島左近
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「コロッケうま〜……」
「揚げたて、うま〜……」
コロッケを頬張りながら歩く私と左近くん。
いや、それにしてもこのコロッケ美味しすぎでは?
今日はまっすぐ家に帰る予定……だったんだけど、左近くんと商店街に来てよかったな。
『この前さ、課題教えてくれたっしょ?だから今日はお礼に奢りますっ!すげー美味い店知ってるんで!』
……こんなことを言われてしまっては仕方ない。二つ返事で了承しました、ハイ。
すげー美味い店、なんて言われたら着いていくに決まってるんだよなあ。
「……あ〜!美味しかった!ぜひともまた奢ってほしい!」
「いや俺が奢る前提!?」
「……だめ?」
左近くんを上目遣いで見つめる。私なりの渾身のぶりっ子である。
「………えっ?」
左近くんが固まってしまった。
……ど、どうしよう。
思ってた反応と違う!!
『いやいや、ダメに決まってるっしょ!?』
みたいな感じで、即座にツッコミが入ることを期待していたんですが、これは……。
引かれ……た?
「あー……あの、ごめんね、左近く、」
「ちょ……さすがに可愛すぎじゃねえ?ズルいわ、ホント……」
……え?
「そっちのパターン!?ご、ごめん……なんか、そんな感じで刺さると思わなかった……」
「いや奥深くまで刺さりまくりなんすけど……さっきの、だめ?ってヤツ、めっちゃ可愛くて普通に照れたんすけど」
「て、照れちゃったかあ」
……そんなこと言われると、こっちが照れちゃうんだけどなあ。
「……なまえさんがかわいいことすると、もっと好きになっちゃうんすけど」
「う、うん……?」
「いや、もうかなり好きなんすけど……これ以上はヤバいっていうか……」
「や、やばい……のかあ」
左近くん、かなり恥ずかしいこと言ってるって自覚あるのかな。
「だってなまえさん、ただでさえかわいいのに」
「……そ、そうなの?」
ま、まだ言うか!まだ言うのかっ!そろそろこっちが限界なんだけど!?
「自覚ナシ!?いやなまえさんってまじでかわいいから!」
「わっ、分かったから!それ以上はやめて……恥ずかしい、から……」
あまりにも恥ずかしすぎて、声を出すのがやっとだった。だって、何回も可愛いだの好きだの言われる経験なんてないわけで……!
「あれ?なまえさん、顔真っ赤……」
な、なにをそんな他人事みたいに!
「左近くんのせいですが!?」
「……へへ、俺のことちょっとは意識してくれた感じ?」
「そりゃ、するよ……好きとかかわいいとかあんなに言われたら」
「……これからもいっぱい言うんで、ずっと俺だけ意識しててほしいんすけど」
私の目をまっすぐ見つめながら言う左近くん。
さ、さっきよりも顔に熱が集まるような感覚がする。
……でも、ちょっと嬉しいと思っている自分がいるような気もする。
「揚げたて、うま〜……」
コロッケを頬張りながら歩く私と左近くん。
いや、それにしてもこのコロッケ美味しすぎでは?
今日はまっすぐ家に帰る予定……だったんだけど、左近くんと商店街に来てよかったな。
『この前さ、課題教えてくれたっしょ?だから今日はお礼に奢りますっ!すげー美味い店知ってるんで!』
……こんなことを言われてしまっては仕方ない。二つ返事で了承しました、ハイ。
すげー美味い店、なんて言われたら着いていくに決まってるんだよなあ。
「……あ〜!美味しかった!ぜひともまた奢ってほしい!」
「いや俺が奢る前提!?」
「……だめ?」
左近くんを上目遣いで見つめる。私なりの渾身のぶりっ子である。
「………えっ?」
左近くんが固まってしまった。
……ど、どうしよう。
思ってた反応と違う!!
『いやいや、ダメに決まってるっしょ!?』
みたいな感じで、即座にツッコミが入ることを期待していたんですが、これは……。
引かれ……た?
「あー……あの、ごめんね、左近く、」
「ちょ……さすがに可愛すぎじゃねえ?ズルいわ、ホント……」
……え?
「そっちのパターン!?ご、ごめん……なんか、そんな感じで刺さると思わなかった……」
「いや奥深くまで刺さりまくりなんすけど……さっきの、だめ?ってヤツ、めっちゃ可愛くて普通に照れたんすけど」
「て、照れちゃったかあ」
……そんなこと言われると、こっちが照れちゃうんだけどなあ。
「……なまえさんがかわいいことすると、もっと好きになっちゃうんすけど」
「う、うん……?」
「いや、もうかなり好きなんすけど……これ以上はヤバいっていうか……」
「や、やばい……のかあ」
左近くん、かなり恥ずかしいこと言ってるって自覚あるのかな。
「だってなまえさん、ただでさえかわいいのに」
「……そ、そうなの?」
ま、まだ言うか!まだ言うのかっ!そろそろこっちが限界なんだけど!?
「自覚ナシ!?いやなまえさんってまじでかわいいから!」
「わっ、分かったから!それ以上はやめて……恥ずかしい、から……」
あまりにも恥ずかしすぎて、声を出すのがやっとだった。だって、何回も可愛いだの好きだの言われる経験なんてないわけで……!
「あれ?なまえさん、顔真っ赤……」
な、なにをそんな他人事みたいに!
「左近くんのせいですが!?」
「……へへ、俺のことちょっとは意識してくれた感じ?」
「そりゃ、するよ……好きとかかわいいとかあんなに言われたら」
「……これからもいっぱい言うんで、ずっと俺だけ意識しててほしいんすけど」
私の目をまっすぐ見つめながら言う左近くん。
さ、さっきよりも顔に熱が集まるような感覚がする。
……でも、ちょっと嬉しいと思っている自分がいるような気もする。
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