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19 レッツ恋バナ!
*神代くましろ
この大盛りあがりの恋バナの始まりは、耳郎さんの何気ないオレへの質問からだったと思う。
「ねえ、アンタさ…まあ先生のこと好きなの皆知ってるけど、過去に彼女とか好きな人いなかったの?」
「あ!恋バナ?アタシも聴きたい!」
答える前に割り込んできた葉隠さん。
「ケロケロ、私も気になるわ」
蛙吹さんもこちらに椅子を直して向かい合う形になる。
「くましろちゃんの恋バナ!?キョーミある〜!」
芦戸さんまで来た。あっという間に女の子たちに囲まれたので、また峰田くんに睨まれてる。峰田くんが思うような関係じゃないよと前伝えたんだけど、関係どうこうより囲まれてること自体気に食わないらしい。
「好きな人…?ん〜…みんなは?」
相澤さんと同列に並ぶくらい好き!ってなったの…誰だろう…と考えてると無言になっちゃうから、皆にリレーを回す。
「アタシ中学の頃好きな先輩いたけど、告白とかできなかったな〜」
葉隠さんがそう言う。右見たらフウン…みたいな顔で爆豪くんもちゃっかり聞いてたので、混ぜることにした。
「オレ好きになるまで時間かかるから…中学の時も疎遠だったな…」
「告白されたりは?」
「多そう!10回くらい?」
耳郎さんと芦戸さんに言われ、思い返してみる。高校に入ってからは相澤さん達が運営?してくれてるファンクラブがあるおかげか、全く無いけど…。中学は電車通学なのもあったからか、結構多かった。
「……対面なら、26人かな?」
「「「26!???!?」」」
「うん、電車通学だったからほんとに知らない人もいる…」
「すご…異次元…26人て…」
耳郎さん、ちょっと引いてない??
「中学からモテモテなのね」
「そうかな…正直知らない人に告白されても…て感じだし。一目惚れとかしたことないし…」
「じゃあ相澤先生は?」
「相澤先生はなんていうか…美女と野獣の野獣に近いの、イレイザーヘッドっていう野獣の時から好きで実は同一人物だったみたいなさ…分かる?」
「あ〜ちょっとわかるかも!」
さすが芦戸さん。話が早い。
皆はきっと、あの入学式の個性把握テストで野獣と人間の姿が合致した状態と思うだろうけど、実は1年間を通して先に相澤さんを見ていたから逆何だけどね…野獣のときは相座さんで、人間に戻った状態がイレイザーヘッドみたいな…。
「ただ…うーん…今のままでいいかなとは思う、どうこうなりたいがない…隣に、視界に入るところにいれれば」
「じゃあさ、くましろちゃんは相澤先生に彼女できたらとか、自分が恋人になったらって考えないの?」
葉隠さんにそう聞かれる。いや、それは何度もシュミレーションしたんだよね、と答える。リアルな回答はお家を出ていく、だって邪魔したくないもん。
「そりゃもちろん、隣にいていいよって言われたら妄想でも泣けるくらい嬉しいし幸せだけど、誰かと結婚とかになつたらただ相澤先生の幸せを尊重するよ……なんたってあの人が幸せならオレも幸せだからね」
「ハッ、まるでオタクだな」
爆豪くんにおでこを突かれる。すんごいニヤニヤしてる。
「そうなのかな……?いやほら、この世に存在してくれてるだけで感謝だからさ…」
「うん、アンタほんと立派なオタク。代表名乗ってもいいよ」
耳郎さんにたぶん?褒められる。グッジョブザインしてたからいい意味だよね。
「彼女とかいたことないの?」
「一度もないなあ〜本人見知りだし…。雄英ではないけど、特に女の子と普通に仲良くなったと思ったら向こうは違うみたいなの多くて、避けてたしなあ…」
「お前、誰にでもベタベタだもんな」
「え〜?気をつけてるんだけどな…嫌だった?」
「勝手にしろ、ヤな時は殴る」
いやまず言ってよ、言葉が通じるんだから。なんで一旦暴力挟むんだか…照れ隠しが変な方向向いてるよねえ、爆豪くんって。
「モテる男は大変だねえ…ストーカーの襲撃もあったし、なんか不安だわ…」
「だからいま女の子の友達いっぱいできてるのオレ自身も驚いてるんだよね、父さんも4回聞き直してきた」
(爆豪は女泣かせてそうだよね)
(アァ゛!??!泣かせてねえわコラ!!!!)
(そうだよ、優しいよ?この間激辛ラーメン食べてむせたとき背中さすってくれたし、残り食べてくれたよ)
(あの量じゃ足りなかっただけだボケ)
(あとほら、皆好きなツンデレ属性だし)
(誰がツンデレだ、テメェにはデレねえよ!!!!)
(くましろちゃんと一緒にいる爆豪ちゃんはいいコよね)
(確かに〜!一見水と油なのに)
(猛獣使いな一面あるよねえ、アンタ)
(そうかな?)