クルーウェルに躾けられる・男主
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レッスン1
*デイヴィス・クルーウェル
俺の部屋の一室をナマエに貸し出すようになり、新入生の騒々しい仔犬共を相手にしながら、魔法省とナイトレイブンカレッジを行き来してるナマエが定期的に泊まりに来るようになった。
相変わらずリリア・ヴァンルージュに何を唆されたのかは分からないが、パピーは顔を合わせるとぎこちない動きをするようになった。避けられてはいないが、前ほど甘えてこなくなった。
「パピー、起きてるか?」
「はい!どうしました?」
ノックをすれば部屋からすぐにナマエが顔を出す。ナマエとジャスパーの授業は本人たちが思うより応募者が多く、完全ランダムの選定方法に迷うくらいの倍率だったようだ。ジャスパーも驚いて嬉しいが大変だ、と頭を抱えていたのを思い出す。二人とも10人も集まらないだろうと予測していたのが蓋を開ければ300人ほどの申し込みがあったのだ。
当初は適当に生徒の名前をくじにし、二人で10枚引こうと考えていたらしいが300枚仕込むのもな…とナマエが頭を抱える番になっていたな…
「その顔……行き詰まってるなら休憩しないか?」
お前の好きなミルクティーを入れたんだ、と言えば嬉しそうに笑うナマエにキュンと胸が締め付けられる。
「ありがとうございます、ぜひ!」
リビングに連れ出しソファに並んで座る。仔犬共の補習レポートを採点しているが、まあ……出来が悪い。俺も頭を抱えていたところだ。
「何をそんなに顰めっ面になるまで悩んでる」
「……選定方法です…」
「300人弱だものな……あぁ面白い、誰も予想してないくらい人気の授業になったな」
そう言うと意地悪を言うな、と腕を軽く叩かれる。
「適当に選べたらいいんですけど、名前記入の紙に長々と志望動機みたいの書いてる子も居て……悩ましい…」
「パピー、敢えて言うが寮長の話をロクに聞かず通期で5回しか講義がないからって理由で志望している駄犬も……そうだな、20人はいると見積もっておけよ」
「紙だけじゃその区別がつかなくて……悩む…」
本当にこのパピーは勤勉だ。イグニハイドと言われれば納得するが、歴代のイグニハイド生の中でも1番勤勉なのでは?こいつの生徒になれる仔犬共は幸せだな。
「…あち、」
「せっかちだな、もっと味わえ」
そそっかしくミルクティーを飲もうとして火傷をしたナマエの頭を撫でると、うんうん唸って顰めっ面で悩んでいた表情がふにゃりとした笑みに和らぐ。………とんでもなく可愛い。
「おや、久々に甘えん坊だな」
「………ダメでした?」
「一言も言ってないだろう……ステイ、紅茶が溢れる、ソーサーとカップを机に置いて…きちんとおすわりをしろ」
机の上に置いたのを確認し、そう告げるとパピーがムスッとした表情になる。
「してますもん」
「全くできてない…猫背を直せ。そうだ…いい子だな」
言うとおり素直に姿勢を良くしておすわりし直したパピーを両手で撫で回す。大変に愛くるしい表情を浮かべて撫で回されるナマエは嬉しそうだ。
「ふふ」
「本当にお前は撫でられると嬉しそうに笑うな…」
「…デイヴィスさんだけ、です」
ぴたりと手が止まる。……いま、何と?ナマエに目を向ければびっくするくらい首から上が真っ赤になってる。目が合うと思いっきり逸らされたが、頬に手を添えこちらに向かせる。
「……どういう意味かお聞かせ願いたい」
「…その顔、分かってるでしょう」
「では…言い方を訂正しよう、お前の口からきちんと聞かせてくれ」
「…う…あの…見ないで……」
赤い状態がもっと赤くなってる。顔を隠した指先まで赤い……こんなに気持ちが出やすくて分かりやすいのに、今まで誰とも交際したことないなんて嘘みたいだ。
