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12 ポルターガイスト
今日は相澤さんがちょっと遅めに帰ってくる日。遅めといっても9時前には帰ってくるんだけどね。
先にお風呂入っとこうかな。
今日のご飯は大好きなちらし寿司!…というかすし太郎。こういうものに入ってるしいたけなら相澤さんもしれっと食べられるようで、すし太郎に合わせておかずを何品か作り終える。
お風呂入って、撮りためたドラマとか見て時間潰そう。
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「……あれ?」
お風呂から出てきたわけだけど、違和感を覚えて部屋の中をよく見る。
相澤さんミニマリストもびっくりな物欲の低さで、部屋に家具がないからおかしいところがすぐに分かる。洗濯物の位置……入る前と変わってない?
え?ドロボー?相澤さんのパンツ泥棒?許さないんだけどそれ。一応洗濯物お互いの枚数を数えたら減ってはいなかった。
虫!?と思って耳をすませても特に物音は聞こえない。猫?ベランダにくる猫が侵入してきた?
ぐるぐる考えていると、あとでオレンジジュース飲もうと思って出したマグカップがテーブルから落ちる。
ガチャンッ!!
*相澤消太
マイクのせいで余計な仕事も増えて予定より遅れた帰宅。突然「早く帰ってきて」とLINEが連投されているのに気づく。また虫か?と思い急ぎ目に帰る。
「悪い、遅くなっ「相澤さん!!!」危ねえな…何が出た?」
ドアを開けた瞬間にもう涙でべちょべちょのくましろにひっつかれる。
「何泣いてんだよ、スプレー買ったろ」
「虫じゃないです…何も居ないのにコップ割れて、たぶんお化け…」
コップ?と思いキッチンに行ってみると、確かに割れてる。
置いた場所が不安定とかじゃなかったのか、と聞くがちゃんと端ではなく安定した場所に置いていたらしい。
他にも風呂に入る前に畳んだ洗濯物の位置がズレているのだとわんわん泣いて説明された。
「わかったから…泣きやめ、大丈夫だから」
「この部屋絶対過去に誰か死んでる、怖い無理」
「勝手に曰く付き物件にするな」
ズビ、と鼻水をすするくましろ。
「どうしよう相澤さん、起きて目の前にいたら…むり…」
半ばパニックのくましろの背中をさする。
「幽霊くらい倒してやるからまずは泣きやめ、破片とか触ってねえのか?」
ノミの心臓でとにかくビビりのくましろからしたら、風呂から上がって洗濯物が移動してさらに追い討ちをかけるように割れるはずない場所で物が割れるなんて拷問に等しいだろう。
すごい力で引っ付いてくるくましろを撫で回してやる。
(相澤さん、怖いからもっとくっついてください)
(これ以上どうくっつくんだよ、0距離だろうが)
(もっとぎゅってしてください)
(してる)
(100の力で満足しないで下さい!120の力を出して下さい!)
(くましろが潰れるぞ)
(いいです本望です!)
(ラッキースケベ狙ってんだろお前)
(いやもうラッキースケベされてますから)
(あ?)
(パンイチとか全裸見てるのはそっちですよ)
(いい度胸だ、1人で寝るか?)
(嘘ですごめんなさいやめてお願い背中向けないでイヤァァァァァ!!!!)
(重ェ、転がってくるんじゃねえ…そんで夜中に騒ぐな)
(ほんとに怖かったんですから!!)
(分かってる)
(ほんとに曰くつきじゃないんですか?この部屋…虫も出るし…)
(虫はどこだって出るだろ、不動産は特に言ってなかったしクローゼットとかも見た。
何もいねえよ、気にしないで寝ろ)
(うう…もっとちゃんとくっついてください…)
(はいはい)