第2章 ー第232話~ー エニエス・ロビー編・CP9編・さよならメリー編
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「あぎゃぎゃぎゃぎゃーー」
フランキーも唖然としてみている。まぁ、銃は使い物にならないから問題無いのか。俺も見てるだけだし。あ、でもさっきの弾出さないとな。後ででもいいけど。
「存分にやらせてもらうわ」
「よーしお前ぇら、急いでこっちに来い。脱出の準備は整えておく!」
「了解したー」
呑気なウソップの声に笑ってしまう。もういつもの一味だ。
「いかん、罪人の海楼石の手錠が外れた!もう一度取り押さえろー!」
「いや遅いって。あと、フランキーいるから。さっきとは違うだろ」
思わず突っ込みを入れても仕方ない。能力者の捕獲がそう簡単であってたまるか。ってか、舐めすぎなんだよ。
思った瞬間に今度は砲撃される。防御柵に当たったって所か。どうせ無差別なバスターコールだ。相変わらず大雑把な攻撃だ。ついでに司法の塔まで砲撃されて崩れたけど…まぁ、どうにかなるだろ。ウソップが居たみたいだけど。
「長鼻くん!」
「長っ鼻!」
「フランキー、ロビンちゃん、こっちは無事だ。今すぐそっちへ向かう」
「良かった」
「じゃあ、この場を何とか。おめぇ、戦力に数えていいのか?」
「もちろん」
「あー、俺もいいよ。気に入らないやつ吹っ飛ばしていいって約束だし」
「てめぇは最初から戦力だっての!」
えー。まぁ、楽しそうだからいいけど、戦い見せたら引かれる気がするんだけどなぁ。
「急げ、兵士共。砲撃が本格化する前に!」
「はっ」
走り出してくる兵士たちに目を向けるものの、どの程度手を出していいのかわからずに悩む。んー、体術くらいでいいか。自分の戦闘スタイルが決まってないって切ないよな。
「橋の向こうに護送船があるな。あれが、脱出の鍵だと思わねぇか?」
「あの船を奪う他に助かる道はなさそうね」
「かかれーっ!」
ロビンとフランキーのコンビ技が光ってる。いや、俺が介入する余地ねぇじゃん。倒し漏らしたやつを取り敢えず海に叩き込む。あんまり触りたくないから蹴り飛ばすって感じになるけどそしたらサンジと被るからな。
2人の邪魔にならないよう歩く。かかってきた海兵をまとめて…近くに落ちてた長銃でたたき落とす。あ、これ便利だわ。丁度いいし。
少しだけ疲労感が出たらしいフランキーとロビンを眺め、じゃあ残り貰ってもいいかな?なんて思ってると戦艦がこちらにやってきた。砲撃まで開始されればやれることも少ないな。でも、ニコ・ロビンだけ標的外にされる可能性は高い。なら、もっと砲撃しにくくするか。
懐からでんでん虫を取り出して記憶している番号を指定し呼び出す。普通の番号とは違うから、1桁でも間違えたら大騒ぎになるんだよな。
『ーーコールコール、こちら黒姫』
『黒姫様ーっ!!いやでもこのブラックでんでん虫の番号を知ってるのはーー』
『エニエス・ロビーにいる。から、邪魔しないで』
『それは出来ません!なんたってバスターコールです!その重要性は黒姫様、貴方もご存知のはずーー』
『知らない。そっちの問題、でしょ。ちゃんと言ったから』
『ええーーっ!!』
ガチャン、音を立てて通話を切る。でんでん虫を胸元に戻すと持っていた銃を持ち下へと薙ぐ。バランスを崩して海に落ちていく人たちを眺めると俺を狙ってきた男を右腕で撫でるように突き飛ばした。……うん、簡単だ。どうせならもっと楽しめる戦闘がしたいんだけどな。
砲弾の嵐に逃げまとう海兵に、自分が長官だから生き残っていると豪語するスパンダム。ロビンはトラウマを刺激されたようで両肩を抱き震え始める。
人間の正しい反応だ、それに対して文句を言える人はいないだろう。なら…。
ロビンに近付いて抱き締める。
「ゆっくり、息を吐いて。大丈夫、オハラのようにはならない。ここには、皆がいる。俺が守るよ。だから『問題ない』」
普段とは違う声音で呟く。簡単な催眠術だ。α波と呼ばれる音域を出すことにより感じる感覚…洗脳してもいいんだけどな。後々面倒だ。ルフィにも怒られそうだし。
ある程度落ち着いたロビンは、小さく頷くと俺を1度だけ抱き締める。ここはオハラでもないしロビンも1人ではない。
一応、相棒を用意する。出来れば使いたくないけど砲撃の的になったらコイツがなければ生き残れない。いや、守れないか。生き残るだけならどうにでもなりそうだし。
一応周囲を警戒しながら動いていると、近くの塔から大きな腕が見えた。あんなこと出来るのはルフィだけだろうな。 なんか飛んできたし、服も赤かったし。
「見たかカティ・フラム!お前らはもう終わりなんだよ。いや、最初っから終わってたんだ」
「勝負はついてねぇ、まだ分かんねぇだろ!」
「麦わらと戦っているのはーー」
