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9 記者会見
※くましろと相澤先生の結婚についての記者会見がもしもあったら
「いや、あの…毎日しつこすぎません??」
「俺は別に平気だぞ、バレてねえからな。」
マイクがうるせえくらいだ、と付け加える相澤さん。
雄英に対して、イレイザーヘッドを出せ、オレとの結婚について説明を!の連絡がすごいらしい。根津さんたちに謝ったら何を何を、惚気ないでよ〜とイジられたけど…普通に業務妨害も甚だしい。
一応SNSでやめてねって言ったのに…。法的に訴えるとかできないんだろうか…。
「開いたらいいじゃねえか、会見」
「…面白がってるでしょ…」
「あぁ、テンパるだろうからな」
ニヤリと悪い顔で笑う相澤さんの脛を軽く叩く。イテ、と言われたので相澤さんの薄いすね毛ツンツンと引っ張ったら怒られた。
「オレだけじゃ心許ないから根津さん同席してくれないかな…」
「あの人なら二つ返事で了承するだろうが…それだと絵面が完全に謝罪会見だな」
確かに。そうなんだよ、ハッピーな感じがないの。
「ゼンマイと根津さんに来てもらおう!よし!」
そんな完全な思いつきで始まった記者会見計画。ゼンマイも根津さんも了承してくれたので、SNSと雄英を通じて告知を出す。
今回の会見以降の自宅特定や、アングラとして活動しているイレイザーヘッドの素顔を晒そうとするような行為、自宅に押しかけるなど近隣への迷惑行為が見られたら全員、全会社弁護士立てて訴える、とデカデカと書いておいた。
この会見で引けばいいけど…。
会見当日、なれないスーツきてたんだけどまじで謝罪?の見た目になっちゃうからネイビーのポロシャツで。この服も相澤さんが買ってくれたやつ。るんるん。
相澤さんは裏にいて中継をモニターで皆で見るらしい、意地悪ですよと伝えたらニヤニヤされた。
「ちゃんと俺の好きなところ言ってこいよ」
「ヴッ!!!!」
「おいこら、会見前に使い物にさせなくすんな!」
ゼンマイに担がれる。使い物て。話すことくらいできるよ!と顔を上げる。うわ…めっちゃいるじゃん…ちょっと引く…
てかちょっと待って、
「担ぎながら入ったの?すごい撮られてるんだけど」
「Happyな会見だからなあ、気張らず楽に楽しく行こうぜェ!」
マスコミの記者たちに自分だけ決めポーズするゼンマイを肘でつついておく。やめてよ、こういうので爆豪くんとかが笑い者にしてくるんだから!
「ほらほら、ふたりとも。始まりと終わりくらいはちゃんと立ってね」
根津さんに言われてちゃんとお辞儀してからマイクを渡される。
「…え…?何?」
「お集まりいただき…のやつ!」
「あぁ!本日はお忙しいところお集まりいただきましてありがとうございます。……え、すっっごい静か、謝罪会見に変える?」
「結婚発表出て悲しむやつも多かったしなあ、いいんじゃねえか?」
「だめに決まってるでしょ、結婚についての記者会見だよ!!」
根津さんに怒られると前列にいる何人かが震えながら笑いを堪えてるのが見えた。相澤さんのため息が聞こえてきそうだ。
3人で席につき、ほぼアドリブで進めようと思ったから原稿もなにもないことに気付く。
「え…と、特に…何しようとか決めてなくて…じゃあお待ちかねであろう質疑応答いきますか?」
「早くねえか????」
「もう……イレイザーヘッドにちゃんと教えるように頼んだのに…後で説教だからねー!!!」
後ろを振り返って言う根津さんが可愛かったので撫でる。
「こういうときってこっち側何言うこと多いんですか?」
とりあえず前の人に聞いてみる。
「お前が質疑すんのかよ!!!アッヒャッヒャ!!」
ゼンマイめちゃくちゃふんぞり返って大笑いしてる。マスコミの人引いてるよ、と忠告しておこう。
「え、と…フリーダムな会見のようなので、質問させていただきますね。
この度は結婚おめでとうございます、イレイザーヘッドはアンダーグラウンドなので我々も…市民も素顔やどんなヒーローなのかは存じ上げません。そんな彼の、どこに惹かれたんですか?」
さっき聞いた人が質問してくれる。おお、そうそうこういのこういうの。思い描いてた会見の絵面になって安心する。
