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1 共通の知人
⚠オリジナルのキャラが出てきます。
*神代くましろ
相澤さんと待ち合わせ。学校が終わって今日は外食するらしい。外食と言われてはしゃいでたら「リクエスト聞いてやる」って聞かれて即答で「ココス!!!ハンバーグ!!」と答えたら、なぜか哀れみの目で見られた。なんで?おいしいじゃん。
雄英の制服は目立つと思うって言ったらまあ気にするなとか言われた。ちなみにココスは却下。でもお肉は食べたいと呪いのように言ってたら、考慮してやると言われた。怪しい、あっさりヘルシーなお店連れてかれないだろうか。
「あ!!!相澤さーん!!」
手をブンブン振ってたけど、待ち合わせって初めてでたまらなくなってダイブ。
「うるさい。全部うるさい」
「全部…?」
全部って何…?
「ほらさっさと行くぞ、ただでさえお前目立つんだから」
「?雄英の制服だからですか?」
「…行動も何もかもが目立つんだよ」
「それなんて悪口ですか…?」
*相澤消太
今日は知人が経営している店にくましろを連れてく。マイクとも共通の友人(高校の同級生)だがマイクがくましろのことを漏らしたらしく、秒で連絡が来た。(ペットを一目見せろ!の一言だけ)
くましろとはタイプ的に合うんじゃないだろうか?基本あいつもうるさいし。
隣でルンルンはしゃぐくましろを見やる。鼻歌歌ってる。一応、肉が好きだから用意してやってくれとは言ってある。高校生らしいね!と返ってきた。
「おい、あんまり離れるなよ迷子野郎」
スーパーでさえ迷子になるレベルだ、目を離せない。
「やめてその呼び方!!!」
「おー!お兄さんカッコいいねえ!」
くましろに声がかかる。制服着てんのに全くの躊躇のなさ。どう考えても働けないだろ。
「俺、ここのオーナーやってるんだけどさあ、よければ一緒に働かない?」
「…そんな偉そうには見えないですけどね」
キャッチの男を上から下まで一瞥するようにしたあと、場違いすぎる返答をするくましろ。そうじゃないだろ断れバカ。
隣に立っている俺は知り合いだとも思ってないのか、その男は一方的に話を続ける。
「いやぁ~君みたいなレベル高い子、久々に見たよ!!ルックスも甘いし…かと言って甘すぎないし?身長も申し分ない!」
こいつ、ベタベタと…。顎を掴んで顔をジロジロ査定する男に声をかけようとした瞬間、黙っていたくましろが口を開く。
「きったな…」
騒がしい道なのに、この一言で静まり返ったように思えた。よく通る声だ、いつも思うが。
「ベタベタ触んないでよ、初対面なのに…。爪超汚えけど手洗ってんの?あとオレはヒーローになるために忙しいからそんな余裕ない」
固まるキャッチに目もくれず、スタスタと歩き始めるくましろの後をついていく。角を曲がってようやく止まったかと思うと除菌シートで顔や手を拭き始めた。
「くましろ、」
「…ちょっと今無理です、やめて」
触ろうと伸ばした手を振り払われる。変なところで…というか潔癖なんだな。あまり今まで見たことない一面だ。
「…ふう!よし。相澤さんどうぞ触ってください!」
「お前マジで誤解されるからその言い方やめろ、ふざけんな」
サラリーマンに三度見されたぞ、立場的にはお前がそんな風な言い方しても俺が捕まるんだぞふざけんな。
「拭いたからいいよってことなんですが…」
もういい、そういうことにしておく。
「驚いたよ、潔癖なのか?」
「あ〜…まあ?でも何もかもが気になるわけじゃないです。さすがにさっきのはかなり…めちゃくちゃすっごく嫌でした。」
本当に嫌だったのだろう、しわくちゃの顔で眉間にしわ寄せている。
「気付かなかった」