「ルッチだろ、ロブ・ルッチ。CP9史上最強の男。ーーまぁ、正確には暗殺人形か。あいつは別格なんだろ?ま、皆殺しとかろくな戦績じゃないけど」
フランキーも唖然としてみている。まぁ、銃は使い物にならないから問題無いのか。俺も見てるだけだし。あ、でもさっきの弾出さないとな。後ででもいいけど。
「存分にやらせてもらうわ」
「よーしお前ぇら、急いでこっちに来い。脱出の準備は整えておく!」
「了解したー」
呑気なウソップの声に笑ってしまう。もういつもの一味だ。
「いかん、罪人の海楼石の手錠が外れた!もう一度取り押さえろー!」
「いや遅いって。あと、フランキーいるから。さっきとは違うだろ」
思わず突っ込みを入れても仕方ない。能力者の捕獲がそう簡単であってたまるか。ってか、舐めすぎなんだよ。
思った瞬間に今度は砲撃される。防御柵に当たったって所か。どうせ無差別なバスターコールだ。相変わらず大雑把な攻撃だ。ついでに司法の塔まで砲撃されて崩れたけど…まぁ、どうにかなるだろ。ウソップが居たみたいだけど。
「長鼻くん!」
「長っ鼻!」
「フランキー、ロビンちゃん、こっちは無事だ。今すぐそっちへ向かう」
「良かった」
「じゃあ、この場を何とか。おめぇ、戦力に数えていいのか?」
「もちろん」
「あー、俺もいいよ。気に入らないやつ吹っ飛ばしていいって約束だし」
「てめぇは最初から戦力だっての!」
えー。まぁ、楽しそうだからいいけど、戦い見せたら引かれる気がするんだけどなぁ。
「急げ、兵士共。砲撃が本格化する前に!」
「はっ」
走り出してくる兵士たちに目を向けるものの、どの程度手を出していいのかわからずに悩む。んー、体術くらいでいいか。自分の戦闘スタイルが決まってないって切ないよな。
「橋の向こうに護送船があるな。あれが、脱出の鍵だと思わねぇか?」
「あの船を奪う他に助かる道はなさそうね」
「かかれーっ!」
ロビンとフランキーのコンビ技が光ってる。いや、俺が介入する余地ねぇじゃん。倒し漏らしたやつを取り敢えず海に叩き込む。あんまり触りたくないから蹴り飛ばすって感じになるけどそしたらサンジと被るからな。
2人の邪魔にならないよう歩く。かかってきた海兵をまとめて…近くに落ちてた長銃でたたき落とす。あ、これ便利だわ。丁度いいし。
少しだけ疲労感が出たらしいフランキーとロビンを眺め、じゃあ残り貰ってもいいかな?なんて思ってると戦艦がこちらにやってきた。砲撃まで開始されればやれることも少ないな。でも、ニコ・ロビンだけ標的外にされる可能性は高い。なら、もっと砲撃しにくくするか。
懐からでんでん虫を取り出して記憶している番号を指定し呼び出す。普通の番号とは違うから、1桁でも間違えたら大騒ぎになるんだよな。
『ーーコールコール、こちら黒姫』
『黒姫様ーっ!!いやでもこのブラックでんでん虫の番号を知ってるのはーー』
『エニエス・ロビーにいる。から、邪魔しないで』
『それは出来ません!なんたってバスターコールです!その重要性は黒姫様、貴方もご存知のはずーー』
『知らない。そっちの問題、でしょ。ちゃんと言ったから』
『ええーーっ!!』
ガチャン、音を立てて通話を切る。でんでん虫を胸元に戻すと持っていた銃を持ち下へと薙ぐ。バランスを崩して海に落ちていく人たちを眺めると俺を狙ってきた男を右腕で撫でるように突き飛ばした。……うん、簡単だ。どうせならもっと楽しめる戦闘がしたいんだけどな。
砲弾の嵐に逃げまとう海兵に、自分が長官だから生き残っていると豪語するスパンダム。ロビンはトラウマを刺激されたようで両肩を抱き震え始める。
人間の正しい反応だ、それに対して文句を言える人はいないだろう。なら…。
ロビンに近付いて抱き締める。
「ゆっくり、息を吐いて。大丈夫、オハラのようにはならない。ここには、皆がいる。俺が守るよ。だから『問題ない』」
普段とは違う声音で呟く。簡単な催眠術だ。α波と呼ばれる音域を出すことにより感じる感覚…洗脳してもいいんだけどな。後々面倒だ。ルフィにも怒られそうだし。
ある程度落ち着いたロビンは、小さく頷くと俺を1度だけ抱き締める。ここはオハラでもないしロビンも1人ではない。
一応、相棒を用意する。出来れば使いたくないけど砲撃の的になったらコイツがなければ生き残れない。いや、守れないか。生き残るだけならどうにでもなりそうだし。
一応周囲を警戒しながら動いていると、近くの塔から大きな腕が見えた。あんなこと出来るのはルフィだけだろうな。 なんか飛んできたし、服も赤かったし。
「見たかカティ・フラム!お前らはもう終わりなんだよ。いや、最初っから終わってたんだ」
「勝負はついてねぇ、まだ分かんねぇだろ!」
「麦わらと戦っているのはーー」
「ルッチだろ、ロブ・ルッチ。CP9史上最強の男。ーーまぁ、正確には暗殺人形か。あいつは別格なんだろ?ま、皆殺しとかろくな戦績じゃないけど」