マギ夢小説<紅炎寄り>
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紅炎との情事は吸血後だった。
(血の味がする)
紅炎の血を飲み込むナマエの表情は熱に浮かされた、艶やかな女のそれに似ている。そのナマエの唇を奪うとその熱さが心地いい。
しかし着物を脱がそうとすると一瞬体を強張らせてぎゅうっとナマエは固く目を閉じてしまう。
「おい、何故俺を見ない?」
「は、恥ずかしくて……」
「何がだ?」
「……は、肌が、……体を見られるのが、恥ずかしくて」
紅炎は少し思考し、首を傾ける。
ナマエが何を恥ずかしがるのか、よくわからない。
「俺はお前の体に惚れたわけではないぞ?」
「え、で、でも、」
「というかお前を発見した時、何もまとっていない状態で保護したから、体の状態は把握済みだ」
「っ!!?」
ナマエの顔が真っ赤に染まる。
しかし紅炎は気にしない。
「まぁ、あれ以来お前の体は成長しているはずだがな。発育を良くする食事を用意させていたし」
さらりと告げる言葉はあまりにも甘やかな情事をする会話ではなかったが、すべて真実だった。ナマエを発見した当初からあまりに痩せた体をしていたので栄養のあるものを食べさせようと思い至ったのは、多分兄心というものだろう。発見当初から紅炎はナマエを女として見ていなかったし、もし死なれたら貴重な迷宮攻略者を失われてしまう。
それだけのはずだった。
(だが、今は)
じっ、とナマエを見下ろせばナマエは顔を赤く染め、泣き出しそうなほど瞳を潤ませている。さらに下を見れば滑らかで白い肌が紅炎の視線を待っていた。
(触りたい)
着物の帯はすでに解いている。紅炎は着物の隙間から手を差し入れ、ナマエの肌に触れた。
「……っ、」
「声を殺すな」
紅炎はナマエの男を知らぬ肌をできるだけ優しく扱うが、ナマエは紅炎の熱い男の手にどう対処したらいいのかわからない。
(紅炎さまが、違う人に見える)
いつもは涼しい顔をしている紅炎。冷静で、厳しい表情なら見たことがあるが今の紅炎は違う。
「……どうした?」
「え、あ、……いえ、なんでもな、っあ!」
胸の先端を撫でられ、声を上げる。紅炎はナマエの反応に舌で舐めてみる。
「っん、ぁ……っや、ぁ」
「気持ち良いだろう。……良い声だ」
「紅炎、さま、だ、だめぇ……っ」
ぞくぞくとした感覚に、甘い喘ぎ声。自分ではないような気がするナマエには戸惑いがあったが、紅炎は嬉しそうにナマエに触れていく。
男を知らない少女。しかし愛しい女に変わりはない。
「ナマエ、お前は知らんだろう」
「は、い……?」
紅炎の手で肌を甘く責められて、感度は良くなったはずだ。そう察した紅炎は誰も触れていないナマエの下腹部に手を伸ばす。
「っ!!こ、紅炎さ、ぁ、あ、」
「濡れているが、まだ足りないな……力を抜いていろ、唇は噛むな、最初は痛むがすぐに良くなるからな」
そう言われても、とナマエは声を言葉に変換できない。声を出そうとすると、ただただ色香を含んだ女の喘ぎ声になってしまう。
(恥ずかしい声、恥ずかしい体の感覚、なのに……)
「紅炎、さま、」
「なんだ?」
紅炎の声に、下腹部がきゅう、と疼く。
「もっと、紅炎さま、ください」
体の疼きは紅炎を欲している。ナマエは本能的にそう感じたから手を伸ばす。紅炎の首に抱きついて、耳元でもう一度「紅炎さま、ください」と囁く。
それが引き金だった。
「……お前は、これ以上煽るな」
「え、んむぅっ」
紅炎に荒々しく唇を奪われ、熱い何かがナマエの下腹部に触れた。
そして。
「っん、んん……っ!」
「ん……っ」
唇を重ねながら紅炎の雄芯がナマエの体に挿入された。
ゆるゆると紅炎は腰を揺らしながら、ナマエの顔を見る。痛みが快感に変わる頃、唇を離すとナマエは荒い呼吸をした。
「大丈夫か?」
「だい、じょうぶ、です」
「痛みは?」
「ない、です」
紅炎は少し息をついた。そしてナマエと繋がったことに安堵すると同時に、不安を感じる
(……今まで女と体を重ねたことはあったが、愛する者と体を重ねるのは初めてだ)
そのことについては安堵するというか喜びを感じている。だが問題は。
(相性が悪いと思っていたが、こいつの中は特別に心地いい……)
「?……紅炎さま?」
「動くぞ」
「え、動いちゃ、やぁっ」
腰の動きをだんだんと早くさせる。その度にナマエの啼く声が耳に心地よかった。
(ナマエも気持ちいいようだし、)
紅炎は唇を舐め、肉食獣のような眼差しをする。