「友達とかとなら飲み回しとかも平気ですよ、ただ一日経っちゃった飲み物は気になります。分かります?この感じ…」
「ちょっと分かる、鍋は?」
「A組の皆とかならいけます……けど峰田くんに殺されそうなので、男子だけに限定しておきます。」
また一つ世渡りを覚えたな、と返しておく。賢い選択だ。
「あと、イライラしたときとかすごい掃除したくなるんで受験のときはやばかったですね。気になって気になって…そんな汚れてないのに」
「あぁ…だからたまに帰ったらすげえピッカピカだったのか。」
そうなんです、と返ってくる。
受験期は俺も業務が忙しく、家を空ける期間があったがたまに帰ると玄関から何から何までピッカピカで驚いたもんだ。
暇すぎて掃除にやる気を見出したのかと思ったが、こういう理由だったのか。
「どんなお店行くんですか?」
「俺と、マイクの友人がやってる店だ。店主は…まあ、かなり変わってるが味は保証する」
「へえ!お店持つなんてすごい…お二人の友人ってことは、OBってことですか?」
そうだな、と返す。
「学生時代の相澤さんの写真とか持ってますかね?欲しい」
「人をトレーディングカードみたいな扱いすんなよ」
「だって同じ制服きてる相澤さんとか、もうまじプリティすぎて……絶対イケメンじゃないですか…!無理すぎ…」
無理なのかよ。
「…すんごい人いないですけど、もしかして迷ったりしてるわけではないですよね?本当に店あるんですか?」
「お前と一緒にするなクソ迷子が」
「クソ迷子!??!口悪いですよ!」
ギャーギャー喚くくましろの口を手で抑える。もがもが言ってる。
「痛っ、噛みつくなバカ」
「いや鼻まで抑えてたから!窒息死するかと思った…」
ゼーゼーと呼吸をするくましろ。いちいちうるせえ奴だ。
「ほら、着いたぞ」
「お、おおおお~!!!!」
看板とドアだけで目をキラキラさせてるくましろについ笑う。そりゃそうだ、好きなもん食いに行くぞって言って1.7秒で食いに行きたい店にファミレスが返ってくるんだ。
こういう店は来たことないだろう。返答の早さと、どこまでも肉を食べたいこいつの脳にも驚いた。
「……」
「なんだよ目をキラキラしたり嫌そうな顔したり」
「こういうとこ、めっちゃ京都とかのお高い野菜出てきそうじゃないですか…」
「頼んであるぞ?」
「鬼か?肉をリクエストしましたよね!?」
いいから入るぞ、と外扉を開けたらもう目の前に居た。くましろは驚きのあまり猫のように後ろに飛び跳ねてた。
「ヤッホー!消ちゃん、久しぶり!」
「…お熱い出迎えどうも」
久々なのも相まってうるさい。
「し、消ちゃん…!?なんてかわいい呼び名…!」
相変わらずこっちもうるさい。マイクが揃ってしまったらどうなるんだろうか。
「あ、この子が消ちゃんのペット?わあ本当だカワイイ~!名前はなんてゆーの?」
凄まじい速さでくましろに抱きつく色。いつもくましろが俺にしてるように。
「お前、俺昨日言ったろうが…もう忘れたのか?」
「客の相手して酒のんだら忘れた!」
「え…と、神代くましろです。いや、あの、近い!何!?相澤さん、ぎゃあっ!??」
「ごめんね〜、耳の裏の匂いフェチなの嗅がせて!」
「助けてええぇえぇ!!やだやだ!!!」
涙目のくましろを一瞥し先に店に入る。
ちなみに俺も過去に同じようにやられそうになった際に半殺しにして以来俺にはやらなくなった。
「ども!消ちゃんの友達の彩度色だよ!」
「さ、さいどしき…さん……」
ぐったりしながら店内に入ってきて座った瞬間伸びたくましろの頭を撫でる。からかうのが好きな色に耳を噛まれたらしくて、それはそれはゴキブリのようにのたまわっていた。爆笑する色に鉄拳を食らわせたのは言うまでもない。
