第一章 ー232話〜263話ー ウォーターセブン編
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「生身なら、首に風穴が空いて即死だったな、ゴム人間。…何をしてる、麦わら」
「お前、コイツ殺す気だろ!一緒に船大工やってた仲間じゃねぇのかよ!」
腕をのばしパウリーを回収したルフィは声に怒りを乗せて言い切る。殺すなんてそんなの明白だ、今更確認することでもない。
でも、ルフィは仲間が大好きだもんな。そこがルフィのいい所だ。
「ーー仲間でも、仲間じゃない。自分の感情は関係ねぇよ。ソレは所詮作り物…後付けのもんだ。好きとか嫌いですらない、生かすべきか殺すべきか…その程度になる。さっきまで仲間でも、今は違うんだよ」
「ナマエお前っ!てーせーしろ、てーせーっ!」
「なるほど、黒姫様は確かに“こちら側”の人間ですね。あちらに行かれたらご苦労なさいますよ」
「黙れ部外者」
キッパリと言い切る。俺の冷たい表情と声にルフィは戸惑うはずだ。いや、そうであって欲しいという願望か。
「ナマエも…お前らも本当に裏切り者か!じゃあいいよ。とにかく俺は、こいつと一緒に…アイスのおっさんを殺そうとしている奴らをぶちのめそうと約束したんだ」
「…なぜお前がパウリーに味方するんじゃ?」
「俺もお前らに用があるからだよ。おいロビン、なんでお前がこんなヤツらといるんだ。出て行きたきゃ、ちゃんと理由を言え!」
「そうよ、こいつら政府の人間だって言うじゃない。どうして…」
いや、あの…俺もいるんだけども。ま、俺の心配をされないならその方がいい。下手すると実家に強制送還の上監禁だからな。いや、でもそうすると実家に来るか?…それだけはやめて欲しい。あとあと面倒だし、俺一人ならどうにかなる…多分。
「聞き分けが悪いのね。コックさんと船医さんにお別れは言ったはずよ。伝えてくれなかったの?」
「伝えたよ!だけど、俺だって納得できねぇ!何でだロビン!」
「私の願いを叶えるためよ。貴方たちと居ても決して叶わない、願いを」
ロビンの言葉に絶望的な表情をする一味、だがゾロは違う。そうか、覚悟を決めてきたのか。
「それを成し遂げるためなら、私はどんな犠牲も厭 わない」
「それで、平気で仲間を暗殺犯に仕立てあげたのか。願いってのはなんだ」
「話す必要が無いわ」
「正気の沙汰じゃねぇ、その女は。…気は確かかニコ・ロビンお前は、自分が何をやろうとしているのか分かってるのか」
「貴方にはもう、何も言う権利はないはずよ。黙っていなさい!」
ロビンが悪魔の実の力を解放する…が、俺に言わせれば喋らせ過ぎで喋り過ぎだ。既にロビンの願いはルフィ達に興味を持たせてる。ロビンの計画に彼らが介入してくる可能性は…80%、くらいだろ。7割あれば予想通りに行く、と言われてるこの世界では、最早確定したと言いきれる状況だ。
アイスバーグに関節をきめる。…あーあ、せっかく治したのに。まぁ、この程度のダメージなら残ってても許してもらおうか。ちなみに、完全に傷を受け取ることもできるけどそれはやらない。なぜなら、急に元気になってしまったら違和感が生じるからだ。俺が引き受けたとなれば…政府に対する裏切り行為にもなる。別にいいけど、監視とか拘束とかって基本好きじゃねぇんだよな。
「アイスバーグさん!」
「誰にも邪魔はさせない」
「おいロビン、何やってんだ!お前本気かよ」
「ロビン、どうしちゃったんだ!本当にもう敵なのか?ロビン…」
「ああ、そうか…」
今まで茶番だと思っていた。けれどニコ・ロビンは、本気で彼らに嫌われようとしている。これは、ケジメか。予想外のことも多いだろうが…覚悟の上なんだろう。全く、面倒臭いよな。
「悪いが、そこまでにしてもらおう。我々はこれから、重要人物を探さなければならないんだ。急いでいる。この屋敷にももう用はないし、君らにももう完全に用はない」
「俺にもかよ?」
「ご冗談を、黒姫様」
だよなー。ついでに逃がしてもらおうと思ったのによ。契約した以上仕方ないけど。まぁ、これもアイスバーグの依頼の延長線上か。