(どこまでできるか、試すか)
そんなことを考えて、紅炎はナマエの腰を掴み直した。
(血の味がする)
紅炎の血を飲み込むナマエの表情は熱に浮かされた、艶やかな女のそれに似ている。そのナマエの唇を奪うとその熱さが心地いい。
しかし着物を脱がそうとすると一瞬体を強張らせてぎゅうっとナマエは固く目を閉じてしまう。
「おい、何故俺を見ない?」
「は、恥ずかしくて……」
「何がだ?」
「……は、肌が、……体を見られるのが、恥ずかしくて」
紅炎は少し思考し、首を傾ける。
ナマエが何を恥ずかしがるのか、よくわからない。
「俺はお前の体に惚れたわけではないぞ?」
「え、で、でも、」
「というかお前を発見した時、何もまとっていない状態で保護したから、体の状態は把握済みだ」
「っ!!?」
ナマエの顔が真っ赤に染まる。
しかし紅炎は気にしない。
「まぁ、あれ以来お前の体は成長しているはずだがな。発育を良くする食事を用意させていたし」
さらりと告げる言葉はあまりにも甘やかな情事をする会話ではなかったが、すべて真実だった。ナマエを発見した当初からあまりに痩せた体をしていたので栄養のあるものを食べさせようと思い至ったのは、多分兄心というものだろう。発見当初から紅炎はナマエを女として見ていなかったし、もし死なれたら貴重な迷宮攻略者を失われてしまう。
それだけのはずだった。
(だが、今は)
じっ、とナマエを見下ろせばナマエは顔を赤く染め、泣き出しそうなほど瞳を潤ませている。さらに下を見れば滑らかで白い肌が紅炎の視線を待っていた。
(触りたい)
着物の帯はすでに解いている。紅炎は着物の隙間から手を差し入れ、ナマエの肌に触れた。
「……っ、」
「声を殺すな」
紅炎はナマエの男を知らぬ肌をできるだけ優しく扱うが、ナマエは紅炎の熱い男の手にどう対処したらいいのかわからない。
(紅炎さまが、違う人に見える)
いつもは涼しい顔をしている紅炎。冷静で、厳しい表情なら見たことがあるが今の紅炎は違う。
「……どうした?」
「え、あ、……いえ、なんでもな、っあ!」
胸の先端を撫でられ、声を上げる。紅炎はナマエの反応に舌で舐めてみる。
「っん、ぁ……っや、ぁ」
「気持ち良いだろう。……良い声だ」
「紅炎、さま、だ、だめぇ……っ」
ぞくぞくとした感覚に、甘い喘ぎ声。自分ではないような気がするナマエには戸惑いがあったが、紅炎は嬉しそうにナマエに触れていく。
男を知らない少女。しかし愛しい女に変わりはない。
「ナマエ、お前は知らんだろう」
「は、い……?」
紅炎の手で肌を甘く責められて、感度は良くなったはずだ。そう察した紅炎は誰も触れていないナマエの下腹部に手を伸ばす。
「っ!!こ、紅炎さ、ぁ、あ、」
「濡れているが、まだ足りないな……力を抜いていろ、唇は噛むな、最初は痛むがすぐに良くなるからな」
そう言われても、とナマエは声を言葉に変換できない。声を出そうとすると、ただただ色香を含んだ女の喘ぎ声になってしまう。
(恥ずかしい声、恥ずかしい体の感覚、なのに……)
「紅炎、さま、」
「なんだ?」
紅炎の声に、下腹部がきゅう、と疼く。
「もっと、紅炎さま、ください」
体の疼きは紅炎を欲している。ナマエは本能的にそう感じたから手を伸ばす。紅炎の首に抱きついて、耳元でもう一度「紅炎さま、ください」と囁く。
それが引き金だった。
「……お前は、これ以上煽るな」
「え、んむぅっ」
紅炎に荒々しく唇を奪われ、熱い何かがナマエの下腹部に触れた。
そして。
「っん、んん……っ!」
「ん……っ」
唇を重ねながら紅炎の雄芯がナマエの体に挿入された。
ゆるゆると紅炎は腰を揺らしながら、ナマエの顔を見る。痛みが快感に変わる頃、唇を離すとナマエは荒い呼吸をした。
「大丈夫か?」
「だい、じょうぶ、です」
「痛みは?」
「ない、です」
紅炎は少し息をついた。そしてナマエと繋がったことに安堵すると同時に、不安を感じる
(……今まで女と体を重ねたことはあったが、愛する者と体を重ねるのは初めてだ)
そのことについては安堵するというか喜びを感じている。だが問題は。
(相性が悪いと思っていたが、こいつの中は特別に心地いい……)
「?……紅炎さま?」
「動くぞ」
「え、動いちゃ、やぁっ」
腰の動きをだんだんと早くさせる。その度にナマエの啼く声が耳に心地よかった。
(ナマエも気持ちいいようだし、)
紅炎は唇を舐め、肉食獣のような眼差しをする。
(どこまでできるか、試すか)
そんなことを考えて、紅炎はナマエの腰を掴み直した。