「一応注文は昨日聞いといたから、早速作るね!えーと…野菜多めでしょ?」
「ちょっと相澤さん、お肉は」
くましろをほっておいて頷く。
「お肉は!」
「出てくるから座れ、野菜も食え少しは」
「相澤さんだってこの間しいたけオレの皿に避けてたじゃん…!」
「あれは野菜じゃねえからノーカン」
「ずっる…!彩度さん、しいたけ大盛りで出してください」
「色さんでいいのに~」
「相澤さんを名前で呼べるようになったら言います!」
「なんだそれ」
野菜かあ、と項垂れるくましろの頭を撫で回す。
手際よく何品か出てきてるが、そもそも前菜だから野菜しか出てこなくてくましろの箸が重い。
「……ブッハ!見事に野菜だけ食べないね〜…」
色が爆笑している。
「…や、…やさいしかない…にく…」
「前菜だからねえ。でもメインディッシュはお肉だよ?」
「食べます」
早い。食べないと出てこないぞと脅した甲斐があった。普段からそうやって食えと言う。
「ふふふ…ふーん…?」
「何だ、気持ち悪い顔して」
「ちょっとそれ失礼じゃない!?いやぁ~?まさか消ちゃんがね…」
「??」
やはりプロが作る料理だと苦手な野菜も美味しいのだろう、顔色がいいくましろが色を見やる。
「随分お熱じゃん?」
「…はあ…。…お前もマイクも本当に面倒くさいのな」
口の横にソース付いてんぞ。潔癖どこ行った。拭いてやる。
「くましろくんは、消ちゃんのこと好き?」
「そりゃもう、目に入れても痛くないです」
即答するくましろをよそに俺も飯を食う。…作ってる人間はアレだが美味い。
「いいな~!俺もこんなに好かれてみたい!消ちゃんとか不愛想じゃん!!好きとか言ってくれないでしょ?」
「…無愛想……?」
思い当たる節がないのだろう、首を傾げてそのまま固まるくましろを見やる。
「お前が勝手にやっぱりオレのことは嫌いなんだ、とか拗ねてるだろーがいつも…」
何回マイクに仲裁してもらってると思ってんだこいつ。色がメインの肉を焼き上げて皿に盛り付けている。美味そうないい香りだ。
「はい、お待ちかねのメインディッシュ!ソースがちょっとお酒成分強めかも~。くましろくん弱い?酔っちゃうかなあ…」
「激弱だ」
「じゃあ間違いなく酔うね。ごめんね消ちゃん」
「おいひい…!!!」
肉が出てきた感動と、ようやく野菜から抜け出した喜びと美味さのあまり涙を流してもう食べ始めている。
美味い美味いと連呼するくましろをニッコリ眺める色。人が美味しそうに自分の御飯食べるの好き、と昔言っていたな。
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「なんだ、酔うと寝ちゃうタイプなんだ。キス魔とかになったら面白かったのに…」
「遊ぶんじゃねえ。連れて帰るの俺なんだぞ」
間違えて俺の酒を飲んでしまったあの時よりはいいが、眠いのか引っ付いてくるくましろ。
「眠いなら寝とけ、ちゃんと食ったか?」
「……割といっぱいたべました!」
そうか、と頭を撫でると猫みたいにぐりぐりと頭を擦り付けてくる。食べにくい。
「だってマイクがあんなに話してたし気になるじゃん?見てから入れるか決めたけど…ウブそうだし、眠ってた方が話しやすそうだと思ってさ、消ちゃんが。」
ため息が出る。
「…何をそんなに聞きたいことがあるんだよ」
「そりゃもちろん!恋バナっしょ!」
女子かよ。
「話すようなこと特にねーぞ」
「…まさかまだキスとかその先してないの?」
「当たり前だろうが…未成年だぞ。俺が捕まる」
「そんなに可愛くて悩殺なのに手出してないの!?凄すぎ…やっぱ学校のセンセーは違うねえ」
「教師じゃなくても手を出さねえよ。それに今コイツは自分のことで忙しい、いろいろと訳アリでな。まあマイクからそれとなく聞いてるかもしれないが」
