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22 レッツお出かけ!
*神代くましろ
今日は待ちに待った轟くんとの初遠出!
相澤さんとエンデヴァーさんに2人でパワポで作成した資料を渡して説得した一泊二日の旅行!
『プロヒーローになってからでもいいだろうが、未成年…しかも天然コンビの遠出なんて許可できねえ』
『そこをなんとか!絶対お互い忙しくなるから逆に今しかできないよねって結論になったんです!ちなみに議会は8回開いてます!!』
『………まあ、…確かに…。轟のSNSのフォロワー凄えもんな…』
『とりあえずどうしてオレらがディズニーランドに行きたいかをまとめた資料作ったんで読んでください、お願いします』
『どこに一生懸命なってんだよ…読むだけな』
壮絶なお願い期間、2週間を通して2人でお互いの保護者になんとか頼み込んで(オレはお年玉貯金あるけど、旅費とかもあるからね…)ようやく許可が出た。
ディズニー旅行の前後には敵襲撃や巻き込まれ事故など起きませんように、って交通安全、健康運上げるために神社に通いまくってお願いもした。
「決まんないどうしよ…」
その、前日の夜9時。轟くんと電話を繋いでずっと迷ってることがある。
『どうすんだ、俺は言われるままとりあえず色物の服を纏めたが』
「だって〜、轟くんをウッディイメージしたスカーフつけてもいいしさあ……なんで最近になってモンスターズインクにハマっちゃうの…」
バディものに弱いんだねえ、轟くん…。
『悪い、お前があまりにもオススメしてくるから観たら面白かった』
オススメしたのを素直に見てくれるのは嬉しいんだけどさ!!
結局決めきれなくて、あみだくじでトイストーリーのお揃いコーデで行こう、と決まった。オレはバズ意識のシアー素材の黄緑のシャツと、ストレートの紫色のパンツと白色のスニーカー。シアーシャツだけだと寒いから、白のシャツを中に着込んでいく予定。あとはカチューシャでも帽子でも被ったらそれっぽくなるかなぁと思って組んだ。
轟くんには茶色系のパンツを用意してもらって、黄色ぽいネルシャツはオレが用意した。あとはこれにこの間雑貨屋さんによって見つけたウッディぽいスカーフをあわせて、ウッディの帽子かぶればかなりイケるはず。
その他諸々の持ち物の確認をお互いで行って、電話を切るとのそのそと相澤さんがやってくる。
「俺も確認する、不安だから」
「電話の前もしたじゃないですか…」
「荷物広げただろ、念の為だ。…はいまず財布から」
はい、と財布を見せるとお金の入れ忘れないか?と聞かれるので開くと相澤さんがお札をねじ込んでくる。
「ちょちょちょ、ホテル代出してもらってるのにこれ以上はだめです!!!」
「うるせえ、黙って受け取っておけ」
強情なんだから…財布を取り上げられてカバンの奥底に仕舞われた。お礼を言うと頭をぐしゃぐしゃにされる。
持ち物の確認をして、ワクワクしすぎて寝付けなくて怒られながら布団に入って、あっという間に朝の4時。
始発で向かうからなんとか起きるけど…眠い。
「お土産いらねえからな、気遣うな…クラスの奴らには買ってきてやれよ」
「何言ってるんですか、買ってきますよ…いっぱい写真送るんで見てくださいね!」
「はいはい…スマホ無くしたりすんなよ」
行ってきまーす!とスーツケースを引いて駅に到着。轟くんを見つけて合流したのはいいんだけど……
「と、轟くんもう着てきたの!?」
「?あぁ、着替える時間ねえかと思って…」
もうウッディがここにいる。笑ってしまいそうになるのを堪えて、トイレで着替えるつもりだったと説明する。
二人で電車に乗ってルートを再確認。
「最初ポップコーン買いに行く?」
「え、カチューシャとか買わねえのか?」
買う気まんまんだ…全然それを先に買いに行こう!とルート変更。
「うおお…!!!!初ディズニー…!すごい電車までミッキーだよ!!!」
「はしゃぐな、逸れるだろ」