「デ…イヴィスさんだと…撫でられるの嬉しいんです…名前呼ばれてもそう、だし……近くにいると落ち着くし…」
「うん」
「そういうのデイヴィスさんだけ、だし……こういうの初めてだからまだよく分かんないけど……好きです、デイヴィスさん」
真っ赤な顔をもっと真っ赤にしながら、さらには耳や首まで真っ赤になりながら辿々しくも告げてくるナマエ。言質はとれたし、初めてだからまだよく分からないけど好きだと言われれば十分だろう。
「俺もだ、ナマエ…好きだ」
そう言い顔を近づけるとナマエが目をぎゅうっと瞑る。……可愛い。額を合わせ、鼻先が掠め合う距離にまで近づきナマエを見やる。なかなかキスをされないことに不思議そうに目をあけたナマエに笑いかける。
「何笑って…んっ?!」
触れるようなキスをすれば肩を跳ね上げて反応するナマエに何度も何度も繰り返す。腰も頭も引こうとするので頭を抑えつけるように掴んで引き寄せる。
「んっ…くるし…」
「鼻で呼吸しろ……口開けて、そういい子だ」
俺の言うとおりにするナマエの頭を撫でながら口内へ舌を入れる。逃げ惑うナマエの舌を絡ませ、引き上げるようにすれば段々と甘い声があがる。……ぎこちなさ過ぎてなんて可愛らしい…。角度を変えて繰り返し、ようやく口を離したときにはナマエはくたりと力が抜けきってるようだった。
あぁやばい、食っちまいたい。それも手荒に。…だがこのパピーのことを考えるとそれは絶対にまずい。徐々に慣らしてからだな……顔にかかっている髪をあげるとナマエが体を震わせて反応している…どこだ……耳か。
「デイヴィスさ、ん…っやだ…」
「嫌そうには全く見えないが……嘘はよくないぞ」
耳の形に沿うように手を滑らせれば、それだけで背中を浮かせて感じているナマエに全く『嫌だ』という説得力はない。口を寄せ息を吹きかけると体が大きく跳ね上がる……すごい感度だ、敏感なのか?
「まって……あっ!?」
舌で舐めあげ、吸い付くといよいよ声が抑えられないナマエが俺の肩に腕を回してしがみついてくる。体勢が固定されてもっとしてほしい、というおねだりにしか捉えられないが……無意識とは言えとんでもない奴だ。
「あっ…んっ!!…ひ、ぅ…っデイヴィスさ…っ…んんっ!!」
「嫌か?」
「嫌じゃない、やじゃない…っ…!」
涙を流して首を振る姿はものすごい煽情的だ……もちろん無自覚だろうが。無自覚で煽るなんて質が悪い…。
「こんなに泣いてよがるほどいいとはな……おや、首も敏感なのか?」
「うっ…〜〜っ!ぞわぞわする…っ、デイヴィスさん…、チューして…おねがい」
「お前……俺をこれ以上煽るな」
おねだり通りキスをすればどんどん顔が蕩けてゆくパピーに手酷く抱いてやりたい衝動が湧き上がるが、なんとか抑える。キスも何もかもがしたことがないと以前話していたナマエには徐々に、段階を踏んで行かないと怖がらせてしまうだろう。
だから今日はキスまで。首から下は触らずに。俺は勃起して大変だったが、刺激やら快感を受け入れるのに必死なナマエはギブアップの様子。
「パピー、確認だ……怖かったか?」
「いえ……とにかく恥ずかしかった、です……」
「可愛らしいおねだりしといてか?大胆だな」
そう揶揄うとまた首まで真っ赤になるナマエが愛おしい。額や鼻先に唇を落とすと目を瞑って固まっている……どうにかなりそうなくらい恥ずかしいが、基本俺からの行為は受け入れる姿勢なのか…?全面的に信頼されているのが手に取るように分かり、優越感のようなものがむくむくと湧き上がる。
「確認しておきたいんだが……お前…Sub、だよな?」
「Sub…?」
