハイ……?」
このひとのスイッチが色々とわからない。ほんとうにわからない。
そして、強引に迫るのは……一応、やめてくれたのかな?
「じゃあ、まずはキスからはじめようか」
『まずは』キスから……か。
……私、どうなっちゃうんだろう。
1/4ページ