色に酒のおかわりを頼む。
「あ〜まあ薄っすら聞いたよ、要約するとちょっと家庭がアレで反抗期が歪んでるって感じ?」
まあ、外れてはいないと返す。
お前も飲め、とグラスを色に渡す。
「…それおみず?」
「酒。水はこっち」
ぽや〜としたくましろにグラスを取られそうになるため、水が入ったグラスを渡す。
「大事にしてるねえ、可愛いもんね。」
「素直だよ、何においても。…僻みも、妬みも、中傷も誹謗も全部素直に受け取って素直に歪んできてる。最近は、賞賛や鼓舞とかの言葉をようやく貰えるようになったからか、素直にいい子になろうとしてる。……が、たまにメンタルが暴れて爆発してるな」
「あ〜そういうタイプか。骨折れるねえ消ちゃん…」
肩をバシバシ叩かれる。
「まあ、可愛げがある分俺も苦労もできるよ」
「うわ、惚気やがった」
「こいつに口酸っぱく言われてるからな、俺より強くなってプロヒーローになって俺にプロポーズして養ってくれんだと」
「え〜めっちゃキュンキュンする…いいなあ〜!くましろくん、消ちゃんにプロポーズすんの?」
ほぼ寝てるくましろに色が話しかける。
「…消ちゃん…て?」
「相澤消太のこと」
「…ふふ、うん。大好きだから」
バタン!と倒れた色を覗き込む。
「おい、色大丈夫か?人間の発したとは思えねえ声が聞こえたが」
「ちょっとヤバかった、尊すぎて死にかけた」
なんだってこいつら語彙まで似てくるんだよ…。平気そうなら何より、と酒を煽る。
「つーかあんなに可愛い顔を見せつけられて、キスの一つもしないなんて逆に犯罪じゃない?」
「俺を犯罪者にしてえのか?それに、今俺しか知らねえからこんな盲目的に見てんだろ。いろんな意味で未来を奪いたくねえんだよ」
「ちょっと消ちゃん、それは聞き捨てならないね。だめだよそんなこと言ったら、拾われて面倒見られてるうちに成り行きで好きになったって決めつけてるように聞こえたけど?」
本気でムカついてるときの表情の色に詰め寄られる。
「確かに今は消ちゃんが絶対的なのかもしれないよ、でもこの子は本気でこんだけ好きなんでしょ?
それを周りを知らないだけだろってまるまる投げ捨てるようなこと言ったらだめだよ、好きな人からそんな事言われたら泣いちゃうよ」
たしかに…。
「そう……だな、軽率だった。本人には言わねえようにするよ、待つのに徹底する」
「……はあ、どっかよその野郎でも嬢ちゃんでも好きになったとしても戻って来るだろうってその絶対的自信なんなの…?惚気けないでくれる…?」
恋バナ恋バナ!とはしゃいでいたのお前だろうが。色がデザート用意するね、とティラミスを並べる。
「くましろ、甘いの出てきたぞ」
「甘いの…?」
眠そうなくましろを起こす。デザートこいつが好きなティラミスだ。食えるかは分からんが…
「すげえ眠そう、食べれるかな〜?」
「たべる…」
座り直しティラミスが入った容器とスプーンを俺の前に寄越すくましろ。食べさせろってか、人遣いの荒い…。
「オラ、口開けろ」
「…!おいし」
一口食べてフニャ、とした顔になるくましろ。相当美味かったみたいだ。
「かわ…!え、アンタが手ぇ出さないなら俺が手出していい?」
ダメに決まってんだろ。
「ぶっ飛ばされてぇのか色」
そう言いながらティラミスを食べ続けるくましろに母鳥のようにスプーンですくってやる。
「ちぇ…ねえねえ、くましろちゃん。消ちゃん…相澤センセーとチューしたいとか思わないの?」
「…ん?なんてぇ…?」
「相澤センセーとチューしたい?」
「……チュー…」
みるみる顔真っ赤にするくましろに今度こそ膝から崩れ落ちた色にこれ以上からかうとコイツキレるぞ、と釘を差しておく。