「カリファ、あとどれぐらいだ」
「2分よ」
…爆発させる気だな。火薬をポンポン使えるって、さすが世界政府。金持ちだ。
「お前、コイツ殺す気だろ!一緒に船大工やってた仲間じゃねぇのかよ!」
腕をのばしパウリーを回収したルフィは声に怒りを乗せて言い切る。殺すなんてそんなの明白だ、今更確認することでもない。
でも、ルフィは仲間が大好きだもんな。そこがルフィのいい所だ。
「ーー仲間でも、仲間じゃない。自分の感情は関係ねぇよ。ソレは所詮作り物…後付けのもんだ。好きとか嫌いですらない、生かすべきか殺すべきか…その程度になる。さっきまで仲間でも、今は違うんだよ」
「ナマエお前っ!てーせーしろ、てーせーっ!」
「なるほど、黒姫様は確かに“こちら側”の人間ですね。あちらに行かれたらご苦労なさいますよ」
「黙れ部外者」
キッパリと言い切る。俺の冷たい表情と声にルフィは戸惑うはずだ。いや、そうであって欲しいという願望か。
「ナマエも…お前らも本当に裏切り者か!じゃあいいよ。とにかく俺は、こいつと一緒に…アイスのおっさんを殺そうとしている奴らをぶちのめそうと約束したんだ」
「…なぜお前がパウリーに味方するんじゃ?」
「俺もお前らに用があるからだよ。おいロビン、なんでお前がこんなヤツらといるんだ。出て行きたきゃ、ちゃんと理由を言え!」
「そうよ、こいつら政府の人間だって言うじゃない。どうして…」
いや、あの…俺もいるんだけども。ま、俺の心配をされないならその方がいい。下手すると実家に強制送還の上監禁だからな。いや、でもそうすると実家に来るか?…それだけはやめて欲しい。あとあと面倒だし、俺一人ならどうにかなる…多分。
「聞き分けが悪いのね。コックさんと船医さんにお別れは言ったはずよ。伝えてくれなかったの?」
「伝えたよ!だけど、俺だって納得できねぇ!何でだロビン!」
「私の願いを叶えるためよ。貴方たちと居ても決して叶わない、願いを」
ロビンの言葉に絶望的な表情をする一味、だがゾロは違う。そうか、覚悟を決めてきたのか。
「それを成し遂げるためなら、私はどんな犠牲も
「それで、平気で仲間を暗殺犯に仕立てあげたのか。願いってのはなんだ」
「話す必要が無いわ」
「正気の沙汰じゃねぇ、その女は。…気は確かかニコ・ロビンお前は、自分が何をやろうとしているのか分かってるのか」
「貴方にはもう、何も言う権利はないはずよ。黙っていなさい!」
ロビンが悪魔の実の力を解放する…が、俺に言わせれば喋らせ過ぎで喋り過ぎだ。既にロビンの願いはルフィ達に興味を持たせてる。ロビンの計画に彼らが介入してくる可能性は…80%、くらいだろ。7割あれば予想通りに行く、と言われてるこの世界では、最早確定したと言いきれる状況だ。
アイスバーグに関節をきめる。…あーあ、せっかく治したのに。まぁ、この程度のダメージなら残ってても許してもらおうか。ちなみに、完全に傷を受け取ることもできるけどそれはやらない。なぜなら、急に元気になってしまったら違和感が生じるからだ。俺が引き受けたとなれば…政府に対する裏切り行為にもなる。別にいいけど、監視とか拘束とかって基本好きじゃねぇんだよな。
「アイスバーグさん!」
「誰にも邪魔はさせない」
「おいロビン、何やってんだ!お前本気かよ」
「ロビン、どうしちゃったんだ!本当にもう敵なのか?ロビン…」
「ああ、そうか…」
今まで茶番だと思っていた。けれどニコ・ロビンは、本気で彼らに嫌われようとしている。これは、ケジメか。予想外のことも多いだろうが…覚悟の上なんだろう。全く、面倒臭いよな。
「悪いが、そこまでにしてもらおう。我々はこれから、重要人物を探さなければならないんだ。急いでいる。この屋敷にももう用はないし、君らにももう完全に用はない」
「俺にもかよ?」
「ご冗談を、黒姫様」
だよなー。ついでに逃がしてもらおうと思ったのによ。契約した以上仕方ないけど。まぁ、これもアイスバーグの依頼の延長線上か。
「カリファ、あとどれぐらいだ」
「2分よ」
…爆発させる気だな。火薬をポンポン使えるって、さすが世界政府。金持ちだ。