キャリーケースをロッカーに入れ、トイレで着替えて持ち歩き用のバッグに持ち替えて入口へ。
一度は行ってみたかったんだよね、ディズニー…。生まれて初めてのディズニーに興奮が止まらない。
「すごい…建物がほんとにディズニーの世界だ…!あ、ここカチューシャいっぱい売ってるよ」
轟くんはもちろんウッディのカウボーイハットを買って、オレは特にバズのカチューシャがないから、バズのピンバッチを胸に留めて主張しておく。
「ね、写真撮ろ?…あ、ここリトルグリーンメンいるよ…はいにっこり笑って〜!」
「楽しそうだな、くましろ」
すでにとっても楽しい、眺めているだけで楽しいもの。
「とりあえず本命のやつから並んでいこうか、行きがてらポップコーンとか買お!」
轟くんの手を引いて歩いていく。今日はシーの方に来たから、タワテラの隣のトイマニを一番最初に並ぶ。
まだ開園してすぐだから並び時間も少ない。
塩味とキャラメル味のポップコーンを買う。お金払ってるときにお兄さんたちに「おやウッディにバズじゃないか、今日は2人でパークを見回ってるの?」て声をかけられて嬉しすぎて硬直してしまった。
たまに迷子になりつつも、もう夕方。今日は夜のパレードは絶対見たい!と轟くんにわがままを言いよく見える席でスタンバってた。
「日落ちたら寒いね…」
「ああ…飲むか?」
「なんだっけ、これ?」
「レモンティーだったはず」
ありがと、と言って一口もらう。あったか〜!沁みる美味しさだ。
「轟くん、寒いからもう少しこっち寄ってよ」
「寄れるほどの幅ねえし狭いだろ」
「狭いより寒いほうが嫌だ」
「じゃあお前前に来い」
三角座りをする轟くんの足の間に入れ込まれる。背中全体があったかい…じゃなくて、結構これ恥ずかしいんだけど??
「んで、お前の上着を足元にかけて俺のをこうしたら…よし、人間こたつ」
「わ、轟くんかしこ…!でも服燃やさないでね」
燃やさねえよ、と言われる。オレの足と轟くんの足にひざ掛けのようにかけた上着、隙間ができないように轟くんがかけてくれた上着と個性のおかげもあってすっごいあったかい。
「こうやって地蔵するならクッション持ってくればよかったねえ…」
「寝んのか?」
「あったかいからつい…今日めっちゃ歩いたじゃん…?2万歩だっけ…?」
パレード始まるまでまだ30分くらいある。乗り物乗らなくていいの?と聞いたけど、ギリギリになって見れなくて焦るのも嫌だし、轟くんもさすがに疲れたというのでパレード地蔵を早めたんだけど、平気だったかな…。
「…今見たら3万になってる、足痛え」
ホテル戻ったら湯船でマッサージだね、と返す。5分前にアラームをセットして少し寝ることに。
「お兄さん2人、そろそろパレード始まるよ!」
隣の全身ディズニーグッズで固めてるお兄さんに肩を叩かれて起きる。10分前だ。
「……ありがとうございます…」
オレの背中を枕にしてる轟くんの腕を揺すって起こす。
「…もう始まんのか?」
二人して伸びる。お尻が痛いので1回立ち上がると思い切り低血圧のせいで後ろの轟くんの方へ倒れ込む。
「ごめん低血圧…」
急に立ち上がるな、ともっともなお怒りを受ける。軽めにストレッチして念願のパレードを見て、プリンセスにファンサされてオレが大騒ぎして終わった。轟くんは後ろからずっと動画を撮っていたみたいで、ニヤニヤ意地悪な顔してた。
「お土産買うのか?」
「うん、クラスの皆にお菓子買ってこ!甘いのとしょっぱいの!」
(だーーーー最後怒涛だった…)
(閉店間際ってあんなに混むんだな)
(キャリー持って出ていくだけで一苦労だったね…あ〜楽しかった〜!)
(早く風呂入りてえ)
(分かる…マッサージしたい、ローラー持ってきたけど使う?)
(用意周到だな)
(楽しくて疲れるだろうなって思ったから湿布とかいっぱい持ってきた!)
(おい、バズのストラップ落としてんなよ)
(ああごめん…!ケータイにつけよっかな〜轟くんは?)
(引きちぎれたら嫌だから筆箱につける)
(あ、確かにそっちのほうがいいか…)