……知らないのか?首を傾げるパピーに男性・女性とは異なる第ニの性でDom/Subの説明、Pray内容のことを大まかにする。この様子だと経験がないのだろう…不安定になりSubDropに陥らずにいたのは奇跡だな。
「手始めにやってみよう…ナマエ、
「…っ!」
目を見てCommandを言葉にすれば目に涙を浮かべ指示通りこちらを見つめてくるナマエ。
「ふ、いい子だ……
鼻にキスを落としながらCareをすると気持ちよさそうに震えてる。
「…ぅ…?あ…?」
「偉いな、ナマエ」
頭を撫でると耳を愛撫している時と同じくらい体が震えている。生粋のSubだな…可愛い。
「…デイヴィスさん、もっと褒めて…」
「……パピー、ここに
俺の膝上を指差してそう言えば立ち上がり腰を落としてくるナマエは随分としおらしい。
「いい子だ、偉いな…」
嬉しそうに目を細めるナマエに下腹部がまた疼いてくるがなんとか抑える。
「きもち……デイヴィスさん、もっと…」
「…今日はだめだ」
「なんで…?いい子にするから…」
「クソ、お前…っ煽るなバカ……ナマエ、お前は第二性のことも知ったばかりだ。本来このPrayは信頼関係がないと成り立たないものだ」
「……僕、デイヴィスさんのこと信じてますもん…」
「もちろん俺もだ。……まずはじめにセーフワードを決めるぞ」
セーフワードのこともやはり知らないナマエに説明し、Redに決めた。まだまだ物足りなそうなナマエに簡単なCommandを使用していく。褒められるのが好き、と口にしていた時点でこの話をすればよかったな…と後悔している。簡単に言えば欲求不満な状態なのだろう。
「
素直に言うことを聞くナマエが抱きついてくる。なんて可愛い……。首に唇を落としていく。
「パピー、
「…え、っあ゛?!…っん、ん〜〜っ!!!」
再び耳へ愛撫を開始すれば腰が跳ねるも、俺に指示されたとおりなるべく逃げないようにしているナマエにどうしようもない満足感で満たされ頭がピリピリしてくる始末だ……歯止めが利かなくなるな…。
「
「ん……デイヴィスさん…」
Subの欲求が満たされ落ち着いてきたのか、ナマエの顔が和らいでいる。頭を撫でると寄りかかってくる。
「こうして定期的にPrayをしないとお前の健康状態に関わる……だから褒められたかったら俺に言え…できるな?」
「分かりました」
「あと、先日のように長期出張などの互いの都合がつかない場合は抑制剤を飲むこと…副作用が出る可能性が多いから、市販薬ではなく病院で処方してもらおう」
そう伝えていると、ナマエがどんどん不貞腐れた表情になる。
「………デイヴィスさん、なんか…詳しいのやだ…」
「…DomとSubの性について理解を深めるのは互いのためになるだろう」
「…前の、人とも…?」
「ナマエ。意味のない嫉妬はやめろ……変えられない過去にやきもきしたってお前も俺もどうすることもできないだろう」
「……っ、」
ぽろぽろと泣きだしてしまった。ナマエが泣くのを見るのはこれで二度目だ。体温がサッと底冷えするような感覚に陥り、焦燥感でいっぱいになる。
「ごめなさ…っ、」
「待て、行くな…ここにいてくれ。……言い方が悪かった、その…あー…過去は過去だ、確かに恋人はいたが…それが今ナマエと俺の関係に影響を与えるものではない……それは理解できるか?」
膝上から立ち上がろうとして部屋に戻ろうとするナマエの腕を掴み、座り直させゆっくり話すと頷きが返ってくる。
(いい子だ)
(ごめんなさい、デイヴィスさん…)
(いい、気にするな…俺も言い方が悪かった)
(そんなことは……)
(まあ、飄々としているお前が俺に独占欲を見せてくれるのは嬉しいものだな)
(う、独占じゃない…です…)
(そんな寂しいことを言うなよ)
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