「こんなピュアな子って現代にまだいるんだ…高校生で…」
「手を繋ぐイメージでもこうなってたからな。本物だよ」
ゲラゲラ笑う色をよそに俺も自分の分のティラミスを食う。
「いーなー、俺も年下の恋人探そうかな。俺だけ好きでいてくれる子」
「そんなんだから見つからねえんだよ…」
そうやって色をからかってると、くましろに裾を引かれる。
「なんだ?」
「あいざわさん、チューして?」
「え」
色が情けない声を出す。
「だめ…?」
ずい、と詰め寄ってくるくましろに手を掴まれてスプーン落とす。顔を真っ赤にしたくましろが見上げながら言ってくる。何が質悪いって本人は全く翌日覚えてないことだ。
「消ちゃん、俺しかいないししちゃえば!?」
しねえよバカ、と色に返しまだ真っ赤のまま俺の返事を待っているくましろの顔を両手で包むと首まで真っ赤になる。大胆なんだか照れ屋なんだか……いや、照れ屋か。
「……あいざわさん?」
「くましろ、そういうのはお前が成人して酔っ払ってねえときに言え」
「なんでダメなの?」
「今はまだ子どもだから」
なんで、と頬を膨らますくましろの頬をつついて萎ませる。
「じゃあ俺とチューする?くましろくん」
お前な…と俺が返事をする前にくましろの手によって口を隠される。
「やだ!」
右手は俺、左手は自分の口を隠すように手を沿わすくましろに苦笑する。なんで俺まで隠されてんだ。
「振られちゃった…」
「誰彼構わず手を出そうとするからだよ…この手なんだ?」
「相澤さんが、狙われないように…」
誰に狙われんだよ。
「マイクにいまの送っていい?可愛すぎ…」
好きにしろ、と色に返す。くましろはもう眠気が限界のようで、俺にもたれかかってきた。
「寝んのか?」
「寝ない…」
今にも寝そうなくましろの頭を撫でる。
「寝てもいいぞ、帰りタクシーだし」
んん〜と唸るくましろ、寝るかどうか迷って抗ってるようだが結構強い度数の酒を使用したソースだ、誤って俺の酒をコップの数cm飲んだだけで酔っ払ったくましろは相当キテるだろう。
「色、お前までおかしくなるな。だから言ったろ、素直で可愛いヤツだよって
…個性のせいで人と希薄で、家庭も希薄だから今後も可愛がってやってくれ。人見知りだが心開いたら人懐こさはすごいからな」
「はぁ〜、誰にもこうなの?」
「キス強請るのはねえと思うが……前もらった写真だと…ほら」
轟と片割れハート、というのを作って撮っているやつ、爆豪と頬を抓り合っている写真を見せる。
「これ、なんか見たことあると思った…くましろちゃんだったんだ!前にめちゃくちゃバズってたやつじゃん…」
「ファンクラブもあるしな、毎日ファンレター貰ってるよ」
体育祭後ほんとに増えた、と話す。
「弟属性なんだねぇ、そりゃ可愛がられるわけだ。マイクも可愛い可愛いってゲラってたし」
あいつはいつも笑ってるだろと返す。色がタクシー呼んだの着いたよ、と声をかけてくるのでくましろにも声を掛ける。…完全に寝ているため抱きかかえるようにして運ぶ。
「今日は俺の奢りで!次はマイクと来てね〜」
「悪いな、美味かった。ごちそうさま」
(…くましろ、昨日の記憶覚えてるか?)
(お肉のソースのお酒感が強かったのと…ティラミスが美味しかったことくらいしか…あとはぼんやり)
(ふうん…)
(……え、何?なんですその顔…)
(いや、恥ずかしいこと強請られたからな)
(え!?何…!??!オレ何言ったんですか??)
(さあな?今度色に聞けばいい)
(え、コワ…!!!)
(しばらくマイクからからかわれるだろうな)
(え〜何言ったんだろ全然覚えてない…!)
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