片倉小十郎
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学園祭で使う衣装として、安っぽいセーラー服を渡されてしまった。毎日制服着てるのに、学園祭でコスプレ衣装のセーラー服を着るなんてなんか変な感じだけど。
……まあ、それでいろいろあって成り行きで小十郎さんに見てもらうことになりまして。その安っぽいセーラー服を今着ているわけですけども。
しっかし安っぽいなあこれ。生地ペラペラだし、下手したらちょっと下着透けるんじゃない?
当日は下にちょっと厚めのキャミソールとか着たほうがいいかもだなあ……。
とりあえず、小十郎さんに感想を求めるか。
「……ど、どうですかね?なんかちょっと恥ずかしいです、あはは」
「っ、……似合ってるんじゃねえか?」
……と言ってはくれているものの、今思いっきり目を逸らされたのですが!?
えっ、そんなに嫌でした??
「……ほんとにそう思ってます?あの、そこまで目を逸らされるとさすがに傷つくというか」
「目のやり場に困るんだ、仕方ねえだろ……」
まあ、確かに生地はペラッペラだし、スカートの丈は短いし。
目のやり場に困るっていうのも、あながち間違いではないかもしれない。でも……
「確認するって言ったの、小十郎さんじゃないですか!」
そうなんだよ、そもそも私がこうしてセーラー服を試着することになったのは何を隠そう小十郎さんが少し……いや、かなり?しつこく言ってきたからだ。
「きわどい格好で他の男の前に出られたらたまったもんじゃねえからな、確認のためだ」
「ど、独占欲出してきた……と、とにかく!この通りせっかく着たんですし、見るならちゃんと見てくださいよ、ほら!」
「フッ、それもそうか。なら穴が開くほどしっかりと見ねえとな」
そう言いながら、小十郎さんはじりじりと迫ってくる。な、なんだかすっごく怖い顔してる気が……。
ていうか、私のすぐ後ろは壁なんですが!?
「ち、近っ……って、そうだ。感想聞かせてくださいよ!似合ってます?」
なんだか危機を感じたので、とりあえず無理矢理話題を変えてみることに。
壁際に追い詰められていることには、変わりないんだけど……
「感想、か……なんというか、わりと好きだな」
「好ッ……!?そ、そうですか……」
「ああ、結構見入っちまった。正直、ここが学校でなかったら……すまない。今の発言は忘れてくれ」
「な、なにそれ、気になるじゃないですか」
学校じゃなかったらなんなんだ。いや、なんとなく想像できないこともないけど。聞きたいけど、聞いちゃダメような気も……
「まだなまえには嫌われたくないんでな。残念だが教えられねえ」
「……小十郎さんも、そういうこと考えるんだね」
「…………どうだかな」
「ちょっとなんですかその間。今想像した?」
「とてもじゃねえが、教えられねえな」
「わ、小十郎さんのむっつり~」
「……ほう、少し分からせたほうがいいかもしれねえな」
「……えっ」
……まあ、それでいろいろあって成り行きで小十郎さんに見てもらうことになりまして。その安っぽいセーラー服を今着ているわけですけども。
しっかし安っぽいなあこれ。生地ペラペラだし、下手したらちょっと下着透けるんじゃない?
当日は下にちょっと厚めのキャミソールとか着たほうがいいかもだなあ……。
とりあえず、小十郎さんに感想を求めるか。
「……ど、どうですかね?なんかちょっと恥ずかしいです、あはは」
「っ、……似合ってるんじゃねえか?」
……と言ってはくれているものの、今思いっきり目を逸らされたのですが!?
えっ、そんなに嫌でした??
「……ほんとにそう思ってます?あの、そこまで目を逸らされるとさすがに傷つくというか」
「目のやり場に困るんだ、仕方ねえだろ……」
まあ、確かに生地はペラッペラだし、スカートの丈は短いし。
目のやり場に困るっていうのも、あながち間違いではないかもしれない。でも……
「確認するって言ったの、小十郎さんじゃないですか!」
そうなんだよ、そもそも私がこうしてセーラー服を試着することになったのは何を隠そう小十郎さんが少し……いや、かなり?しつこく言ってきたからだ。
「きわどい格好で他の男の前に出られたらたまったもんじゃねえからな、確認のためだ」
「ど、独占欲出してきた……と、とにかく!この通りせっかく着たんですし、見るならちゃんと見てくださいよ、ほら!」
「フッ、それもそうか。なら穴が開くほどしっかりと見ねえとな」
そう言いながら、小十郎さんはじりじりと迫ってくる。な、なんだかすっごく怖い顔してる気が……。
ていうか、私のすぐ後ろは壁なんですが!?
「ち、近っ……って、そうだ。感想聞かせてくださいよ!似合ってます?」
なんだか危機を感じたので、とりあえず無理矢理話題を変えてみることに。
壁際に追い詰められていることには、変わりないんだけど……
「感想、か……なんというか、わりと好きだな」
「好ッ……!?そ、そうですか……」
「ああ、結構見入っちまった。正直、ここが学校でなかったら……すまない。今の発言は忘れてくれ」
「な、なにそれ、気になるじゃないですか」
学校じゃなかったらなんなんだ。いや、なんとなく想像できないこともないけど。聞きたいけど、聞いちゃダメような気も……
「まだなまえには嫌われたくないんでな。残念だが教えられねえ」
「……小十郎さんも、そういうこと考えるんだね」
「…………どうだかな」
「ちょっとなんですかその間。今想像した?」
「とてもじゃねえが、教えられねえな」
「わ、小十郎さんのむっつり~」
「……ほう、少し分からせたほうがいいかもしれねえな」
「……えっ」
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