「……ん〜…めちゃくちゃ難しいこと聞いてきますね、全部って言っても納得しないんでしょう?もちろん全部好きなんですけど…あの人は、オレの光なので。落ちそうになっていたところを何度も助けてもらって、正してもらって、見守ってもらって……学生の時からずっと好きって言い続けてたんですけど、一度も拒否されたことなくて。
大人になるのを待ってから答えをくれたんです、めちゃくちゃ優しくて強くてかっこいい、いろんな気持ちを教えてくれた…とか?…答えになってるかな…」
眩しくて両目をつぶると目線ください!と言われて目線を配るも眩しくて目を瞑ってカメラマンさんが笑い出した。
「めせ…ふふ、全部瞑ってる…」
「なんか皆でシェアしてください、眩しくて目が開かないです」
「じゃあ、ノーフラッシュで撮ります!」
会場が笑いに包まれる。おお、柔らかい雰囲気になってきた…よかった〜。
次!と適当に指して質問に答えていく。
「どのようにプロポーズされた?したのでしょうか!?」
「よくぞ聞いてくれました!めちゃくちゃヤバかったんですよ……あの…」
「ブッ!顔あっか!!!」
「ちょっとゼンマイ茶化さないでよ!!!ていうかゼンマイが吹き込んだんじゃないの??!動悸ヤバかったんだから…」
「全部アイツが考えたやつだぜ」
「ゔ……」
正真正銘相澤さんのキザであることが証明されて恥ずかしくなってくる。
「皆さん、すみませんねえ。くましろくんはどうにも照れ屋で……」
万年筆をプレゼントから、試し書きで婚姻届出されたんです…と頑張って伝えたら何人かの女子アナみたいな人たちがキャ〜!って盛り上がってた。
「え、ヤバくないですか???」
「ヤバいな…」
「あのイレイザーヘッドがねえ…キザだねぇ〜」
「ね、根津さんもそう思いますよね?照れるの仕方ないですよね?」
うんうん、と返ってくる。よかった、オレの感覚普通だった。
「1番言われて嬉しかったことは何でしょう?」
これまた悩む……
「……お前は…クソ捻くれてるけどヒーローになれるよ、ですかね……」
一番最初に、貰ってヒーローを本格的に目指したきっかけの言葉。オリジンだ。
「お互いなんて呼んでいるんですか?」
「向こうもオレも下の名前で……」
「なんでここで赤くなんだよ!!!」
「下の名前で呼ぶの慣れないの!」
「相手にやめてほしいことなどありますか?」
「……自分がかっこいいことに対してマシで無自覚なのやめてほしいです!!」
「ご両親への挨拶などされたんですか?」
「…いや特に…?オレの父はひっくり返って驚いてましたけど…母は普通でした」
「結婚式などされるご予定は?」
「えっタキシード姿の…!??!……しようかな…」
「神代、お前も着るしつーか…誓いのキスできんのか?」
「…………ちょっと撮らないで!!!」
想像して顔がじわじわと熱くなったと思ったら、すごい勢いで皆撮り出すから机の下に隠れる。
「無理そうだな、諦めろイレイザー」
「そういえば手、繋げるようになったの?」
根津さんがわざとそんな事言うからその話詳しく!と前列のマスコミたちが騒ぎ出す。
「根津さんまで意地悪言うのやめて!」
「ほら、この通り照れ屋だから手も繋げなくて…苦労してるって職員室でボヤいてて…」
「根津さん!!!」
皆笑ってる、ひどい、いじめだ…。顔の熱を冷まして席に座り直す。
「頼りになるなあと思ったエピソードは?」
「Gを真顔で退治してくれるところです、つよい」
「では最後に……きっとこの会見を見ているであろうイレイザーヘッドへ一言どうぞ!」
「……………き、…今日のご飯なにがいいですか……」
(名言だな)
(も〜いつまで笑うんですか…!)
(コントでもやってんのかよ、こんな会見初めて見たぞ)
(真面目に答えましたよ!)
(終始顔赤くて面白かったぞ)
(も〜意地悪…)
(ピーマンの肉詰めがいい)
(ピーマンの肉詰め選ぶの可愛すぎ……)
(おいここで惚気んな、新婚バカップルがよ!)
(クラスLINE…また爆豪くんが悪口書いてる〜!)
(爆豪か…なんて?)
(トマトみてえ(笑)ステーキ焼いとけやって)
(トマトみたいだったからな)
(しいたけの肉詰めにしますからね!!!)
予想
ほんとにほんとに結婚式を挙げたとして…
泣いて喜ぶ→出久くん、上鳴くん、切島くん、尾白くん、砂糖くん、お茶子ちゃん、葉隠ちゃん、耳郎ちゃん、ヤオモモ、ゼンマイ、オールマイト、くましろちゃん
だと思います。相澤先生はなかなか誓いのキスしなくて、顔真っ赤なの見てケタケタ笑って意地悪するタイプ…