Marco Papa
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例外もある
レイリーに傘下の船3隻にコーティング依頼をして数週間。ほぼ毎日足繁く通いコーティング作業をみていたニアとレイリーはすっかり仲良くなったようで、ハルタも嫉妬するくらいだ。
コーティング作業中に覇気のコントロール方法を教えてもらったようで、あんなにイメージが掴めない…と苦戦していたオンオフが難なくできるようになって帰ってきた。
一番に見せたかったと呼び出され、小さなお祝い会を開いているところだ。
「複雑な気分だねい」
「?なんで?」
「俺ができるようにしてやりたかったよい」
「ハッ、嫉妬か?マルコ…見苦しいぞ」
満足気なお前に言われたかねえ、とレイリーに返す。オヤジも似たようなこと言ってたよい。
「レイリーもジンベエとお友達なんだって」
「あぁ、言うのすっかり忘れてたよい…レイリーも顔広いからねい」
そうなんだ、とレイリーを見やるニア。あの海賊王の右腕だと理解できた日にはひっくり返るんだろうか。
「それにしてもこの子は面白いな、泳げないけど海王類と話せるとは…」
ジンベエの笛の話から聞いたらしいレイリーが酒を煽る。
「悪魔の実かと思ったが、水中で動くことはできるからねい…不思議だよい」
日に日に見聞色の覇気でできることが増えていると伝える。
「もうレイリーは冒険しないの?」
「あぁ、歳なのもあるしな…」
ふうん、とニアが呟いたあとレイリーの右手を握って見上げる。
「レイリーも一緒に行こうよ」
「おや、勧誘か?嬉しいね」
「おとーさんに聞いたらレイリーならいいよって言ってたよ」
オヤジにまで根回ししてんのかよい…。
「あいつは飲み相手が欲しいだけだろう…。はは、外堀埋めてくるなんて賢いな、まるでマルコだ」
「俺も勧誘してるの初耳だよい…珍しいねい、ニア」
「シャンクスもマルコのこと誘ってたからいいのかなって…禁止?」
「…人によるよい。まあレイリーなら俺も歓迎だけどねい」
「2人からの誘いは嬉しいが、まだ仕事がわんさか残ってるのでな…マルコもニアも、またおいで」
「えぇ〜」
ゴロンとレイリーの足元に寝転がるニア。ほんとに残念そうな様子につい笑う。
「レイリーを口説くには時間かかるよい」
「シャッキーさんにこうしたらいいって言われたのに…」
「なんつーこと教えてんだアンタ…」
「あら、ふたりともドキッとしたんじゃない?」
通りで珍しい仕草だと思ったよい…全く、魔女みてえな女だ。上手くいくと思ったのに、と続ける笑みはほんとに魔女と間違うような悪い笑顔だ。
「苦手、克服したんじゃねえかよい?」
「ん〜…レイリーは例外」
難しい言葉知ってんだねい。
「初日の怯えようから嘘みたいに懐いてくれたな、白ひげも妬いてるだろう」
それを分かってて毎日コーティング作業見に来るの止めねえんだから、このジジイも大概だねい。
「あぁ、こんどはっ倒してやるって言ってたよい」
「それは恐ろしいな…、そろそろ父親に甘えに行ったほうがいいんじゃないか?ニア。膨れっ面で待ってるに違いないぞ」
そうニアに告げ口する様子は悪ガキの顔だった。
「おとーさんが…?」
「あとマルコもな」
「よせよい」
「膨らんでないよ?」
「隠してるんだよ、君に嫌われたくないから」
「レイリー…」
俺の静止の声などどこ吹く風で二人でニコニコと話している。こいつら…そういう意地の悪いところ似てるのかよい。
「ニアマルコのこと大好きだよ?」
「あぁ…ありがとよい…」
「耳が真っ赤ね、不死鳥さん」
「まだまだ青いなあマルコ」
「お前ら…」
(マルコ、なんでご機嫌ナナメなの?)
(ナナメどころじゃねえよい、急降下だよい)
(…?)
(レイリーにおもちゃとして使われたのがムカつくんだよい、全くアイツら…)
(そうなの?)
(そうだよい)
